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見栄晴さん所属の浅井企画に感謝状

 「ベルマークを被災地に送ろう!」キャンペーンを昨年、展開したタレントの見栄晴さんと所属する「浅井企画」の川岸咨鴻(ことひろ)専感謝状を受け取る見栄晴さん(右)と財団の宮田謙一常務理事務取締役が5日、財団事務所を訪れ、東日本大震災の被災校支援に対する感謝状を財団から贈られました。
 財団の宮田謙一常務理事が、「貴社はベルマーク運動の重要さを広く社会に呼びかけるなど財団に多大な貢献をされました」と感謝状を読み上げ、見栄晴さんが受け取りました。
 見栄晴さんの長女が幼稚園に通っていて、奥さんは2年続けて幼稚園のベルマーク委員をされています。その関係で見栄晴さんはベルマークを集めるようになりました。「子どものころはただ集めていただけですが、妻を見て、集めて送ったりする作業が大変だということがよくわかりました。でも、そのおかげで、被災地の支援になる仕組みもわかったんです」と話しました。
 浅井企画は見栄晴さんらが中心になって、昨年7月4日から11月30日にかけて、事務所のホームページなどを使って、大震災の被災校支援になる寄贈マークの収集を広く呼びかけました。その結果、全国から6万4660点余のベルマークが寄せられ、仕分け集計されて、財団に寄付されました。
財団事務所で歓談する見栄晴さん(左)と浅井企画の川岸咨鴻専務取締役 この日はスポーツ報知の記者も取材で同席しました。

≪写真上から≫
・感謝状を受け取る見栄晴さん(右)と財団の宮田謙一常務理事
・財団事務所で歓談する見栄晴さん(左)と浅井企画の川岸咨鴻専務取締役

(2012/07/05)

友愛援助寄付、大震災支援など8事業を募集

 ベルマーク預金を直接援助資金として寄付する第15回「友愛援助」の募集をしています。今年度は、昨年の東日本大震災で被災した学校・子どもたちを支援する事業を財団の直接事業として募集するほか、公募事業の中から①ラオス・ルアンババンの「寺子屋プロジェクト」②カンボジアの農村の幼稚園教育事業③アフガニスタンの子どもたちへの保健教育活動④ラオスの学校図書室開設プロジェクト⑤インドネシアにおける「子供の森」計画⑥東ティモール・エルメラ県の小学校における保健教育普及プロジェクト⑦ミャンマー難民キャンプでの図書館活動の7事業を対象にしています。
 ⑧「東日本大震災支援」事業はベルマーク財団が直接行い、今年度の援助にも随時使わせていただきます。他の7事業は、来年1月末までに申込みがあった分を来年度の事業として実施します。
 申し込み要項は次の通りです。拠出額は問わず、複数の事業への申し込みも構いません。

≪申し込み要項≫
受付期間 2012年4月から2013年1月31日
申込方法 所定の申込用紙に事業名、拠出金額をご記入の上、学校長、PTA会長の承認印を押して、財団「友愛援助係」に郵送してください。
処理方法 各PTAの「ベルマーク預金口座」から引き落とし、受領書をお送りいたします。
事業実績 2013年度の早い時期。実施後に各PTAに結果を報告します。
⑧の「東日本大震災」支援は被災校の実情に合わせて適宜行ない、ホームページやベルマーク新聞で報告します。
問い合わせ先 〒104-0045 東京都中央区築地5-4-18 汐留イーストサイドビル7階
     公益財団法人 ベルマーク教育助成財団 「友愛援助係」
          TEL 03-5148-7255
          FAX 03-5148-7256
          toiawase@bellmark.or.jp

第15回友愛援助申込書はこちらからダウンロードできます。

⑧「東日本大震災被災校への支援」事業

 2011年に発生した東日本大震災に対し、ベルマーク財団は緊急友愛援助を募集しその支援にあたりました。「東日本大震災被災校援助プロジェクト」として、岩手、宮城、福島、茨城の被災した小学校、中学校、特別支援学校の257校に対し、1校あたり50万円相当の学校が望む設備品を贈りました。支援を継続的に行うため、2012年度は友愛援助募集の対象とし、ベルマーク預金からの拠出を呼びかけます。

