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生徒たちが「ベルマークサポーター」に

鎌倉女学院中学校・高等学校
社会貢献のひとつに取り組み

 神奈川県鎌倉市由比ガ浜にある中高一貫校「鎌倉女学院中学校・高等学校」(中学・高校とも497人)が、社会福祉委員を中心にベルマーク収集活動に取り組んでいます。昨年夏に、ベルマーク協賛会社のあいおいニッセイ同和損保から、ベルマークを集めて震災被災校を支援する「ベルマークサポーター」になりませんか、と提案を受けたのがきっかけです。
 社会福祉委員会委員長の井野場静代先生が「これまでも学校で募金活動は行ってきましたが、それだけでは長続きしない。支援は継続しなければ意味がない」との思いから、同僚で話し合い、ベルマークの収集を提案。職員会議で同意を得て、12月から活動を開始しました。
 各学年4クラスの計24クラスと職員室に「ベルマーク一覧表」を貼り、体育館をモチーフにした同損保オリジナルの収集箱を置いて、各クラス2人ずつの「社会福祉委員」が中心となり、みんなに収集を呼びかけました。今年2月末までの3カ月間に集めた点数は、1万6383.9点になります。このマークは同損保とベルマーク財団を通して被災校に贈られます。
 学校では震災直後、ベルマーク運動への参加登録を検討しましたが、PTAがなく協賛会社ごとの仕分けまでは難しいため、いったんは断念しました。しかし、提案された「ベルマークサポーター」なら、仕分けは会社側がしてくれるため、マーク収集と全体の点数計算に絞って活動することができました。
 学校創立は1904(明治37)年。古都・鎌倉を象徴する鶴岡八幡宮の一の鳥居横にあり、今年109周年を迎えます。教育方針に「生徒各人の能力を、自らの努力によって伸ばし、社会に貢献できるよう育成」することを掲げています。
 ペットボトルのキャップを集めて世界の子どもたちにワクチンを贈る活動や、若宮大路に面した正門前の歩道橋階段下にある花壇の植え替え、通学路の若宮大路の清掃、ユニセフ募金など、社会福祉委員を中心にさまざまな取り組みを行ってきました。この日集まった高校生の委員8人全員が、小学校でベルマークを集めた経験があるそうです。
 あいおいニッセイ同和損保が昨年度集めたベルマークは256万点にもなります。鎌倉女学院の分も加わりました。委員長の春田佳奈さん(高2)は、「またベルマークを集めることができ、それが被災校の役に立つのでうれしい」と語ってくれました。さらに、副委員長の三浦明莉さん(高1)やほかのメンバーから、「一番点数が高いのは何ですか」「マークの切り方、余白はどうするんですか」といった質問が出されました。ベルマーク集めに携わったことで、関心が高まったことがうかがえました。
 指導にあたった井野場先生は、「事務局の方も協力的にやってもらうことができ、さらに学校内のつながりも出てきました。昨年度は点数のみの掲示でしたが、次回集計を予定している7月にはグラフ化するなど、もっと工夫し盛り上げていきたい」と話してくれました。

