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運動会めざし一輪車の技に挑戦 山口・広島の4校で講習会

一輪車講習会が8月4日から7日まで、山口、広島両県内の計4校で催されました。習熟の進んだ学校や遅れた学校と、さまざまですが、どこでも児童たちは、熱心に取り組んでいました。

舞台のへりにつかまって一輪車乗りに挑戦 4日は長門市の日本海側にある向津具(くかつく)小学校(山本幸範校長、43人)。中国の唐時代の楊貴妃が実はこの近くにたどり着いたという伝説があり、児童たちが描いた講習会を終え児童らは1人ずつ、講師の小山さんと浮谷さんに「ありがとうございます」と握手=いずれも山口県長門市の向津具小学校で「楊貴妃の里」の絵が体育館に飾られています。その体育館で乗れる子と乗れない子にグループ分けして、インストラクターの小山美由紀さんと浮谷奈菜さんが背筋を真っすぐ伸ばした正しい姿勢の大切さを強調し、児童たちを指導しました。講習終え、児童は小山さんと浮谷さんに握手して「ありがとうございました」と一人ずつお礼を述べていました。

名物の時計塔をバックに練習に励む児童たち 5日は広島県北広島町の川迫小学校(宮本早苗校長、28人)。山間にあり、1993年に建てられた校舎がユニーク。各教室の天井は星、四角、丸などにそれぞれかたどっており、校舎を入ったところに四角形の時計塔がそびえ、集落の四方から時刻が見えるようになっています。読書にも力を入れており、去年から、100冊か1万ページを目標に、1冊か100ページ読むごとに、達成シールを張りつけています。去年の目標達成率は7割で200冊以上の子は2人いました。
 同校は昨年度、全教室の天井にそれぞれ星、四角、丸などの型があるユニークな校舎が自慢=いずれも広島県北広島町の川迫小学校でベルマーク財団からへき地校援助を受け、一輪車10台を確保して全員にいきわたるようになりました。昨年秋には学校独自の「一輪車検定」をするなど本格的な取り組みを始めたところで、1年生以外はほとんどが乗れる状態になっています。こうした中、ベルマークから今度は講習会のプレゼントということで、宮本校長も「楽しみにしていました」。講習会では、体育館の中でインスラクターの模範演技のあと、運動場に移り、各自、一輪車の横乗りなどに挑戦していました。

一輪車の片足乗りに挑む児童たち=広島市の志屋小学校で 6日は広島市安佐北区の志屋小学校(竹中雄次校長、12人)。原爆の日のこの日は児童たちも8時15分に全員が黙祷したそうです。一輪車クラブが盛んで、毎年、運動会のメーンは一輪車のパフォーマンス。子どもたちも「おじいちゃんやおばあちゃんにみてもらう」と新しい技を覚えようと大張り切り。6年、大上航輝君は「新しい技を出来た子もいました。運動会に技を発揮できたらいいなと思います」と話していました。

小山さんと浮谷さんの演技を見入る児童たち=広島県神石高原町の高蓋小学校で 最終の7日は神石高原町の高蓋小学校(高石昭文校長、45人)。一輪車が足りず2人に1台の態勢。同じくらいの身長の人がペアに1台を共有して練習しました。小山、浮谷さんのペア模範演技のアンコールもあり、児童らから歓声と拍手。児童を代表して6年、福島華奈さんが「いろいろありがとうございました。少しは(技が)できると思います」とお礼を述べました。指導に当った小山さんと浮谷さんは「姿勢が良くなると自然に乗れるようになります。やめずに続けて下さい」と励ましていました。

《写真上から》
・舞台のへりにつかまって一輪車乗りに挑戦
・講習会を終え児童らは1人ずつ、講師の小山さんと浮谷さんに「ありがとうございます」と握手=いずれも山口県長門市の向津具小学校で
・名物の時計塔をバックに練習に励む児童たち
・全教室の天井にそれぞれ星、四角、丸などの型があるユニークな校舎が自慢=いずれも広島県北広島町の川迫小学校で
・一輪車の片足乗りに挑む児童たち=広島市の志屋小学校で
・小山さんと浮谷さんの演技を見入る児童たち=広島県神石高原町の高蓋小学校で

(2009/08/13)

