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山口・萩のむつみ中で「走り方教室」

 「走り方」基本から楽しみました! 今年度初めての出前教室
 

 山口県の萩市街から東の中国山地へ車で30分ほど入った山間部の中学校、萩市立むつみ中学校で7月9日、今年度第1回目の「ベルマーク走り方教室」が開かれました。同中学校は全校生徒39人、1992(平成4)年に2つの中学校が統合されて学区域が広がったため、スクールバスでの通学となっています。「スクールバスで通学しているので、基礎体力は都会の子より劣ります」と体育担当の青木厚治先生。長谷川清信校長も「遠い生徒は7キロメートルほどの距離を通っています。自転車通学も一部いますが、ほとんどはスクールバスです。野球部と卓球部がありますが、スクールバスを使うため、早朝練習ができず、夕方も時間が限られます」と説明します。
 今回の講師は、NPO法人ニッポンランナーズヘッドコーチ齊藤太郎さん(35)と中国電力陸上部副主将梅木蔵雄さん(34)の2人です。齊藤コーチは、ニッポンランナーズで小学生から70代の方まで幅広い年齢層を対象に指導をしています。梅木選手は、大学時代に箱根駅伝で活躍、ニューイヤー駅伝では中国電力陸上部メンバーとして2度の優勝に貢献しました。ベルリンマラソンでは、2時間9分52秒の自己ベストを記録しています。
 「走り方教室」は梅木選手の選手生活の話からスタート。山口県出身で、中学生時代に3000メートルで当時の山口県記録を作ったそうです。競技用のシューズは、足型を取って特別に作ってもらったもので、片方が120~30グラムしかなく、脱いで生徒たちに回すと「かる~い」と驚きの声が出ました。「来年は山口県で国体が開かれるので、ぜひ一流選手の活躍を見て欲しい。そして私が30代半ばまで現役選手でいられるのは、中学生時代にきたえたおかげです。皆さんも頑張って欲しい」と生徒たちに話しかけました。
 齊藤コーチは「こ・け・し」と題して「股関節・肩甲骨・姿勢」が走るうえで大事なことを、プロジェクターや持参したスケッチブックに描かれた人体図を基に説明しました。そしてまずは柔軟体操、体育館いっぱいに広がって屈伸運動、スタートダッシュ、ラダーを使ったステップ訓練などと続きました。

 いよいよグラウンドに出ての本番練習です。後ろを向いた姿勢から「ヨーイ、ドン」で振り向いてスタートダッシュ。股関節を回すためにハードルをゆっくりまたぐ練習、姿勢を正しく保つために新聞紙を胸に当てて走る練習、など。最初は緊張していた生徒も体がほぐれてくるとともに緊張もとけ、仲間と楽しそうに練習に参加しました。
 教室の最後は梅木選手との1000メートル競走です。生徒たちは2チーム5人ずつが200メートルをリレーで走り、梅木選手は1人で走ります。良い勝負をしていたのですが、バトンリレーがうまくいった生徒チームが1、2着の結果でした。3着になった梅木選手は「最初はセーブしていたのだけど、だんだん本気になってしまいました」との感想です。タイムも2分45秒と立派なものでした。講師から講評の後、生徒からお礼の言葉、記念写真を撮って教室が終了。生徒たちは講師2人にタオルやペンシルケースなど思い思いのものにサインしてもらって大喜びでした。

≪写真上から≫
・後ろ向きから「ヨーイ、ドン」でスタートダッシュ
・「姿勢を正しく」。齊藤コーチの指導で新聞紙を胸に全力疾走
・齊藤コーチ、梅木選手を真ん中にみんなで記念撮影
・順番待ちで梅木選手にサインをもらう生徒たち=いずれも山口県萩市のむつみ中学校で

 

(2010/07/15)

ハイチ大地震支援の「ハイチ・アート展」を後援 7月27日からセシオン杉並で

 今年1月、大地震に見舞われたカリブ海の島国・ハイチ共和国を支援しようと「震災復興支援 ハイチ・アート展」が、7月27日から8月4日までセシオン杉並(東京都杉並区梅里1-22-32、最寄駅は地下鉄丸ノ内線東高円寺か新高円寺駅)で開かれます。ベルマーク財団も、友愛援助寄付事業の一つとして「ハイチ地震で被災した子どもたちへの緊急支援」を募集している関係から、同展覧会を後援することにしました。関心のある方は、ご観覧ください。
 奴隷として入植させられたアフリカ系の人々が多数を占めるハイチ共和国の絵画は、旧宗主国フランスの印象派ルソーなどの影響を受け、独自のスタイルを確立、いまや現代の流行も取り入れた色鮮やかなハイチ・アートになっています=写真は同展の案内チラシ
 支援アート展は、ハイチ・アートで復興を支援する会(井上ジェイ代表)が計画、ハイチの絵画約60点、地震被害状況写真15点、写真家である井上代表が撮影したハイチの風景や人々などを展示します。観覧料は600円(前売り500円、高校生以下無料)。開場ではハイチ絵画の絵はがきなども販売し、収益は日本ユニセフ協会などを通じて、震災復興に役立ててもらうことにしています。同会の連絡先は、03-3403-4865(オアシス・オフィス内)です。詳細は、同会ブログへ。

