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四川大地震、ミャンマー大水害支援へ計252万円

ベルマーク教育助成財団は2008年12月25日、中国・四川大地震とミャンマー・サイクロンの被災児童を支援するため、現地組織とともに救援活動に当たっている財団法人ジョイセフ(家族計画国際協力財団)に対して災害支援金計200万円を贈りました。また、11月下旬にはサイクロンで被害を受けたミャンマーのヤンゴン日本人学校に対しても屋外遊具建設費用として52万1400円を贈りました。
 四川大地震に対する支援金は100万円。ジョイセフの現地共同実施団体である中国人口生育局を通じて四川省平武県内で孤児となった4人の小学生、地震で障害を負った小学生26人、生活が困窮している小学生6人を対象に支援金を贈ります。ミャンマー・サイクロンへの支援金も100万円。ジョイセフ・ミャンマー事務所が調整役となって、ヤンゴン区クンヤンゴン・タウンシップで最も被害を受けた小学校1校を対象に子どもたちの健康を守り、教育を支援するため物資や機材を提供します。
 ヤンゴン日本人学校に贈った屋外遊具は低鉄棒、中鉄棒、高鉄棒、山型雲梯(うんてい)各1台です。齋藤昌義校長は「感謝の気持ちでいっぱいです」と大変喜んでくれました。

(2009/01/14)

牛乳・パン・お菓子の協賛会社増やして

「協賛会社になってほしいのは牛乳、パン、お菓子の会社の順」――ベルマーク教育助成財団が参加団体であるPTAを対象に実施したアンケート調査に計724校のPTAが回答を寄せ、こんな結果がまとまりました。アンケートへのご協力ありがとうございました。調査ではベルマーク運動をしていて「良かった点」と「改善すべき点」などについても聞いており、財団事務局ではこうした意見を参考にしてベルマーク運動を進めて行きます。
 PTAから寄せられる要望でいつも群を抜いて多いのは「もっと協賛会社を増やして欲しい」という声です。そこで事務局では【質問Ⅰ】(A)で「協賛会社をふやしてほしいと思いますか。思うという方は、できれば具体的に書いてください(いくつでも)」と聞きました。増やして欲しい商品は複数回答で1570件に達しました。一番多かったのは牛乳の413件、次いで食パン・菓子パンの294件、菓子全般の148件、ビール・発泡酒の136件、だし・調味料類の110件、醤油の105件、洗濯洗剤の101件の順。新たな協賛会社の候補として248社の名前が挙げられ、最も要望が高かった会社はパンの会社でした。
 参加している協賛会社にベルマーク対象商品を増やしてほしいかという【質問Ⅰ】(B)に対して、「増やしてほしい」という回答は、複数回答で783件に達しました。要望が多かった商品は菓子全般(172件)、チョコレート(63件)、食品全般(43件)、カップ麺(35件)、冷凍食品(29件)、アイスクリーム(27件)、ガム(26件)の順です。商品数を拡大してほしいとの要望が多かった協賛会社は1位も2位もお菓子の会社でした。
 協力会社から買える品物の種類を増やしてほしいかという【質問Ⅰ】(C)に対して、「増やしてほしい」と回答したのは196件でした。最も多かったのは文房具・消耗品の56件。消耗品についてはベルマーク運動の規程で、除かれていますが、最近では空気清浄機のフィルターや拡大機のロール紙なども購入出来るようになっています。こうした要望の強いことがアンケートで改めて裏付けられた形です。このほか、件数は少なかったのですが、ベルマーク預金を使って落語、映画、人形劇、読み聞かせ、スポーツ教室などのイベントが出来るようにしてほしいという要望もありました。
 ベルマークの援助の範囲をさらに広げてほしいと思いますかという【質問Ⅰ】(D)に対しては、回答数が少なく、「現状維持でいい」という回答が46件に対して、「広げてほしい」という回答も10件にとどまりました。その中には新たな援助対象として国内の福祉施設や老人ホーム、介護施設を挙げる声がありましたが、現在の規約では、援助の対象は教育環境に恵まれない児童・生徒に限定されています。
○細かい作業、負担も浮き彫り
 ベルマーク教育助成財団がPTAの皆さんのご協力を得て行ったアンケート調査では、ベルマーク運動をしていて良かった点、困った点を挙げてくださいという【質問Ⅱ】に対しては、複数回答で挙がったよかった点が546件、困った点が421件で、全体的には良かった方が上回りました。しかし、困った点も全体の4割以上あり、ベルマーク運動は細かい作業が多いため、PTAのお母さん方が苦労されている姿が浮かび上がりました。
 良かった点で最も多かったのは「商品を購入できた」の116件、次が「PTAとつながりができた」の94件、「学校・地域とのつながりができた」の48件、「親子のつながりができた」の43件の順。困った点のトップは「マークの大きさが小さいので困った」の125件で、次いで「集計が面倒」の39件、「マークの表示場所が悪い・分かりにくい」の33件、「PTAの負担が大きい」の32件の順でした。
 説明会について聞いた【質問Ⅲ】の回答では、良かった点を挙げたのが234件に対し、改善すべき点を挙げたのは84件にとどまりました。良かった点は「ベルマーク運動がどのようなボランティア活動なのかとても分かりやすく教えてもらえ、活動を行っていく上でとてもよいスタートになった」という声が一番多く、改善すべき点としては、開催時期や回数、会場、VTRの作り方など多岐にわたっていました。
 【質問Ⅳ】の「ベルマーク財団に望むこと」については519件の意見が寄せられました。「購入商品すべてのカタログがほしい」「2-3学期は集計要員を増やし、集計を急いでほしい」など事務局への注文だけでなく、「ベルマーク手帳は分かりやすく、引き継ぎに役立つ」「いい活動なので、これからもがんばってください」と事務局へエールを送る声もありました。

