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財団から

「被災地支援、国民的な運動に」

協賛・協力会社懇談会で財団感謝  階上中の「お礼のDVD」を上映

 ベルマーク運動の協賛会社、協力会社懇談会が3月15日、都内のホテルで開かれました。今年は2月に協賛会社に加盟したNGP日本自動車リサイクル事業協同組合を含め、協賛会社39社73人、協力13社24人の合わせて97人が出席しました。
 午前中の第1部。冒頭、財団を代表して吉田慎一専務理事(朝日新聞社編集担当)が東日本大震災後の財団による支援活動に触協賛、協力会社から100人近くが参加。「NGP」の長谷川理事長のあいさつに聞き入っていましたれ、「協賛会社、協力会社の皆さんの丁寧なお支えに、財団が刺激されるようにして活発に活動をしてきた1年でした」と総括。「集まったベルマークは7年ぶりに5億点を超え、活動は国民的な運動の流れになっています。これもみなさんの日ごろの心遣い、ご支援がその結果に結びついていると思い、感謝申し上げます」とお礼を述べ、「被災地支援の形で結実した、この流れを今後も一層強めていきたいと思います」と今年度事業に対する意気込みを語りました。
 続いて、財団事務局から、ベルマーク運動の現況と2011年度事業報告、12年度事業計画、12年度予算について説明がありました。また、2月に協賛会社に加盟した「NGP日本自動車リサイクル事業協同組合」の長谷川利彦理事長があいさつに立ち、「組合は東日本大震災で被災した現地でボランティア活動をしましたが、本当に悲惨な状況に直面して、組合員のみんなが心を痛めました。リサイクル部品の販売を通して、被災地の学校、子どもたちの復興支援になるように努めていく所存です」と話しました。
 最後に、宮城県気仙沼市の階上(はしかみ)中学校から財団に贈られてきたDVDが上映されました。大きく被災したこの1年間、財団をはじめ全国から同中に寄せられた支援に対するお礼のDVDです。生徒会メンバーたちがスライドを使って、大震災の被害に立ち向かう生徒たちの活動や地域で暮らす人たちの様子を語り、最後に全校生徒が体育館に集まって応援団よろしく、お礼のエールを送るシーンは悲しみや苦しみを乗り越えて一歩でも前に進もうとする子どもたちの精一杯の感謝の気持ちが込められていました。
 午後の昼食懇談会場では、うち解けた雰囲気で、あいさつを交わしたり、財団活動に関する意見の交換が行われたりしました。

≪写真上から≫
・協賛、協力会社から100人近くが参加。「NGP」の長谷川理事長のあいさつに聞き入っていました
・階上中の「お礼」のDVDは「感動モノ」という評判でした

(2012/03/21)

被災校支援に重点 事業計画や予算承認

ベルマーク財団理事会開かれる

 ベルマーク財団の理事会が3月8日、都内のホテルで開かれ、2012年度の事業計画や予算案が原案通りに承認されました。
 昨年3月11日に発生した東日本大震災の影響で11年度予算は年度途中、被災校支援を目的に大幅に組み替えられる事態になりました。12年度の事業基本方針も、その流れが強く反映されました。
 援助先が見えにくいといわれる他の義援金事業などに比べ、「学校および子どもたちの支援」に特化したベルマーク運動は改めて注目されているとして分析。「東日本大震災の被災校および子どもたちが、できるだけ不便のない環境で学校生活を送るための支援」を「当面の重点活動」のトップに掲げました。
 財団は昨年、公益財団法人に移行しました。組織の効率的、合理的な運営を行い、運動の原点である、へきち地学校をはじめ、特別支援学校や開発途上国の子どもたちのための「より良い教育環境つくり」にも努めていきます。
 12年度で3年目を迎える「運動再生5カ年計画」の具体化を進め、より魅力ある運動を目指し、運動未参加の小中、高校、大学への参加を呼びかけます。
 また、協賛会社の「NGP日本自動車リサイクル事業協同組合」の新規加入を承認しました。同組合は自動車のリサイクル部品の品質保証シールに、ベルマーク点数を付与する形で協賛します。社会貢献に理解のある企業に対しては、さらに協賛、協力会社への新規加入の働きかけを積極的に行っていきます。
 昨年度から始まったソフト援助事業「教育応援隊」については、理科実験と音楽教室の2事業を加えるなど事業内容を充実させました。

