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幼稚園児も楽しみました

教育応援隊「にほんのうたキャラバン」
福島県相馬市からスタート

 ベルマーク活動をしている子供たちに、レベルの高い文化やスポーツ、理科実験教室に参加する機会を提供したり、ボランティア活動を支援する「教育応援隊」事業が本格化しています。2年目に新たに加わった「にほんのうたキャラバン」も、福島県相馬市から事業をス大型画面にびっくりタートさせました。
 にほんのうたキャラバンは、坂本龍一さんがプロデュースした唱歌・童謡のアルバム「にほんのうた」をモチーフに、著名な映像作家が制作したショートムービーを上映する催しです。うたのお姉さんと子供たちが一緒に歌うワークショップもあります。キャラバン実行委員会が東日本大震災後から各地を回って歌の魅力を紹介しています。
 ベルマーク財団が支援するキャラバンの第1回は10月16日、相馬市の太平洋岸に近い私立原釜幼稚園で行われました。高台にあったので津波にのまれることはなく、園児と保護者に犠牲はありませんでした。しかし、沿岸の住宅は流され、今も4割ほどの園児が遠い仮設住宅から通ってくるそうです。高橋昇園長は「園児に届く『応援隊』は歌ではないかと考えました」と応募動機を語ってくれました。
 この日は秋晴れ。園庭に60人の園児と先生、お母さんたちが集まりました。登場したのは166インチ(縦2メートル横3.6メートル)のLED画面を積んだトラック。発電機とコンピューター、スピーカーを備え、迫力ある画像と音楽を流せます。園長が「みんな、こんな大きなテレビをみたことあるかな。大きな声で歌いましょう」と呼びかけて開幕しました。

手拍子もできました
 三宅裕司さんの劇団で活動する中島奏(かなで)さんが司会です。1曲目は原田知世さんが歌う「あめふりくまのこ」。クマの子が雨に打たれ、小川をのぞき込む様子が山村浩二さんのやさしいアニメーションで展開していきます。歌は「この道」「埴生(はにゅう)の宿」「黄金虫(こがねむし)」と続きました。3歳児も最前列で食い入るように画面を見つめます。坂本龍一さんらしいアレンジと、個性的な歌い手・映像の共先生と一緒に歌いました=いずれも福島県相馬市の原釜幼稚園で演。中島さんは「昔からある素晴らしい歌です。みんなも好きになってください」と語りかけました。最後は「あめふりくまのこ」を合唱。先生もマイクを持って園児の中へ飛び込み、秋空にかわいい歌声が響きました。40分ほどでしたが、園児はしっかり集中していました。
 震災から1年7ヶ月。高橋園長は「物資ではなく、心のケアが大事になっています」といいます。福島県は放射線の除染との戦いが続きます。仮設住宅からいつ出られるのか、危険地域となった沿岸の土地は、どう買い取ってもらえるのか。大人たちには、生活再建へ先の見えない不安が積もっています。そんな中だからこそ、家庭事情に応じた対応を心がけ、子供たちはのびのび、知育偏重にならないような幼稚園運営をめざしているそうです。

《写真上から》
・大型画面にびっくり
・手拍子もできました
・先生と一緒に歌いました=いずれも福島県相馬市の原釜幼稚園で

(2012/10/17)

