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一輪車講習会、四国の小学校でスタート

「空中乗りできてうれしい」、愛媛県の篠山小

 ベルマーク財団のソフト援助の一つ、一輪車講習会が8月4日、愛媛県愛南町の篠山小学校(甲野正人校長)で、5日に徳島県三好市の栃之瀬小学校(向井敬治校長)で、それぞれ開かれました。今年度初めてです。児童らは、小山美由紀さん、浮谷奈菜さんの指導を受けて新しい技にも挑戦しました。

先生も一緒に手をつなぎ横並びで走りました
 篠山小学校は日本一長い校名といわれ、正式名は「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山小学校」。篠山中学校同様に31文字あります。児童25人で、うち7人は校舎横を流れる篠川を隔てた高知県側から2人で手をつないで。うまく出来ました通っています。
 講習会は、体育館で小山、浮谷指導員のペア演技、レンガばりの玄関先で実技指導がありました。子どもたちは補助なしの空中乗りをしたり、2人で手をつないだり、8、9人が手をつなぎ横並びで走行したりしました。日本一長い学校名の表札=愛媛県愛南町の篠山小学校で挑戦を重ねて、うまく出来ると「わあ、すごい、すごい」などと歓声が上がっていました。児童たちは「空中乗りは、5回に1回乗れるようになり、うれしい」などと話していました。同校では、今年秋の運動会で、初めて一輪車の演技を披露することにしており、学校側は「これから練習していきます」と話していました。

《写真上から》
・先生も一緒に手をつなぎ横並びで走りました
・2人で手をつないで。うまく出来ました
・日本一長い学校名の表札=愛媛県愛南町の篠山小学校で

「一輪車が好きになった」、徳島県の栃之瀬小

 栃之瀬小学校では3階体育館に児童20人と保育園児数人が参加しました。ほとんどの児童が乗れますが、上達度に合わせ2グループに分かれ実技指導しました。実技のあと、児童から小山、浮谷さんのペア演技のアンコールがありました。最後に児童を代表して5年の喜多史織さんが「優しく、ていねいに教えてくれてありがとうございました。一輪車が好きになりました」とお礼を述べました。向井校長も「みんながどんどんうまくなっていくのが良く分かりました。先生方にとっても良い勉強になりました」と話していました。

 同校は統廃合のため2012年3月末での閉校が決まっており、最後の年に開かれた一輪車講習会は良い記念になったようです。同校は05年にはベルマーク預金で、ブランコを購入、設置しています。同校卒業の保護者が「子どもの頃にあったブランコがなくなっているのは寂しい。ベルマークを集めて復活を」と運動を展開しました。新聞報道されたこともあって、平家落人伝説で有名な奥祖谷地方の小さな学校に全国からベルマークの寄贈が相次ぎ、実現しました。

《写真上から》
・小山美由紀さんと浮谷奈菜さんのペア演技
・小山、浮谷さんを囲み児童、園児ら全員で記念撮影しました
・全国から寄贈されたベルマークで設置されたブランコ=徳島県三好市の栃之瀬小学校で

 

(2011/08/12)

