企業トピックス
セイコーエプソン、全社でカートリッジ回収へ
自社事業所で回収のマーク点数証明書を寄贈
ベルマーク協賛会社のセイコーエプソン(碓井稔社長、本社・長野県諏訪市、社員約1万人)が4月から自社の使用済みインクカートリッジとトナーカートリッジの全社回収を始めます。社会貢献の一環としてカートリッジを集めて、ベルマーク点数に換算した後、寄贈マー
クとして教育設備品など学校支援のために財団や学校に贈りたいとしています。全社回収のマーク点数を年間でざっと70~80万点と見積もっています。
これに先立って、同社は昨年10月から回収を始めていた同県塩尻市の同社・広丘事業所(社員約4,000人)の収集分4万445点を財団に寄付。3月21日、本社団体応接室で財団への贈呈式がありました。
回収運動は4月から東京本店や北海道、山形の事業所など全社に拡大します。回収点数は全国各地の学校支援などに寄付する考えですが、この1年間に限っては東日本大震災の被災校支援に回したいとしています。回収したカートリッジの仕分け作業は、障害者を中心に運営される同社の特例子会社「エプソンミズベ」(宇留賀広社長、諏訪市湖岸通り1丁目)が行います。
贈呈式にはセイコーエプソン側から同社取締役の濱典幸・人事本部長、岩崎眞明・総務部部長、消耗品環境推進責任者の小池尚志さんらが、財団からは野中正治・事務局長と青柳正悟・広報部長が出席しました。会場には地元のテレビ、新聞社の記者ら報道陣が取材にきました。
濱人事本部長は「我が社は業界に先駆けて学校を支援してきました。今は業界そろって支援ができています。今後、エプソン全体で回
収箱を設置し、力を合わせてやっていきたい。こうした輪を地域、業界に広げていきたいと思います。特例子会社のエプソンミズベが担当することで環境保護、学校支援、障害者の働く場所確保が一緒に行えます」とあいさつしました。野中事務局長は「エプソンさんは財団にとって救いの神のような存在です。2003年に富士フィルムさんが脱退した直後の加盟で、回収カートリッジにマークを付けてくれました。そしてキヤノンさん、ブラザーさんの加盟につながりました。一時は低迷していたベルマークの証票点数はここ5年間、活発化してきていて、今年度は7年ぶりに5億点を突破しました。一番の理由は東日本大震災の被災校復興のために、一般の方々も集めてくれるようになったこと。いただいた寄贈マークは復興のために使わせていただきます」と返礼しました。
質疑応答では、記者たちから運動加盟団体は小学校、中学校だけなのか、寄贈マークの分配はどのようにして決めるのか、カートリッジのマーク点数はだれが決めたのか、といった質問が出され、同社と財団が丁寧に説明しました。
この後、カートリッジの再利用で作られた同社専用の回収箱に、社員たちが、使用済みカートリッジを入れ込む式も行われました。インクカートリッジは1個5点、トナーカートリッジは50点です。
セイコーエプソンは社会貢献活動の一環として、2004年に業界に先駆けて使用済みカートリッジにベルマーク点数を付与し、ベルマーク運動を通じて学校支援を行ってきました。そして、東日本大震災を機に、さらに社会貢献活動を拡大しようと全社回収の動きに結びつきました。
カートリッジの仕分け作業を担当するセイコーエプソングループのエプソンミズベは1983年に車イスの障害者15人を中心に設立された会社で、現在は社員134人のうち、心身に障害を持つ社員が91人を占めています。
≪写真上から≫
・セイコーエプソンの濱取締役(左)から寄贈マーク証明書が財団の野中事務局長に手渡されました
・取材する報道陣
| ◇ ◇ |
エプソンミズベを見学 障害者中心のエプソン特例子会社
長野県・諏訪湖畔にあるエプソンミズベの本社・湖畔工場を訪ねました。宇留賀弘社長や牛山祐一諏訪事業部部長らが出迎えてくれ
ました。
湖畔工場にはベルマーク用に回収された使用済みインクカートリッジ・トナーカートリッジが段ボール箱にして毎月、1500個から2000個の規模で全国から集まってきて、ここで機種ごとに選別する作業が行われます。これらはベルマーク点数として換算されてそれぞれの学校、団体のベルマーク預金になります。また、親会社のセイコーエプソン社が一部の工場で昨年から自社回収を始めている使用済みカートリッジの仕分けもしていて、4月からはエプソン全社分の作業を担当しました。
同社はセイコーエプソン社の特例子会社です。障害者の雇用に特別な配慮をし、国が認定した会社のことです。同社の社員は湖畔工場のほか、諏訪湖周辺の自治体に点在するセイコーエプソン社の工場など合わせて8個所に134人が働いています。そのうち、91人が肢体、聴覚、腎臓、知的などの障害を持っています。エプソンミズベの由来は文字通り、湖の水辺にあるという意味からきています。
湖畔工場は約5千平方メートルの敷地に、鉄筋コンクリート平屋建ての近代的な建物2棟(約2千平方メートル)が通路を挟んで並ん
