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マレーシアの子どもたちと共に「子供の森」推進

オイスカが11年度事業終了を報告

 マレーシアの森林を復活させる「子供の森」計画の2011年度事業が無事完了しました。計画はベルマーク運動の友愛援助事業の一つで、1992年から始まったボルネオ島の北部、サバ州の植林・育林事業。事業を推進している公益財団法人オイスカの計画担当者ら熱心に環境教育活動に取り組むラナウ・ナンパサン小学校の子どもたち=オイスカ提供が6月6日、財団を訪れ、報告してくれました。
 「子供の森」計画は、世界各地の子どもたちが学校単位で参加する森づくり運動です。森を育てると同時に、その営みの中で自然を愛する気持ちを育もうという取り組み。マレーシアを含むアジア太平洋地域を中心に27国・地域で展開しています。ベルマーク運動からは200万円を「友愛援助」しました。サバ州では、49の学校が重点的に計12ヘクタールに、常緑高木ミサキノハナや、シナモンを植えました。
 一帯は、東南アジア最高峰で世界遺産に登録されているキナバル山(標高4101メートル)や広大な熱帯林が広がる希少動植物の宝庫として知られています。しかし近年は木材搬出のための森林伐採、プランテーション開発などで、貴重な自然が急速に失われていま11年度の事業報告をするオイスカの長野純子さん、東海林珠代さん、高田絵美さん(右から)=ベルマーク教育助成財団です。
 オイスカでは、サバ州を「子供の森」計画の積極展開地域に指定し、地域の子どもたちや、その家族、地域住民をひき入れた植林活動、ごみリサイクル活動、エコキャンプなどを実施しました。
 財団への報告では、子どもたちがぬかるみの中に渡した木道を移動する様子、喜々として植苗する光景などを収めた数々の写真を示し、有意義のうちに11年度の事業を終了したことを伝えてくれました。
 今年度もベルマーク運動から150万円の援助をします。オイスカ啓発普及部の長野純子さんは「(東日本大震災、福島第一原発事故の影響などで)今は国内に目が向いていますが、地球の緑を守るために、この計画をやめるわけにはいきません。友愛援助金は大切に使っていきたい」と話しました。

≪写真上から≫
・熱心に環境教育活動に取り組むラナウ・ナンパサン小学校の子どもたち=オイスカ提供
・11年度の事業報告をするオイスカの長野純子さん、東海林珠代さん、高田絵美さん(右から)=ベルマーク教育助成財団で

(2012/06/07)

第14回朝日のびのび教育賞の候補募集

「ベルマーク賞」も選考

 朝日新聞社が多様な教育活動を表彰する「朝日のびのび教育賞」の候補を募っています。昨年度から「ベルマーク賞」が設けられ、子どもたちが主体の助け合い活動をしている学校に贈っています。

◇対  象
   ①小・中・高校などの学校が地域と連携して継続的に行っている活動
   ②学校外で、地域・父母が子どもたちと継続的に行っている活動
◇表  彰
   受賞団体(計5件)に正賞の盾と副賞50万円。このうち子どもたち主体で助け合いの活動に取り組む学校(1件)を「ベルマーク賞」とします。選考結果は12月(予定)に朝日新聞紙上で発表します
◇応募方法
   応募用紙に記入し、8月10日(金)必着で事務局に郵送。
応募用紙はホームページ(http://www.asahi.com/shimbun/award/edu/)からダウンロードでき、電子メールでも送ることができます。
◇応募・問い合わせ先
   〒104・8011(住所不要)朝日新聞東京本社CSR推進部「朝日のびのび教育賞」事務局(03・5540・7453)。
    
   主催 朝日新聞社
後援 公益財団法人ベルマーク教育助成財団

(2012/06/06)

新理事に黒田玲子氏、評議員3人の交代も承認

財団評議員会

 ベルマーク教育助成財団の評議員会が6月4日、都内で開かれ、東日本大震災の被災校援助プロジェクトなど2011年度の事業報告、同年度の決算を承認しました。
 人事案件では、退任した野﨑弘理事長の後任理事に、元東京大学大学院総合文化研究科教授で東京理科大学総合研究機構教授の黒田玲子氏を選任しました。また、評議員3人の交代を承認しました。新たに評議員に選ばれたのは朝日新聞大阪本社編集局長補佐の斎藤淳一氏、朝日新聞社編集委員の氏岡真弓氏、同社お客様本部長補佐の笠原雅俊氏。退任したのは、朝日新聞社論説副主幹の土屋弘氏、同社報道局員の石橋英昭氏、同社お客様本部長の喜園尚史氏。

(2012/06/04)

「スマイル」のお面付け「ネットでベルマーク」をアピール

イーイーアイの佐藤さん 説明会には多くの協賛会社が参加してくれました。首都圏の説明会場では、株式会社イーイーアイの「スマイルピース」のお面を付けた同社取締役管理部長の佐藤広宣さんの姿が目立ちました。�

キヤノングループが44万円余を寄付

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            ベルマークから、ありがとう。

ベルマーク教育助成財団 tel:03-5148-7255