「北の大地」で一輪車楽しむ 苫小牧市など4校で講習会

「ここは、どこ」と、思うほどの蒸し暑さが、8月上旬の北海道を包み込んでいました。ベルマーク教育助成財団は、全国のPTAの皆さんの援助で、8月4日の上湧別町立開盛小学校を皮切りに、中富良野町立西中小学校、長沼町立長沼舞鶴小学校、苫小牧市立樽前小学校で一輪車の講習会を開きました。

<上湧別町立開盛小学校>
華麗な技を披露する成田さん(左)と猪股さん。子どもたちは一斉に拍手。=上湧別町立開盛小学校の体育館で 4日の上湧別町の天気はどんよりとした曇り空。「夏はからっとした気候」なのに、今年は、話が違ったようです。長雨と日照不足の異常気象でタマネギなどの農作物にも被害が出ていると、地元のテレビが伝えていました。
 夏休み期間中で、講習会は自主参加でしたが、33人の児童のうち27人も参加してくれました。
 インストラクターは、全日本大会のグループ演技やペア演技で何度も優勝経験のあるベテランの成田美香子さんと、昨年全国大会の団体演技で総合優勝した猪股弓依(ゆい)さんの2人。石田篤司校長が「今日は東京のベルマーク財団からわざわざ、来ていただき講習会を開いてもらうことになりました。一生懸命練習して少しでも上手になるように、頑張りましょう」と挨拶。
 最初は、成田さんと猪股さんの模範演技。音楽に合わせて、蹴り上げ乗車や連続スピン、片足スピン、アラベスク、アイドリングなどの技を次々と披露、児童や先生たちから盛んな拍手が送られました。このあとは、乗車できる児童とできない児童とに分かれて一輪車の点検。「サドルはおへその高さ」「タイヤの空気は大丈夫かな」。一台一台のチェックが終わって、乗車できない児童は、恐る恐る手をつないでもらっての走行。乗れる児童は片足走行やバック走行、スピンなどの技に挑戦。蒸し暑い中、汗をかきながら熱心に練習しました。
 この結果、まったく乗れなかった児童でも数メートル走れるようになったり、片足走行ができるようになったり、めきめき上達していきました。

<中富良野町立西中小学校>
「サドルはおへその高さで」と指導する成田さん=中富良野町立西中小学校体育館で 5日は、北海道のほぼ中心にあり、ラベンダーなどで知られる、中富良野町の西中小学校(田中和幸校長、児童数25人)へ。夏休み中、東京で開催されている物産展に父母と一緒に参加している児童もいましたが、同小のほか近隣の小学校からも参加して15人が講習会を受けることになりました。10人ほどの父母も見学に訪れ、体育館はにぎやかな雰囲気に包まれました。
 模範演技のあとは、個別指導に移りましたが、数人を除いてほとんどが初心者。体育館の壁を伝いながら、こわごわ乗車して、すってんころりん。あちこちで、「どーん」「どーん」と、一輪車が倒れる音がしました。しかし、児童たちは何度も何度も果敢に挑戦。「子供のころは、怖さをあまり意識しない。一輪車は、やはり小さいころから始めた方がいい。大人になったら、恐怖感が先に立つんですよね」と成田さん。
 手を借りて乗れる児童は、1人で乗れるように、少し走れる児童は、体育館の半分まで乗れるように目標を持たせました。全員が、汗だくだくになりながら、痛さや恐怖感を払いのけながら練習、めきめき上達していきました。この中の1人は走行できる児童で、アイドリングなどを教えるとすぐにマスター、猪股さんは「運動神経がいい」と感心していました。