益田東中でボランティアと一緒に絵本のシール貼り

「絵本を届ける運動」に協力、京都明徳高校でも

生徒の作業を手助けし見守る図書ボランティア 海外の開発途上国に贈る絵本に現地語のシールを貼るボランティア活動が7月29日、島根県益田市立益田東中学校であり、生徒たちは図書ボランティアの人たちと一緒にシール貼りに精を出しました。この活動はベルマーク教育助成財団が今年度から始めた「教育応援隊」事業の一つ「絵本を届ける運動」で、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)の協力を得ています。20日には、京都市の私立京都明徳高校生も行いました。
 益田東中学校では、生徒側が生徒会購買委員会の高橋ほのか委員長ら13人、図書ボランティアは小河恵美子さんら6人が参加しました。絵本は「わたしのあかちゃん」など6種類30冊で、日本語部分をラオス語のシールに貼りかえるのが作業の中身。生徒たちは間違えないようにペアを組み、その間に図書ボランティアや司書が座りました。
 作業は購買委員会顧問の宮田昌子先生の「ていねいに、きれいに、間違えない、の3点に注意してください」で始まりました。生徒たちは、黙々とシールを切り、慎重に貼りつけていました。ボランティアのお母さんが連れてきた小学生が、シールを切ったあとのゴミ集めに回っていました。宮田小学生も、シール切ったあとのゴミ集めを手伝いました=いずれも島根県益田市の益田東中学校で先生は「一つずつ貼っていかないと間違えるよ」「読む気が起きるように、ていねいに」と時折、注意を呼びかけました。生徒たちは「細かい作業ですが、慣れれば、そんなに難しいことはありません」と話していました。
 シール貼りボランティアは宮田先生がベルマーク財団から送られてきた資料を見て「委員に何か活動を経験させたい」と応募しました。生徒会購買委員会が同校のベルマーク活動を担当していることから、ボランティアのことは以前から知っていましたが、絵本、シール購入を自分たちの資金で賄わなければならないことから断念していました。それが、今年度から財団の教育応援隊事業の一環として、購入資金の補助を受けられることになり、真っ先に手をあげました。
熱心にシール張りをする高校生たち=京都明徳高校で 島根県は子どもの読書活動推進事業に熱心に取り組んでいます。2009年、全小中学校に学校司書を配置する方針を打ち出し、益田東中学校でも最初、図書ボランティアがスタート、昨年には司書も配属されました。
 また京都明徳高校(京都市西京区)では生徒会メディア委員会の委員9人が作業に当たりました。夏休みの委員会活動に、と応募しましたが、生徒たちは「複雑な線の切り方も必要ですが、楽しく作業出来ました」などと話していました。

《写真上から》
・生徒の作業を手助けし見守る図書ボランティア
・小学生も、シール切ったあとのゴミ集めを手伝いました=いずれも島根県益田市の益田東中学校で
・熱心にシール張りをする高校生たち=京都明徳高校で

(2011/08/12)

ジブラルタ生命にキッズデザイン賞

「おこづかい教育出前教室」と「おこづかいゲーム」で審査委員長特別賞


 協賛会社のジブラルタ生命(倉重光雄社長兼CEO)が社会貢献活動の一環として取り組んでいる「おこづかい教育出前教室」と学習ツールの「おこづかいゲーム」(協力・ベルマーク財団)が、第5回キッズデザイン賞キッズ・コンシューマーサポート部門で審査委員長特別賞を受賞しました。8月3日に都内で開かれた授賞式で表彰されました。
 「おこづかい教育出前教室」は、小学生以下の子供のいる保護者を対象に今年からジブラルタ生命が始めたセミナーです。ママ友クラブや小学校などに同生命の担当者が出かけ、おこづかい教育の秘訣やおこづかいを通じた良い習慣づくりを紹介したり、参加者同士で討論したりしています。
 また「おこづかいゲーム」は、出前教室などで配布している人生ゲームに似たすごろくゲームで、サイコロの目に従って進み、買い物をしたり、社会貢献活動をしたりしながらゴールを目指します。途中でお金がなくなるとリタイアになったりするので、やりくりを覚え、必要でないものを買うのを我慢したりすることも覚える仕組み。「ベルマーク運動」も身近な社会貢献活動として取り入られています。

 キッズデザイン賞は経済産業省とキッズデザイン協議会が連携して「子どもたちの創造性と未来をひらくデザイン」などを顕彰している。ジブラルタ生命の受賞理由は「小遣いという子どもにとって初めての消費行動に着目し、社会におけるお金の意味を学ぶことは重要である」とされています。

問い合わせ先は、
ジブラルタ生命 大都市強化プロジェクトチーム 03-5501-6167


《写真上から》
・キッズデザイン賞の表彰式会場に展示されたジブラルタ生命の「おこづかいゲーム」や出前教室の様子を紹介する写真
・表彰状を手にする大都市強化プロジェクトチームの松本哲さん

(2011/08/09)

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