聖園女学院中学校・高等学校
ボランティア活動のひとつに自主的取り組み

 富士山や江ノ島を望む神奈川県藤沢市の緑豊かなキャンパスに立つ中高一貫校・聖園(みその)女学院中学校・高等学校(中学348人・高校365人)が、ベルマーク活動に取り組んでいます。昨年7月に、あいおいニッセイ同和損保から、「ベルマークサポーター」になりません学級委員会委員長の高橋真美さん、委員の相田千里さん、シスターの橋本美穂先生(左から)か、と提案を受けました。
 実は一昨年10月、当時の学級委員長がベルマークを集め被災地を支援しようと呼びかけました。全校アンケートで8割近い賛成が得られ、昨年1月から2月までの1カ月、全校で収集を試行しました。仕分け作業は、高3を除く各クラス2人の学級委員が、放課後の1時間半ほど、計3日行いました。しかし、「仕分け作業が大変。どうしよう…」。
 昨春、新年度の学級委員会は悩んでいました。指導にあたったシスターの橋本美穂先生は、財団の「ベルマーク説明会」に出席、少しでも情報を得ようとしましたが、PTAがない自校で仕分けまでは難しいと判断したそうです。
 そんな時、提案されたのが「ベルマークサポーター」でした。仕分けは会社側がしてくれるため、マーク収集と全体の点数計算に絞って活動することができます。まさに絶妙のタイミングでした。
 9月に活動を再開、各クラスと職員室に「ベルマーク一覧表」を貼り、同損保オリジナルの収集箱を置いて、学級委員を中心に、みんなに収集を呼びかけました。今年2月末までの6カ月間に試行実施分と合わせて1万6000点あまり集めました。このマークは被災校に贈られます。
 1946(昭和21)年、聖心(みこころ)の布教姉妹会によって旧制高等女子学校として創立、校訓に「信念・精励・温順」を掲げ、カトリック精神に基づく人間教育を行う同校では、ボランティア活動もとても活発です。各種の募金活動(赤い羽根共同募金・緑の羽根募金・震災募金)や地域清掃、希望する生徒が、学校隣接の施設「聖園子供の家」の子どもたちとともに過ごし、体験を分かちあうことを目的として、奉仕の喜びを経験する「聖園子どもの家ボランティア活動」、ダルニー奨学金などを行っています。
 小学校でベルマーク集めをやっていたという委員長の高橋真美さん(高2)と同じクラスで委員の相田千里さん(同)は、「ベルマークをたくさん集めて、被災地学校の支援に協力したい」と話してくれました。今年度は7月と11月に集計を行う予定です。
 シスターの橋本先生は、「生徒たちが自らやりたいと言ってきた取り組みです。実態はクラスごとに差がありますが、今後も長続きするようにしたいです」と話してくれました。

≪写真≫学級委員会委員長の高橋真美さん、委員の相田千里さん、シスターの橋本美穂先生(左から)

(2013/07/03)

大学不動産連盟がベルマークを寄贈

取り組みに対し感謝状を贈る

 不動産・建設業界関係者が、出身大学ごとにつくる親睦組織の連合体「大学不動産連盟」(菱谷潤一理事長、会員15校、構成員4208人)の総会が6月12日、横浜市の慶応大学日吉キャンパスで開かれ、450人が参加しました。この中で、昨年度始めたベルマーク収持丸浩一横浜商大不動産会副会長(右)と、感謝状を手渡すベルマーク財団の小菅幸一広報部長集について報告があり、1年間に集めたベルマークが協賛会社のあいおいニッセイ同和損保へ手渡されました。ベルマーク財団は、連盟の取り組みに対し感謝状を贈りました。
 連盟がベルマーク収集に取り組んだのは、昨年2月、ベルマークを集めて震災被災校を支援する「ベルマークサポーター」になりませんかと、提案を受けたのがきっかけです。
 横浜市にある「持丸商事株式会社」の持丸浩一社長を、損保代理店のあいおいNDIサポートBOXの石井好隆さんが訪問して、サポーターの提案をしました。持丸さんは「震災後1年間は現金寄付に取り組んできたが、2年目はベルマークがいい」と同意。「横浜商大不動産会」副会長でもあり、すぐに連盟で取り組むことを提案。理事会で承認され、昨年6月の総会で「ベルマーク収集」が決まりました。
 会員大学や「上野会」「新都心」など13の「地域情報交換会」に同損保オリジナルの収集箱とベルマーク一覧表を配り、活動を始めました。仕分けは同損保がしてくれるため、点数は数えずに、マーク収集に絞った活動です。
 各大学不動産会は、ホームページで収集を呼びかけました。また、定期的に行われる「定例会」に石井さんや損保社員が出席して、ベこの日集められたベルマークルマーク勉強会を行いました。使用済みカートリッジについては、仕事柄収集しやすいことから、一定数たまると個別に送ることにしました。
 こうして集めたベルマークは、総会当日に持ち寄り、一つにまとめました。持丸さんは「皆さん、本当に協力ありがとうございました。今年も引き続きやりましょう」とあいさつ。同損保の若松由紀子広報部CSR推進室長にマークを手渡しました。このマークは仕分け・集計後にベルマーク財団を通して被災校に贈られます。
 こうした支援活動に対し、財団の小菅幸一広報部長は「貴連盟はベルマーク運動の趣旨に賛同され、東日本大震災の被災学校支援のため、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社が呼びかけた寄贈ベルマーク収集を通じて、被災した子どもたちの教育環境整備に貢献されました。その尽力に対し深く感謝の意を表します」と感謝状の文面を読み上げ、持丸さんに手渡しました。
 連盟は、1999年に慶応、早稲田、中央、明治と青山学院の5大学不動産会が「不動産五大学合同懇親会」としてスタート、2004年に今の名称となりました。現在は会員15校、オブザーバー1校から構成され、相互の親睦を図り、不動産事業に関する情報交換、研修活動等を通じて、社会や母校に貢献することが目的です。
 実はこの日、総会へ持参できず、後で送られることになったマークがたくさんあったそうですが、先日すべてあいおいニッセイ同和損保に渡されたそうです。