 

海外7事業

①ラオスのルアンパバン寺子屋プロジェクト(日本ユネスコ協会連盟)
 貧困と教育問題が深刻なラオスは、これまで政府や国際支援によって多くの寺子屋が建設されました。しかし、支援が終了した後は財政不足や人材不足などで、そのほとんどが使われていない状態です。プロジェクトは、ラオス北部の最貧地域で、識字率の低いルアンパバン県4郡12村が対象地域。15歳から40歳を対象とした識字教室の実施や、教材、発電機などの提供など、コミュニティ学習センターの再活性化のためのモデル寺小屋作りを行います。
  
②カンボジア農村の幼稚園教育事業と子どもの保護事業(日本ユニセフ協会)
 カンボジアは18歳以下の人口が41%で、中でも10歳~14歳が最多の12・5%を占める、若い人口を抱える国です。3歳から5歳の子どもの20%しか幼稚園に通っていませんが、幼稚園で学んだ子どもは、受けなかった子どもに比べ、退学率が約10ポイント低くかったことが判明しています。ユニセフは、教育省、女性省、関連する議会に対し、村の幼稚園を設立し、管理するよう、支援を継続します。また貧困家庭の子どもたちの多くが労働に従事するなど、健全な発達を阻害されています。医療費のカバーや、ソーシャルワーク訓練などの支援をします。
  
③アフガニスタンの子どもたちへの保健教育活動(ジョイセフ)
 アフガニスタンのナンガハール州は内戦が激しかった地域で、パキスタンに逃げていた多くの住民が帰還難民として戻ってきています。旧政権下では女子教育が行われず、読み書きができない女性が多数います。多くが12~13歳で結婚し、衛生の知識もないため、08年の乳児死亡率15・4%で、世界で1番高くなっています。ジョイセフは、現地のNGOであるアフガン医療連合と協力して視聴覚教材を使用した環境衛生の情報提供、保健指導者を通じた子どもや保護者に対する教育を支援していきます。
  
④ラオス学校図書室整備事業(ラオスのこども)
 ラオスでは植民地時代のラオス語軽視の教育政策やベトナム戦争の影響で、教育環境の整備が進んでいません。事業では、学校の空き教室を活用して図書室を開設し、新しい本のセットを配布します。ベルマーク財団を通じた日本の学校からの支援や、さまざまな寄付金によって、ラオス国内210カ所以上に学校図書室を開設。このうちベルマーク友愛援助事業を通じて開設される図書室は45カ所、開設後に図書セットを届ける学校は延べ150校になります。
  
⑤インドネシアでの「子供の森」計画事業(オイスカ)
 インドネシアでは近年、急速な都市開発による環境破壊や、熱帯雨林の違法伐採による自然破壊が進んでいます。工場建設など大規模開発も自然を傷めています。オイスカは、植林による森林の再生、保全活動を行うと同時に、子どもたちによる植林、育林活動を通して「自然を愛する心」や「緑を大切にする気持ち」を養い、地球の緑化を果たしたいとしています。インドネシア、日本をはじめ、主な対象国・地域は約20あります。ベルマーク友愛援助は2003年から始まり、ベルマーク100点が苗木1本になります。
  
⑥東ティモールの小学校における保健教育普及プロジェクト(シェア)
 2002年に正式に独立した東ティモール民主共和国は、人口約110万人の約半数が15歳以下です。学童期(5~14歳)の年齢層がかかる主な病気は、保健教育が学校に定着し、感染症予防の技術を得ることができれば減少につながります。さらに家庭への波及効果も期待できます。同国西部の山岳地帯にあるエルメラ県でのプロジェクトの主な活動内容は、校長や保健担当教員への研修、トレーニングの実施です。
  
⑦ミャンマー難民キャンプでの図書館活動(SVA)
 2千キロに及ぶタイとミャンマー(旧ビルマ)国境近くでは、ミャンマーからタイ側へ、人々の流出が続き、1984年に難民キャンプが設立されました。現在9カ所あります。カレン族などの難民キャンプでの限られた生活の中では自分たちの言語や文化を維持、継承することが困難です。そこでは、言葉や文化を学ぶ機会が必要とされています。このような状況のもと、「シャンティ国際ボランティア会(SVA)」は、民話などを基にしたカレン語とビルマ語の絵本の出版や、図書館の書籍の購入などを支援します。