【財団への要望含め調査】
 このアンケートは2007年11月から08年3月にかけて財団事務局にベルマークを送ってきたPTAを対象に実施しました。7月までに計724校のPTAが回答してくれ、それを分析しました。
 アンケートは【質問Ⅰ】(A)で新たな協賛会社に対する要望、(B)で既存の協賛会社に対するベルマーク対象商品拡大の要望、(C)で協力会社から購入する商品拡大の要望、(D)で援助の範囲の拡大についての要望について聞いています。ついで【質問Ⅱ】でベルマークをしていて良かった点と困った点、【質問Ⅲ】でベルマーク運動説明会の良かった点と改善すべき点、【質問Ⅳ】でベルマーク財団に望むことについて聞いています。

(2009/01/09)

「城の自由研究コンテスト」受賞者決まる

全国の小・中学生が「お城」についての自由研究をする第7回「城の自由研究コンテスト」(主催日本城郭協会、朝日学生新聞社、公文教育研究会、後援文部科学省、ベルマーク教育助成財団、教育新聞社、日本教育工学振興会)の受賞作品が決まりました。
 2008年の今回は過去最高の602点が寄せられ、ふるさとや、旅先で見たり、本を読んだりして興味を持ったお城をよく調べた作品が多く、レベルも年々高まっており、審査委員も感心しながらの審査となりました。(以下受賞者、敬称略)
 ▽文部科学大臣賞=宮川晴行(東京都・小5)▽日本城郭協会賞=福田諒(愛知県・中2)
 ▽朝日小学生新聞賞=石田沙羅(岐阜県・小1)▽公文教育研究会賞=松橋駿(滋賀県・小5)
 ▽優秀賞=足立蒼依(岐阜県・小5)、兵庫県上郡町立赤松小学校5・6年生計26名、 赤嶺久玲愛(沖縄県・小6)、小池絵千花(埼玉県・小6)、林正基(徳島県・小6)、宮川遥(香川県・中1)、鶴田大士(石川県・中2)、下川翔平(埼玉県・中3)
 ▽佳作=奥平悠之槙(愛媛県・小3)、香川県丸亀市立城北小学校3年生計65名、浅井温基(北海道・小4)、植島久暉(奈良県・小4)、吉田豊(岐阜県・小4)、高木博登(石川県・小5)、山崎舞子(宮城県・小5)、黒田彩沙(滋賀県・小6)、前川聡一郎(茨城県・小6)、 野口翔平(長崎県・中2)

(2009/01/06)

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            ベルマークから、ありがとう。

ベルマーク教育助成財団 tel:03-5148-7255