≪写真上から≫
・持丸浩一横浜商大不動産会副会長(右)と、感謝状を手渡すベルマーク財団の小菅幸一広報部長
・この日集められたベルマーク

(2013/07/03)

おこづかいのこと、考えました

ジブラルタ生命が「出前教室」
大阪・阪南市の朝日小学校

 大阪府阪南市立朝日小学校で、「おこづかい教育出前教室」があり、保護者や先生たち45人が、子どもたちの「おこづかい」をどうしたらいいのか、グループ討論もまじえて考えを深め合いました。
 協賛会社のジブラルタ生命(ベルマーク番号15)の金融知力普及協会認定インストラクター・堀美鳥さんが講師です。1時間あまりのセミナーでは、参加者の多くがうなずきながらメモを取っていました。
 堀さんは「おこづかいが子どもの人生を変える」と題した冊子を使って、「おこづかいは人生の習慣」「さあ、始めましょう」「こんな時は?」「親の行動は見られています」と、大きく4つのテーマを示しました。親のしっかりした考え方が大切なことや、子どもたちに計画性を持たせる工夫、ほめ方しかり方など、ふだんあまり考える機会がないことを、基本的な視点から説明しました。
 「おこづかいを子どもに管理させる目的」として、「失敗を経験させる」「後悔を経験させる」「トラブルを経験させる」という実体験の大切さを指摘しました。さらに「問題を起こした時は、子ども自身が十分に失敗を学んでいます。けっして間違いを叱らないで。不正直な時や不公正な時だけ叱って下さい」と話すと、保護者からどよめきも。
 グループ討論では「文房具など学校で使うものはどうする?」「お手伝いにお駄賃をあげるべきか」「良い成績のご褒美におこづかいをあげるべきか」など、6つのグループに分かれ、ひとつのテーマについて話し合いました。親として実際に自分たちが子どもにしていること、こうするのが良いのかなと思うことなど、色々な意見が飛び交いました。
 参加した保護者からは「おこづかいのこと、なんとなく話す機会がなかったのです。この教室を通じて、みなさんも悩んでいることがあると分かりました。子どものおこづかいのことで親同士が情報交換を始められる、そんなきっかけをいただいたようです」と喜んでいました。
 「おこづかい教育出前教室」は、朝日小PTAのベルマーク担当・牛田賢子さんが「ベルマーク新聞」に載っているのを見て、ジブラルタ生命に相談。PTAの会員研修の時間に合わせて、開いてもらったということでした。PTA広報委員の朝山理恵さんは「PTAだよりに紹介しようと思って、話を聞きに来ました。おこづかいって家庭によってばらばらですが、こうやって話を聞かせてもらうと、大切なことだと改めて思いました」と話していました。
 牛田さんは6月にあったベルマーク運動説明会で、堺会場の体験発表に登壇してくれました。そこでも「ジブラルタ生命のおこずかい教室は、分かりやすくて大変お勧めです」と話してくれました。

≪写真上から≫
・グループに分かれて討論。それぞれの家庭でのおこづかいの方法や考え方の違いも話し合われました
・スライドショーも活用して進む「出前教室」

(2013/07/03)

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