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6月17日(金) 熊本

熊本県宇土市立宇土小学校

山川  良子さん(2010、11年度PTAベルマーク委員長)
西田 きょみさん(11年度副委員長)
白井  文子さん(10、11年度同)
(前列右から)
山本  理香さん(同)
江藤  厚美さん(11年度PTA副会長)
(後列右から)
6月17日 熊本 宇土市立宇土小学校
 宇土小学校は、1872(明治5)年10月の創立で、今年4月1日現在の児童数は818人、学級数は27学級あり、宇土市内の小学校では最大の規模を誇ります。
 09年11月から新校舎を建築中で、今年7月に完成予定です。くまもとアートポリスプロジェクトの一環として設計された新校舎は「雑木林の木陰に教室がすべり込む、限りなく外に近い学校」をデザインコンセプトとしています。
 PTAは運営委員会を中心に各委員会、おやじの会などのサポートチームで成り立っています。10年度ベルマーク委員会は、委員長以下、各クラス2~3人の委員58人と先生9人の計67人で活動しました。
 ベルマーク運動への参加は1967年で、昨年は熊本県10校目の累計300万点を達成し、昨年度は6万2951点でした。毎年10万点を目標に、こつこつと、でも着実に活動を続けています。
 委員会は年間4回の開催で、10年以上前からこのスタイルを続けています。学校に集まる回数と時間を極力減らし、家庭での作業を主とするベルマーク委員会は人気が高く、特に仕事をもつ保護者に多数参加いただいています。
 クラスで収集したベルマークは、クラスの委員が毎月1回、自宅に持ち帰り整理作業をし、全体集計日まで保管します。
 第1回目の委員会にさきがけて、4月末に全校児童に、ベルマーク収集袋、ベルマーク一覧表、ベルマークだよりを配布します。ベルマークだよりには、マークの切り方のポイントを紹介し、ベルマーク委員の作業負担を少しでも軽減できるようにしています。
 収集日は特に設けていません。以前は月初めの1週間だったのですが「たくさん集まってから学校に持っていこう」と思っていても、忘れたり失くしたりする、という話を聞いたからです。そこで、昨年から「ベルマークみつけたその日が収集日」を合言葉に、1枚、2枚でも学校に持ち込むよう依頼しています。
 これは、保護者に対するのはもちろんですが、子どもたちへのメッセージでもあります。見つけたベルマークを、自らの手で集めることでもっと興味をもってもらいたいという願いがこめられているのです。
 年4回のうち、2回目以降に全体集計するベルマーク委員会にとって、1回目はとても重要です。集まる回数が少なく、初心者の委員もいる中、マークの整理や集計手順を、どこまで完璧に理解してもらうかが、成功の鍵となります。昨年度は「宇土小ベルマーク運動の実践について」という資料を配布。収集・仕分け・整理・全体集計などの作業手順を説明しました。この資料と別に、初心者向けマニュアルを作成。これと整理済みベルマークなどの現物を使い、初心者向けの個別説明会を行いました。
 仕分けが済んだマークは同一番号・同一点数を10枚ずつテープで張って整理します。誰が見ても明確で、数え間違いが防げる、作業の引継ぎがしやすいという点から長年この方法で整理しています。
 整理の終わったベルマークは、ベルマーク番号を記入した封筒に入れ、全体集計日に持ち寄ります。当日はPTA室の机一面に協賛会社ごとのトレーを並べ、整理済みベルマークを入れていきます。協賛会社ごとに1~2人の委員で分担、端数のテープ張りと集計を行います。整理袋に点数と枚数を記入したら、副委員長が精査。委員長が送り状に記入し、発送までをこの日1日で行います。毎回2万点ほどのマークを1時間程度で集計し終えます。
 こだわりは、時短・効率化に積極的に取り組んでいる点です。委員会の活動時間帯は、働く保護者が多いにもかかわらず、平日の昼間です。昼間は仕事で忙しくて時間がないからこそ、夜は家にいて子どもとの時間を大切にしたい。その思いに答えるべく、委員会の回数を集約し、作業の時間短縮を目指しています。
 そのために「集計日に未整理マークは持ち込まない」ことを徹底させています。家庭での整理作業が完璧であればこそ、時短・効率化も可能だからです。 
 しかし、収集日を設けていないため、クラスで集めたすべてのベルマークを整理し集計日に持ち込むことは実質的に不可能です。そこで「やり残した分は次回に回してください」とお伝えしています。ある程度の「ゆるさ」が、43年間の長きに渡りベルマーク運動を続けていけるポイントなのかも知れません。
 ベルマークだよりは年5~6回発行しています。昨年から「親子でベルマークッキング!」を連載しています。ベルマーク協賛商品を使い、子どもと一緒に作れる簡単で楽しいレシピを紹介しています。バナージュと明治や森永の板チョコを使った「チョコバナナクレープ」、マルヤナギの煮豆を使用した「お手軽いちご大福」、ソントンのジャムを使った「ジャムサンドクッキー」などです。協賛商品の紹介はもちろん、親子のふれあいや食育にも一役買ってくれているようです。
 ベルマーク預金残高は昨年度末で32万3380円です。7月に新校舎が完成します。ベルマークだよりで「子どもたちに役立つものを購入計画中」と発表したところ、体育委員会の子どもたちからは「1輪車を増やしてほしい」、給食委員会の児童からは「給食タワーに大きな時計がほしい」などの要望がありました。完成した新校舎の様子をみて、購入商品を決めたいと思います。
 3月11日、東日本大震災が起こりました。テレビでニュースを見るたび心が痛みました。子どもたちもショックを受けたようで「地震と津波ですべてを失った東北の子どもたちは、どんな気持ちだろう」という声を耳にしました。
 頭に浮かんだのがベルマークの緊急友愛援助でした。運営委員会にはかり、PTA総会で承認を得て、10万円を寄付しました。
 「被災地の子どもたちに笑顔の、おすそ分け」ができますように」。宇土小学校みんなの願いです。
  
(スライドショー、収集用具などを使って発表)
=6月17日、熊本市国際交流会館ホールで

(2011/06/24)

     あなたの愛が鳴り響きます。
            ベルマークから、ありがとう。

ベルマーク教育助成財団 tel:03-5148-7255