でいました。社員27人のうち、22人の障害者が働いています。
玄関から内部の廊下まで段差のないバリアフリーが続いています。建物全体がバリアフリーです。廊下には両側に手すりがあり、天井にカーブミラーが設置されています。ミラーは部屋から廊下に出る時に、社員がぶつからないように配慮しています。車イスの障害者に配慮して、廊下にある洗面台は低くしているうえ、鏡には角度をつけていて多少見上げても使いやすいよう設計されていました。
その突き当たりに食堂がありました。入って右端には和風式の庭園が窓越しに広がっています。メニューは4つで、一週間ごとに変わります。2週間前に廊下にメニューが張り出され、社員が予約する方式です。現金は不要で各自、IDカードで精算します。湖畔工場の仕事の一つはカートリッジの仕分けです。まず、自社の純正品か、それ以外のいわゆる偽物かを選別します。別のメーカーがセイコーエプソン社製に対応できるように作ったり、同社の使用済みカートリッジに別のインクを詰め込んで再加工したりしたものも偽物です。これらを一緒に再利用することはできません。品質の統一性が保たれないからです。
毎日のように集まってくる回収箱が山積みされています。同工場の小松仁美課長によると、きれいに並べていれると、400個くらいは
入るそうです。選別されたカートリッジを見ると、偽物の中に、純正品を再加工したものが。底の部分に穴が空いていて、使用したインクが漏れ出ていました。「これもダメなんです」と小松さん。同社の純正品だけから、さらに形など機種ごとの選別をしてエプソンミズベの作業は終了です。
このほか、カーリッジについて言えば、ベルマーク運動とは関係なく、セイコーエプソン社製のほか、キヤノン、ブラザー全部で6社の使用済みインクカートリッジとトナーカットリッジの仕分け作業も請け負っています。仕分けが済めば、会社に返送します。これらの事業を「里帰りプロジェクト」と呼んでいます。選別されて各社に戻っていくからです。これらはすべて環境保護と資源の再利用が目的です。
エプソンミズベの仕事はほかにもたくさんあります。名刺・カードの作成、大判プリンタの出力、時計の袋詰め・箱詰め、ICチップトレイの洗浄、防塵衣のクリーニング、構内清掃、レンズ加工部品の再生など、相当に高度な作業も含めて様々です。中でも大きいのは松本
工場での防塵衣の洗浄。毎月、数千着の注文が入ります。エプソングループは精密機器を扱う仕事が多いので、とても手間がかかるそうです。
さらに湖畔工場のメガネレンズ加工用部品再生の現場を見ました。レンズを研磨するため、球形の樹脂の表面に、柔らかいに布を六角形にハサミで切り取って貼り付けていきます。容器全体に隙間無く埋められていく感じです。この柔らかそうな布で、再利用のレンズが磨かれるということです。ICのセラミックパッケージは接続用の金線とチップを取りはずすのが仕事です。ICを検査するための基盤を作成するのには、ハンダ付け作業が欠かせません。1級のハンダ付け認定資格者が同社には2人いて、電子回路接続など各種の全国競技大会で優勝しているそうです。どれも根気と手間がかかる作業です。
エプソンミズベの社員は自力で出退社できることが基本です。勤務は午前8時半から午後5時15分。「自分の食い扶持(ぶち)は自分で稼ぐ(かせ)」。これが同社のモットーということでした。
≪写真上から≫
・工場の中はすべてバリアフリー
・洗面台は車イスでも使い良い設計に
・毎日のように送られてくる回収箱の使用済みカートリッジ
・レンズ再生用の研磨布
| ◇ ◇ |
回収作業として登録した学校、団体で使用済みカートリッジがたまった場合、まず同社に連絡して回収用の段ボール箱を送ってもらい、カートリッジを詰め込み、返送してもらうのですが、エプソンミズベではいくつかのお願いがあるそうです。
①一般のインクカートリッジの場合、箱詰め個数の目安は約400個
②ほこりなどで汚れないようにしてほしい
③明らかに別のメーカー品(特に模造品)とわかるものは除外してほしい
④梱包の際、テープなどで巻き付けないでほしい。分解作業が困難になるためです。
以上です。
(2012/03/23)
タマゴ博士になれるかも……。
キユーピーがDVD「タマゴ教室」作成し配布
協賛会社のキユーピーは、卵について楽しく学べるDVD「タマゴ教室」を作成しました。「タマゴについて調べよう」という副題の通り、日
常の食卓に欠かせない食材を興味深く説いています。3月から全国の小学校など約5千カ所に無償配布します。
「タマゴ教室」は「ゆでたまごのつくり方」から始まって「鮮度」「性質」「栄養」の4章で構成され、約12分の内容です。産まれて間もない卵と4週間たったものの割った状態での比較を実物の画面で紹介したり、鮮度による見た目の違いや新鮮さを保つための保存方法を教えたりで、身近な食材の秘密に迫ります。熱で固まる熱凝固性や乳化性、起泡性といった特徴と、その特徴を生かして広がった用途なども紹介しています。