<長沼町立長沼舞鶴小学校>
猪股さん(中央)の指導で、アイドリングする子どもたち=長沼町立長沼舞鶴小学校体育館で 6日は、一昨年「開基120年」を迎えた長沼町の長沼舞鶴小学校で講習会が開かれました。21人の児童のうち18人が参加し、このうち13人も一輪車に乗れるという活発校で、末吉広樹校長が見守る中、子どもたちは大張りきり。そして、インストラクターの成田さんや猪股さんたちを驚かせ、感激させたのが、81歳になる高齢男性の飛び入り参加。5日付の朝日新聞を見て講習会が開かれることを知り、「地元の幼稚園児に一輪車を教えているので、指導の仕方を勉強したい」と、わざわざ恵庭市からマイカーを運転してやってきました。「普通は小学生から始めるのですが……。60歳過ぎてから一輪車に乗り始めて、いま子どもたちに教えているというのは、すごい」と成田さんもビックリ。
 さらに感激させたのは、子どもたちの熱心さ。ひとつの技に何度も何度も挑戦して、コーナリングが難しい児童が徐々に曲がれるようになったり、2人で手を握って走れる児童が、手をつないだ児童の輪の下を走る「くぐりスピン」にチャレンジしていたら、これもできるようになったりしました。
 また、まったく乗れなかった1年生の児童が、講習会が終わるころには、体育館を横断できるようになって、先生や参観に来た父母から盛んな拍手を送られていました。

<苫小牧市立樽前小学校>
手すりにつかまりながら、そろりそろりと進みます=苫小牧市立樽前小学校体育館で  7日は、北海道での今年度最後の講習会になりました。高校野球の強豪、駒大苫小牧高校のある苫小牧市の中心から車で約30分、世界的にも珍しい三重式火山、樽前山(1041メートル)を望む樽前小学校で、大舘博校長や14人の児童たちが、歓迎してくれました。
 同校では、一輪車に乗る機会がなかったようで、ほとんどの子どもたちにとって、乗車は初体験。それだけに、蹴り上げ乗車、片足走行、アイドリング、グライディング、連続スピンなど成田さんと猪股さんの模範演技に大感激、盛んに拍手を送っていました。
 このあといよいよ個別指導。成田さんや猪股さんは、まずペダルへの足のかけ方、乗車のときの目線、背筋を伸ばした姿勢のとり方などを教え、児童たちは、早速、体育館の壁を片手で伝いながらゆっくり乗ったり、片手を握ってもらいながらの走行などに挑戦していました。1人でスイスイ走行するまではいきませんでしたが、片手をつないで走行することができるようになっていました。児童の熱意が結果に表れて、2人のインストラクターも感心していました。

《写真上から》
・華麗な技を披露する成田さん(左)と猪股さん。子どもたちは一斉に拍手。=上湧別町立開盛小学校の体育館で
・「サドルはおへその高さで」と指導する成田さん=中富良野町立西中小学校体育館で
・猪股さん(中央)の指導で、アイドリングする子どもたち=長沼町立長沼舞鶴小学校体育館で
・手すりにつかまりながら、そろりそろりと進みます=苫小牧市立樽前小学校体育館で

(2009/08/13)

住商フルーツのベルマーク関連ページが一新

協賛会社住商フルーツ(ベルマーク番号70)のホームページ(www.sumifru.co.jp)がリニューアルし、特にベルマークに関連した「バナージュページ」は内容も含め一新しました。 分かりやすく、ビジュアルになったのが特徴ですが、売り物はひげのバナナ博士が、バナナの歴史から種類、栄養などを動画で説明する「バナナものがたり」です。例えば「名前の秘密」では、バナナと人の手の形が似ており、アラビア語で手のことを「バナン」ということから「バナナ」と名付けられました=写真

どうしてバナナっていうの?

またバナナは、人間が育てた中で一番古い食べられる植物で、紀元前5000年~1万年ごろ、東南アジアで生まれた。日本に初めてバナナがやってきたのは戦国時代、ポルトガル人が織田信長に贈ったのが最初、などなど。こうした知識が楽しく分かる仕組みで、同社では「子どもさんの夏休みの自由研究にも役立てるのでは」と話しています。 また運動会や文化祭などのイベントに抽選でバナナをプレゼントするイベントキャンペーンの当選校からの写真や手紙によるレポートも一段と充実、千葉県船橋市法典東小学校や札幌市藻岩小学校など12校・団体にのぼっています。ホームページでは、「かんたんバナナレシピ」や「発見!バナナのおいしい話~賢い保存法と食べ方を知ろう」なども人気だそうです。

(2009/08/12)

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お買い物かき氷機がまつりで大活躍

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ベルマーク財団が友愛援助事業の1つとして募集している財団法人オイスカの「子供の森計画支援」について、オイスカの永石安明・事務局長から「パプアニューギニアとフィジーの計3校の子供の森に活用させていただき

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