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楽しい語らいの中からイメージ膨らませ
お絵かき教室が群馬県甘楽町立秋畑小学校で
ベルマーク財団主催のお絵かき教室が群馬県甘楽町立秋畑小学校(池田隆郎校長)で11月6日、開かれました。ベルマーク新聞の4コマ漫画「ベルちゃん」の作者、喜田川昌之さんが出向き、笑顔の語らいで絵の世界へ導く出前教室。紅葉の山々が見下ろす校舎で、21人の児童が興味津々の表情で画用紙に向かっていました。
同校は全校3学級の複式学級。お絵かき教室は1~3年、4~6年の2クラスに分かれて開かれました。カリキュラムは大別すると、「秘密の布袋」を使った「さぐり絵」、漢字からイメージできる情景を描く「感じ絵」、それに「アニメーション作り」の3本立てです。
「さぐり絵」は、布袋に手を入れ、感触で外からは見えぬ物を描いていきます。描きあぐねている子がいると、喜田川さんが実際にその子の袋に手を突っ込みました。
「なんか、ごつごつしているね」「うん」。「触った感じはこんな感じかな」と言うと、その子も手を突っ込みます。「うん。こんな感じ」「じゃ、こんな感じを描いてごらん」。
「禅問答のような語らいでも通じるのが面白い」とは参観のお母さんの感想です。
低学年の「秘密の布袋」の中は、ゴーヤ、レモン、ニンジン、サツマイモなどでした。「においもかいで」「どんな味がするかな」と語りかけ、喜田川さんは一人ひとりの題材へのイメージを膨らまします。高学年はタワシや急須、剣玉などの身近な物が入っていました。
「感じ絵」では、「月」や「山」「川」「村」の一文字から、思い思いの絵の世界が生まれました。「村」には清流が流れ、「川」にはヤマメが泳ぎ、「山」には真っ直ぐな木が空に伸びていました。「月」には家庭での月見の様子が見える団子が描かれていました。「そこにはススキもほしいよね」と、喜田川さんが月を見上げるように首を伸ばすススキの描き方を手ほどきしました。

「アニメーション作り」は、喜田川さんが用意した絵を基に、少しだけ変化を加えた2枚の絵をメモ帳2枚に重ねて描きます。そして、その上の方の絵を鉛筆で巻いて、紙に巻きぐせを付け、鉛筆を上下にこすると、上の紙が巻きぐせでめくれた時に下の絵が飛び出し、上下の絵が連続して動いて見えるという仕掛けです。この基本形が分かると、めいめいがサッカーやうちわのアニメ作りに熱中していました。
「お絵かき教室」は同校の学習参観行事で、教室には多くのお母さん、お父さんが参加し、一緒に楽しみました。授業の終りに、喜田川さんが「手に集中する時には心の働きがあります。自由な発想を大切に、これからも楽しく絵を描いてください」と締めくくりました。
5年生の田村隼人君が「ぼくたちが毎日のように見ているアニメの基本が分かりました。ありがとございました」と児童を代表してお礼を述べました。1年生の男子は「(先生は)おじいさんみたいだったけど、やさしくて、とても楽しかった」と話してくれました。
同校は1874(明治7)年創立の古い学校ですが、年々の児童数の減少で来年度いっぱいで閉校となり、町内の小幡小学校に統合されます。お昼には、その校庭にみなが出て、先生方も交じり、お父さんお母さんたちが作ってくれたバーベキューに舌鼓、賑やかな昼食会が開かれました。
≪写真上から≫
・「いいねぇ。もっともっと好きに描いてご覧」と低学年児童にアドバイスする喜田川さん
・「どれどれ秘密の袋の中どんな感触?」と会話も楽しそうでした
・低学年教室の児童たちと記念撮影
・高学年の児童たちとも撮りました=いずれも群馬県甘楽町立秋畑小学校で
(2011/11/07)
初の「本物のミュージカル」に大きな拍手
広島・庄原市のベルマーク劇場にバス15台600人
ベルマーク教育助成財団の子ども向けミュージカル「ベルマーク劇場」が10月26日、広島県庄原市の市民会館であり、市内16小学校の児童600人が劇団「東少」(東京都)公演の「アルプスの少女 ハイジ」を楽しみました。車イスのクララがハイジの励ましで立ち上がり1歩を踏み出すクライマックスシーンには大きな拍手が起きました。
ベルマーク劇場は財団のソフト援助事業で今年2回目。地元のNPO庄原市芸術文化センターとの共催です。「アルプスの少女 ハイジ」は有名な児童文学で、ミュージカルは歌や踊りを織り交ぜた明るく楽しい感動の物語になっています。
舞台のバックには緑をたたえた山々、アルムおじいさんに引き取られたハイジ。「アルプスは星に一番近い所だよ」「星への階段ね」。アルプスの自然の中で友だちのベータらと、のびのび育つハイジ。おじいさんとの別れの場面に会場はシーンと静まり返りました。
お金持ちの家の少女クララとの生活では、家庭教師のロッテンマイエルの、何かと出る「ざんすか」口調、それと対照的な召使のセバスチャンの軽妙な仕草に、笑いが絶えませんでした。
アルプスに戻ったハイジに「一度でもこの足で立ってみたい」と歌うクララ。「さあ、自分で立つのよ」とハイジ。何度も倒れ、よろけながら立ち上がろうとするクララ。やっと立ち上がり、ハイジのもとへ1歩1歩の歩み、抱き合い、さらにクララと父親の抱擁に、会場は拍手に包まれました。

公演は児童、学校関係者対象の昼公演(午後2時開演)と午後6時からの一般向け公演の2回。夜公演は子どもづれの家族が目立ち、

今回の公演は庄原市が10年前から始めている「本物の舞台芸術体験事業」の一環で、ミュージカルは初という。鑑賞した児童600人は、市内全19校のうち16校の主に5、6年生。送迎に大型バス15台チャーターしました。庄原市芸術文化センターの石川哲生事務局長は「地方都市の文化事業は厳しく赤字をいかに減らすか、というのが現状です。劇団東少の厚意とベルマーク財団の援助は大変ありがたい」と話していました。
《写真上から》
・ハイジの励ましでクララが歩くクライマックスシーン。会場から大きな拍手
・公演後、児童らを見送る出演者ら
・送迎の大型バス15台で、16校600人を輸送=いずれも庄原市民会館で
(2011/11/04)
キリンが新ブランド「エコシリーズ」2商品
キリンビバレッジ(ベルマーク番号54)が新しいブランド「エコシリーズ」でベルマークの付いた2商品「やわらか生茶」と「キリンラブズスポーツNa50」(ともに2リットルペットボトル)を11月から発売しました。エコシリーズは、軽量ペットボトルを使い、「環境に優しく」と「お買い求めやすい価格」が特徴で、CO2削減に取り組むため工場からエリアを限定して出荷しており、首都圏、関東甲信越、中部、近畿地方の限定販売になります。
「やわらか生茶」は、「生茶ならではの、苦渋みがないさわやかな味わい、に加え、火入れを強くした茶葉を使用することで、香ばしさを引き立たせた」。また「キリンラブズスポーツNa50」は、「スポーツ時や発汗で失われやすいナトリウム(Na)を効果的に補給できるよう、100ミリリットルあたり50ミリグラムにしました」と同社では説明しています。

・キリンエコシリーズ | やわらか生茶(2リットル) | 2点 |
・キリンエコシリーズ | キリンラブズスポーツNa50(2リットル) | 2点 |
(2011/11/01)
今年初のお絵かき教室、アニメ作りに夢中
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