(2012/06/30)

イチ、ニ、サン…でウルトラマンのできあがり

長崎市立池島小・中学校で太陽光テーマに実験教室

白いマントがみるみるピンクに 6月26日、長崎市池島の市立池島小・中学校(平田敏之校長)で「実験名人ベルマーク教室」が開かれました。講師は、宮崎県発明協会都城分会理事の村上規代さん。児童5人と生徒3人、先生と保護者が加わり総勢25人ほどで行われました。
 「未来のエネルギーを考えるおもしろい実験」をテーマに、紫外線と太陽光について、それぞれ2つずつの実験をしました。
 村上さんは、授業を始める前に何やら不思議なものを取り出しました。白いナイロンテープで作ったその名も「紫外線マント」です。これを3年生の尾﨑浩二くんに羽織ってもらいました。テープには、紫外線を感じると色の変わる「忍者えのぐ」が練り込まれています。窓辺に立つとみるみるピンクに変わりました。これには全員大歓声をあげていました。
 紫外線を知る実験は、「紫外線を目で確かめる桜の花作り」と「忍者バルーンスライム」作りです。花は、紫外線が当たると色の変わる「忍者ねんど君」を使い、クッキーを作る要領で平たく伸ばし、桜の花の型で抜きます。指で形を整えてから、造花の花の部分をねんどで作った花と付け替えます。日光に当てると顔料が反応し、白い花がピンクに変わりました。
 次は「忍者バルーンスライム」です。洗濯のりの中にお湯と忍者えのぐ、それにホウ砂を入れてよくまぜます。あちこちで大きなふうせんができていましたすると先ほどまでの液体が、割り箸に絡みつくほどのプルンプルンのスライムに大変身。光が当たると、色が変わるのがポイントです。手のひらに取ると指の間からドローンとこぼれ落ちそうになったり、ストローで息を吹き込むと大きなふうせんになったり、自由自在に形を変える姿に子どもたちは大はしゃぎです。大切に扱えば2カ月間は紫外線による色の変化を観察できるそうです。
 続いて「太陽光についての実験」では、太陽や蛍光灯の光を貯め、暗いところで光る「ウルトラマンバッジ」と、真っ暗でも蛍光灯のヒモの位置がわかる「星コード」を作りました。レジン液に蓄光剤を入れ、よくかき混ぜ、型に流し込めばできあがりです。村上さんが「50回まぜてね」と言うと、子どもたちは声をそろえ、元気に「イチ、ニ、サン…」と数えながらまぜ始めました。できあがったウルトラマンバッジに油性ペンで色を付け、蛍光灯の光を貯めました。「わー、すごーい。光ってるー」と驚きの声をあげる子。底に穴を開けた内側の黒い紙コッウルトラマン、光ってるよプの「簡易暗幕」の中で、青白い光を放っていました。
 最後に村上さんが「未来ある子どもたちに会えてうれしい。理科を好きになってください」とあいさつし、最初に作った桜にちなんで「さくらさくら」を全員で歌いました。平田校長からは「とてもいい経験をさせていただきました。子どもたちには物だけでなく、心に残る体験をさせてあげることができました」とお礼の言葉がありました。
 池島は、西彼杵(にしそのぎ)半島の外海(そとめ)町の沖合西7キロの海上、角力灘(すもうなだ)に浮かぶ周囲4キロほどの小さな島です。以前は炭鉱の島として発展していましたが、2001(平成13)年に閉山。1970年代には7000人以上だった人口も、今は300人を割っています。
 現在島には、石炭産業の現場を体験できる国内唯一の炭鉱施設があります。土日には見学ツアーを組んでたくさんの人が来るそうです。
楽しい実験ができました。村上さん(右から5番目)を囲んで記念撮影=いずれも長崎市立池島小・中学校で


≪写真上から≫
・白いマントがみるみるピンクに
・あちこちで大きなふうせんができていました
・ウルトラマン、光ってるよ
・楽しい実験ができました。村上さん(右から5番目)を囲んで記念撮影=いずれも長崎市立池島小・中学校で

(2012/06/29)

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