(2010/07/13)

バナナ協賛イベントの当選校決まる

 協賛会社の住商フルーツ(ベルマーク番号70)が、ベルマーク運動に参加している学校(PTA)や団体の行うイベントにバナナを提供する協賛キャンペーンの当選校30校が決まりました。応募が約120校と多かったため、抽選し、エリアごとの応募数をもとに当選を決めました。
 当選校(応募者)には、袋入りのバナージュバナナ10箱(640本前後)以内が、イベント時期に合わせて届けられます。落選校には、お知らせと一緒にベルマーク収集箱が贈られます。
 バナナは、運動会や文化祭で配布予定のところが多かったのですが、中にはお祭りやバザーで使う、という学校もあったそうです。イベント時の写真や簡単なレポートは今後、同社のホームページ(www.sumifru.co.jp)で紹介される予定です。
 当選校・団体は以下の通りです。
▼北海道 栗山町立栗山小学校、札幌市立新琴似北小、当別町立西当別小、石狩市立花川南小▼岩手県 盛岡市立青山小▼福島県 いわき市立平第一小、福島市立清水幼稚園▼埼玉県 さいたま市立春野小▼千葉県 船橋市立行田東小、松戸市立根木内小、市川市立信篤小PTA厚生委員会、浦安市立富岡幼稚園▼東京都 江東区立豊洲北小、保谷パークハウスシニア仲良しクラブ(西東京市)、町田市立成瀬中央小、八王子市立愛宕小▼神奈川県 横浜市立東本郷小、横須賀市立浦郷小、川崎市立南生田中▼新潟県 亀田カトリック幼稚園(新潟市)、五泉市立五泉中▼静岡県 富士市立原田小、学校法人中野学園オイスカ高等学校(浜松市)▼愛知県 豊橋市立八町小八町ベルクラブ▼富山県 富山市立新庄小PTA▼岐阜県 羽島市立竹鼻小▼兵庫県 相生市立双葉小▼広島県 福山市立日吉台小▼福岡県 糸島市立可也小PTAベルマーク部▼鹿児島県 霧島市立富隈小

(2010/07/13)

東京工業大学が参加

大学54校、公民館は73に ベルマーク運動への大学(短大・専門学校を含む)、参加の動きが目立ちます。東京工業大学、鈴鹿医療科学大学、文星芸術大学などが相次いで参加、6月末で54校になりました。また公�

ベルマーク預金でグランドピアノ 浜松こども園、32年間で183万点貯める

 リハビリや生活訓練を通して発育、発達につまづきがある子どもたちの自立を支援している財団法人浜松こども園(静岡県浜松市南区、荒岡憲正理事長)が、ベルマーク預金で167万2000円(消費税込み)のグラン

「愛情むすび」のベルマークが大きくなります

 おむすび全品にベルマークをつけている協賛会社のファミリーマート(ベルマーク番号23)が、7月6日からオリジナルの「愛情むすび」の具材やパッケージなどを全面的にリニューアル発売するのに伴い、三角形のお

ベルマーク運動説明会に1万6230人 最近5年間で最高、関心の高まり示す

 2010年度のベルマーク運動説明会が、6月25日の静岡・沼津、宇都宮、群馬・高崎、高知ですべての日程を終えました。牛や豚への口蹄疫(こうていえき)感染の広がりで、宮崎県の延岡、宮崎の2会場を中止せざ

協賛各社も50周年でPRに力

 説明会の柱の一つは、協賛会社との交流です。今年は、ベルマーク運動が50周年を迎える節目でもあり、17社が参加、99会場で商品サンプルやキャンペーンチラシを配布して、自社の商品やベルマーク運動を通じた

「再生5カ年計画」など承認 財団理事会・評議員会

 ベルマーク教育助成財団の理事会と評議員会が6月3日、都内のホテルで開かれ、2009年度の事業報告と決算報告がそれぞれ承認されました。また、「最初の評議員の選定」など当財団が「公益財団法人」に移行する

ミズノスポーツ振興財団が100万円を寄付

 財団法人ミズノスポーツ振興財団(水野正人会長)は6月28日、ベルマーク教育助成財団に「へき地学校のスポーツ振興に役立ててほしい」と100万円を寄付しました。寄付は今年で40回目になり、総額は8150

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