研究成果を持って二度目の来訪

夏休みの自由研究のテーマに「ベルマーク」を選んだ小学生

 7月に夏休みの自由研究の取材のため、東京・中央区のベルマーク財団を訪れた平川愛海(あいみ)さん(千葉市の小学4年生)が、作品を披露する平川さん=東京・中央区のベルマーク教育助成財団で秋休み最終日の10月9日、研究成果を持って再び財団を訪ねてくれました。
 平川さんがベルマークに興味を持つきっかけとなったのは、自宅で購読している朝日小学生新聞「ベルマークひろば」の記事です。石川県の新郎新婦が「(東日本大震災の被災校のために)結婚式の当日、ベルマークを持ってきてください」と列席者に呼びかけたものでした。同じ年頃の子どもたちがつらい状況にあることに心を痛めていた平川さんは、これを見てベルマークが役に立つことを知り、もっと詳しく調べてみようと思いました。
 財団見学の当日、平川さんは真剣に財団職員の話を聞き、質問をし、熱心にメモを取っていました。自宅に戻った平川さんは、そのときのメモと財団職員からもらった資料を元に、一つ一つの項目をQ&A形式で仕上げていきました。
 「ベルマークのひみつ」と題したファイルには、「Q.ベルマーク運動はどこの国でやってるの」「A.ベルマーク運動をやっているのは日本だけです」。「Q.ベルマークはどのくらい集まるの」「A.大小の段ボールや封筒などで、1日平均113個、1カ月に2283個のベルマークが財団に届きます」と、大きな読みやすい文字と、写真やイラストを使い、丁寧に出来上がっていました。担任の先生からは「新聞記事を見て自分で取材をしたことは、とてもすばらしいことです」という評価が書かれていました。
 平川さんは「この自由研究をきっかけに、ベルマークを見つけるとこまめに切り取るようになりました。長く続けていきたいです」と話してくれました。

≪写真≫作品を披露する平川さん=東京・中央区のベルマーク教育助成財団で

(2012/10/11)

ベルマーク便りコンクール作品を募集

 第28回ベルマーク便りコンクール(2013年度)の作品を募集します。家庭や児童・生徒、地域の人たちに、ベルマーク運動への協力を呼びかけるために、参加団体の皆さんが制作し、配布しているものをお送りください。

▼応募方法 定期的に発行されている広報紙やお知らせのプリントをはじめ、特集号や冊子などで過去1年以内に制作されたもの。サイズは問いませんが、年間の活動状況が分かるように、なるべく多数の作品を送ってください。
▼あて先 〒104-0061 東京都中央区銀座6-6-7 公益財団法人ベルマーク教育助成財団「ベルマーク便りコンクール」係。
▼締切日 2013年9月30日=当日消印有効
▼入賞作品発表 入賞校はベルマーク新聞とホームページで発表、入賞作品はホームページで掲載します。
▼賞金と参加賞 優秀賞10点には各3万円、佳作10点に各1万円、コンクールに参加した団体には図書カードを贈呈します。

(2012/10/01)

香川県坂出市の岩黒小中学校で「一輪車講習会」

児童生徒11人 島に歓声響く 香川県坂出市沖の瀬戸内海にある岩黒島の市立岩黒小中学校(宮内宏和校長)で9月21日、一輪車講習会がありました。インストラクターは小山美由紀さん(ユニサイクルなぎさ所属)�

一輪車の受講児童たちから、心温まるお礼の手紙

運動会で成果を披露  岐阜県高山市の岩滝小学校 ベルマーク教育助成財団主催の一輪車講習会の指導を受けた岐阜県高山市の市立岩滝小学校(岩嶋温子校長、20人)の児童たちが、女性インストラクターの2人にあ�

津波被災校で初めて「波」の実験教室

「まず逃げることがよくわかった」と児童    いわき市・永崎小学校 大震災で津波に襲われた福島県いわき市立永崎小学校(勝倉孝行校長、247人)で9月19日、教育応援隊の理科実験教室「波のしくみと津波�

東ティモール支援の活動を報告

NGO「シェア」がベルマーク財団来訪 インドネシアから独立して10年になる東ティモールで、小学校の衛生環境をよくしようと活動している日本のNGO「シェア」(国際保健協力市民の会)の守有紀さんと吉森悠�

「夢に向け、目の前の一歩を大切に」

宇宙飛行士・山崎直子さん、小学生に特別授業    福島県いわき市立平第二小学校 「ベルマーク版オーサー・ビジット」が開かれた福島県いわき市の平第二小学校(金内三郎校長、児童数424人)。創立100周�

「すげー」模範演技にひき込まれ熱心に

手取り足とりの一輪車指導で上達    鹿児島県の内陸地域3校 ベルマーク教育助成財団の出前教室「一輪車講習会」の鹿児島県コースは、9月11、12日に鹿児島県北西部にある、さつま町立3小学校で開かれま�

体操服1着でベルマークが2度もらえる

クラレとカンコーが「ベルエコ活動」 協賛会社のクラレトレーディング(ベルマーク番号30)と、カンコー学生服で知られる尾崎商事(本社・岡山市北区)は共同で、1着で2度ベルマークがもらえる「ベルエコ活動�

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