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認知症対応型デイサービス利用者がベルマークの仕分け整理

みぎわホーム「陽だまり」で毎日コツコツと

 東京都町田市にあるみぎわホームのサービスの一つ、認知症対応型デイサービス「陽だまり」で、利用者と職員がベルマークの仕分け整理に取り組んでいます。整理の終わったマークは、近くの鶴間小学校に利用者自ら届けることを目的・目標にしています。利用者にとっ集まったベルマークを整理する「陽だまり」の利用者と職員たちてはリハビリにもなり、子どもたちのためになるということで生きがいになります。また、学校側にとっては、利用者自らが届け、直接子どもたちに手渡すことで、感謝の気持ちが芽生えます。
 みぎわホームは、社会福祉法人南町田ちいろば会(川勝高宏理事長)が運営する施設です。デイサービスのほかに、特別養護老人ホームやショートステイなどのサービスを行っています。キリスト教を母体としており、利用者の尊厳を大切にし、最高のサービス提供と社会貢献を目指しています。
 みぎわホームの受付には、3年ほど前からベルマーク回収箱が置いてあります。鶴間小手作りのものです。当初は職員たちも意識して入れていたそうですが、時が経つにつれ減っていきました。そこで、掲示板にベルマーク一覧表や回収を呼びかけるポスターを貼りました。玄関横ある自動販売機のお茶にマークが付いていることや、紙パックの飲み物が日本テトラパック製だということが周知できました。
 これまでに集めたベルマークは、そのまま学校に届けているだけでした。「陽だまり」の利用者が仕分けをするようになったのは、3カ月ほど前からです。みぎわホームや鶴間小のある南町田地区は、地域住民が協力しともに助け合う絆の強い地域です。しっかりとしたネットワークができあがっていて、地域を挙げてのあいさつ運動を展開してきました。そんなこともあり、ただ集めてたくさんのテトラパック製紙容器を届けました。左から小林校長、井上副校長、みぎわホームの中村勝美さん、今井さん、森さん届けるだけでなく、お互いメリットのある方法で協力し合おうと活動が始まりました。
 「陽だまり」では、毎日仕分け作業が行われています。利用者の体調をみながら進めるので、日によって参加人数はバラバラです。ハサミを使って、余分な部分を切り落としたり、協賛会社ごとに仕分けたり。長時間は無理でも、それぞれができることを精一杯行います。
 訪問した日は、4人の利用者が職員に付き添われて作業をしていました。女性2人は、ハサミを上手に使い、手際よく切りそろえていきました。森カツヨさんは「娘が子どもの頃には、よく学校に行ってやっていたんですよ。とても懐かしい」と話していました。この日唯一の男性、今井荘一さんは、協賛会社ごとに分けられたマークを、さらに点数ごとに分け、10枚ずつチャック付きの小さいビニール袋に入れました。
 午後から、利用者3人と職員3人の計6人で鶴間小学校を訪ねました。「陽だまり」で活動を始めてから、初めての学校訪問でした。この日は調整がつかず、子どもたちに手渡すことができませんでしたが、迎えてくれた小林光市校長と井上正義副校長、それに3人のPTA学級代表者会メンバーは、仕分けが終わったベルマークと、テトラパック製紙容器がぎっしり詰まった大きなダンボールに目を見張っていました。鶴間小では、キンボール購入を目指してベルマーク活動をしています。しかし、校内だけではなかなか目標を達成できません。「みぎわホームの申し出はとてもありがたい」と小林校長はとても喜んでいました。そして「次回は必ず子どもたちと出迎えます」と約束してくれました。
 学校に行くまでは緊張していた3人ですが、帰りの車ではとても晴れやかな顔をしていました。今井さんは「これからもコツコツと続けていきます」、森さんは「直接、学校の方とお会いすることができて、ますますがんばれそうです」と話してくれました。

≪写真上から≫
・集まったベルマークを整理する「陽だまり」の利用者と職員たち
・たくさんのテトラパック製紙容器を届けました。左から小林校長、井上副校長、みぎわホームの中村勝美さん、今井さん、森さん

(2014/03/07)

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