トヨタモビリティ東京が特別支援学校2校に計20万点を寄贈


(2024/04/18)印刷する

 自動車ディーラーのトヨタモビリティ東京株式会社(本社・東京都港区)が社内で集めたベルマーク約20万点を特別支援学校の都立鹿本学園と都立花畑学園に寄贈しました。同社の江戸川中央店で3月7日に寄贈式があり、各校に約10万点ずつ、マークが手渡されました。

 同社は、東京都内の自動車販売を担う5社からなる、2019年に設立された会社です。5社のうち、東京トヨタ自動車とネッツトヨタ東京が以前からベルマーク活動に取り組んでいました。東京トヨタ自動車は2016年にカートリッジ収集の企業登録をしたことをきっかけに本格的に収集を開始。一方、ネッツトヨタ東京が収集を始めたのは、保険事業で関わりのあったあいおいニッセイ同和損保(ベルマーク番号92)からの提案によるものです。会社設立後、販売店舗が約200ヵ所に増えてからは、社内での周知活動により一層力を入れています。

ベルマークと点数証明書はがき

 江戸川中央店には、身体の不自由な人や高齢者でも使いやすい福祉車両「ウェルキャブ」を展示するスペースが設けられています。店内にはパラリンピック競技「ボッチャ」のコートもあり、福祉や社会貢献への関心の高さが伝わってきます。今回、マークの寄贈先を選ぶにあたっては、都内の特別支援学校に寄贈したいとの希望があり、日頃からボッチャコートを貸し出すなど、つながりがある2校に決まりました。

江戸川中央店内にはボッチャコートのラインが引いてある

 贈呈式の司会を務めたのはベルマークの集約を担当している総務部総務企画室広報グループの小熊敦子さんと山本恵理さん。江戸川中央店の社員らも見守る中、小熊さんは「環境保全につながるカートリッジの収集は、SDGsのためにもなる有意義な活動。これからも地域の頼りになる会社を目指していきたい」とあいさつしました。マークを受け取ったのは、鹿本学園PTAの大磯園子さんと加田瞳さん、花畑学園PTAの石井美紀さんと上野祐絵さんです。加田さんは「たくさんの点数をありがとうございます。児童や生徒のため、大切に活用します」、石井さんは「いただいたベルマークは、大きな絵本や楽器などの購入に充てたい」と感謝を伝えました。

鹿本学園にマークの贈呈
花畑学園ともマークの受け渡し

ベルマーク商品

グラニュ糖1㎏

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中