(2012/03/14)

NGPが協賛会社加盟の記者会見

「品質保証シール」にベルマーク付与 NGP日本自動車リサイクル事業協同組合

 自動車リサイクル部品の生産販売事業を全国展開するNGP日本自動車リサイクル事業協同組合(長谷川利彦理事長)は2月24日、ベルマーク協賛会社加盟の発表記者会見を東京・品川のホテル・シナガワグースで開きました。NGPの協賛会社加盟は2月1日付で、協賛加盟社は63社になりました。

NGP日本自動車リサイクル事業協同組合の役員の皆さん
 同組合は自動車のリサイクル部品を生産販売する142社が加盟する団体で、それらの会社がリサイクル部品を販売する際の「品質保証シール」にベルマークを付けることになりました。ベルマーク番号は「76」で4月1日以降の販売分からマークが付与されます。購入商品の価格にかかわらず、すべて1枚5点です。
 記者会見場には、業界紙の記者ら約30人が集まりました。
 まず、長谷川理事長があいさつしました。協賛会社加盟の動機について「昨年3月11日に発生した東日本大震災で大変多くの方が犠牲あいさつするNGPの長谷川利彦理事長になり、組合員一同は被災地へのボランティア救援活動へ思いが強まりました」と話しました。そうした中で、同じ協賛会社で組合と取引関係にある「あいおいニッセイ同和損害保険」の「たすけ愛・ささえ愛プロジェクト・被災地の学校へ届けみんなのベルマーク支援活動」に感銘を受けたことを披露。「被災地学校や子どもたちの未来のための継続的な復興支援活動を通して、絆の輪を広げ社会貢献に努めていきたい」とベルマーク運動参加への決意を述べました。
 来賓として出席したベルマーク財団の宮田謙一常務理事は「NGPさんの社会貢献活動に心からの敬意を表させていただきたい。今回の東日本大震災では支援を呼びかけたところ、驚くほどの支援が集まりました。その流れの中でNGPさんが協力していただけることになりました。大震災の支援は5年、10年で終わるわけではなく、ベルマークは打ってつけの支援であり、末永く支援していただけるようにお願いいたします」と祝辞を述べました。同じく来賓の、あいおいニッセイ同和損害保険執行役員の杉山浩一・リテール営業開発本部長は「ベルマーク運動のお仲間に入り喜ばしく思っています。ベルマーク運動というのは継続的に気軽に参加していくことができます。NGPさんとともに、頑張っていきたい」と話されました。
 続いて、ベルマーク運動の展開について説明が組合事務局からありました。まず、組織の説明では、NGPグループの設立は1985年4月で、協同組合になったのは2004年10月とのことです。10年度の年間販売数は2,436,142点。組織運営の指針は「組合員の結束(絆)と教育」です。
集まった記者の皆さん
 東日本大震災における被災車両の救援活動では、4月11日に対策本部を、仙台市若林区のあいおいニッセイ同和仙台自動車研究所内に設置し、2カ月間で延べ854人の組合員が救援活動に当たったという説明がありました。ベルマーク運動の具体的な展開については、①救援活動の継続実施②あいおいニッセイ同和損害保険と共通するお客様へのサポーター拡大活動③全国NGP組合員各社でのベルマーク収集運動などとしています。また、ベルマーク運動啓蒙ポスターの設置も呼びかけます。
 そして「ベルマーク付きギャランティー(品質保証)シールの収集活動に最大限の努力を払い、被災地の学校支援と子どもたちの未来のためにベルマーク活動に継続的に取り組んでまいります」とする活動宣言を読み上げました。
 最後に胡(えびす)定晃・総務広報委員長が閉会のあいさつをして締めくくった後、会場を移して懇親会が開かれ、和やかな雰囲気に包まれました。

≪写真上から≫
・NGP日本自動車リサイクル事業協同組合の役員の皆さん
・あいさつするNGPの長谷川利彦理事長
・集まった記者の皆さん

(2012/02/28)

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