おいしさと栄養価の高さで人気度抜群の卵ですが、キユーピーグループが1年間に扱う卵は約25万トン。日本で生産される卵の約10%というから驚きます。その卵専科メーカーとも言える同社の「タマゴ教室」は、食を取り巻く正しい情報を伝えるために、同社が1975年から取り組んでいる「メディアライブラリー活動」として企画されました。文部科学省選定(小学校高学年用)で、全国小学校家庭科教育会が後援しています。
DVDの配布を希望する教育委員会、小学校などは株式会社放送映画製作所EVR事業部(電話03-5202―6063 ファックス03-5202-6066 E-mail:m.nishii@hosoeiga.co.jp 担当・西井正則)に申し込みます。
≪写真≫タマゴ博士になれるかも……。3月から無償配布される「タマゴ教室」
(2012/02/29)
ベルマークとリサイクル
楽しく学ぶ「エコ教室」 沖縄でキリンビバレッジ開催
ベルマークの仕組みとペットボトルのリサイクルを子どもたちに学んでもらおうと、キリンビバレッジが初めての「エコ教室」を昨年12月17、18日に沖縄県那覇市と浦添市で開きました。小学生と保護者計約100人が参加、クイズやポスター、回収箱づくりを楽しみました。
17日の那覇会場・沖縄産業支援センターには、ベルマーク参加校の小禄南、若狭、城岳、神原、大道、天妃小の親子約60人が集まりました。
「エコ教室」のスタートは○×クイズ。ペットボトルのリサイクルについての2問とベルマークについての3問です。「この名前のマークは」「すべての商品についている」「集めると教材やほしい品物が買える」のベルマーククイズは全員が正解です。「やったー」。歓声があがりました。
後半は4、5人に分かれて、ベルマークの収集協力を呼びかけるポスターと回収箱づくり。ポスターは、クレヨンや色鉛筆で「ベルマーク あつめています」の呼びかけ文とベルマーク、ベルマーくん、りんちゃんに好きな色を塗って仕上げます。「絵が得意」という小禄南小4年の谷川清継くんのポスターは、真ん中にベルマーくんを大きく描き、ベルの上にパンダが乗ったカラフルな力作です。回収箱は、プラスチックケースにシールを張ると完成です。長男の大道小3年の陸くんと参加した力宗寛行さんは「子どもと工作をするのは初めて。楽しいですね」と話してくれました。
最後はベルマーク商品の生茶キャラクター、生茶パンダ先生と記念撮影。「おもしろかった。クイズも全部正解だった」と、小禄南小3年の国場花さん。
子どもたちが作ったポスターと回収箱は、那覇市のリュウボウストアの協力で、那覇、浦添、宜野湾市内のスーパーりゅうぼう11店に設置、ベルマーク回収を呼びかけています。

《写真上から》
・○×クイズ。正解と思った方に集まります
・仕上げたポスターを手に「できたー」
・生茶パンダ先生を囲んで全員集合=いずれも那覇市の沖縄産業支援センターホールで
(2012/01/04)
スミフルが赤い羽根通じた被災地支援キャンペーン
協賛会社のスミフル(ベルマーク番号70)が、「甘熟王(かんじゅくおう)」バナナのバーコードを集めると特製トートバッグが当たるほか、応募することで赤い羽根募金を通じ、東日本大震災への寄付につながるキャキリンビバレッジがベルマーク自販機設置
協賛会社のキリンビバレッジ株式会社(ベルマーク番号54)が、「ベルマークを集めよう」という呼びかけとベルマーク回収箱を付けることが出来るベルマーク自動販売機を作り、7月に北海道に第1号機が設置されまソントン食品が9月から年末までキャンペーン
ソントン食品工業(ベルマーク番号22)が、9月1日から年末まで、Fカップ商品を買って応募するとオリジナル鍋つかみや同社の商品が入ったセットが当たるキャンペーンを行っています。またこの間、対象商品の一ジブラルタ生命にキッズデザイン賞
「おこづかい教育出前教室」と「おこづかいゲーム」で審査委員長特別賞 協賛会社のジブラルタ生命(倉重光雄社長兼CEO)が社会貢献活動の一環として取り組んでいる「おこづかい教育出前教室」と学習ツールの「スミフルのイベント協賛当選20校決まる
協賛会社スミフル(ベルマーク番号70)が、学校・団体で実施されるイベントに抽選で[熟撰]バナージュバナナを贈るキャンペーンの当選校20校が決まりました。当選校には、バナナ10箱(640本前後)以内が品川区の後地小の子どもたちが三島市の源兵衛川で清掃と生き物探し
キヤノン主催の自然体験プログラム 夏の本格的な暑さを感じさせる7月2日、静岡県三島市の源兵衛川で、東京都品川区立後地(うしろじ)小学校の子どもたちや保護者の皆さん25人が川の清掃や水スミフルのキャンペーン、7月4日締め切り
協賛会社スミフル(旧住商フルーツ、ベルマーク番号70)が、実施中のキャンペーン2つの締め切りが7月4日(月)に迫っています。応募希望の学校・団体は早目に応募してください。 ひとつは、同社のバナナ([Showing 1 - 10 of 59 Articles




