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東日本大震災関連ニュース

川越市PTA連合会が合同で仕分け作業

工夫の仕分けグッズが威力発揮 「要請あれば10年継続も」

 埼玉県川越市の公立小中学校PTA54校でつくる同市PTA連合会(長井良憲会長)は1月30日、東日本大震災援助用の寄贈マークの仕分け集計ボランティアを同市P連合同で行いました。場所は同市野田町の市立野田中学校(久保田修平校長)。加盟16校から45寄贈マークはお母さん、お父さんたちの手さばきでどんどん片づいていきます人のお母さん、お父さんが集まり、手際よく作業を進めました。同市P連は震災被害校へのこうした支援活動を向こう10年間続けていく方針を決めています。
 財団が昨年、「震災援助寄贈マーク」の仕分け集計ボランティアを募集したところ、川越市P連として協力に手を挙げてくれました。その後、加盟PTAがそれぞれ単独で作業を続けてくれていますが、今回は初めての合同作業になりました。
 会場は野田中学校3階の被服室。みなさん、午前9時半に集合しました。複数のグループに分かれ、財団からお願いされた手提げ袋3袋分のマークをテーブルに広げての作業です。会場には野田中学校からお茶など飲み物の差し入れがありました。
 作業で威力を発揮したのが仕分けグッズ。P連広報委員長の黒田弘美さんが所属する霞ヶ関北小学校PTA(黒田さんはPTA会長)が日ごろ、使っているカップ食品収納用のプラスチック容器やプラスチックコップなどもその一つでした。まずはベルマーク番号ごとにマークをまとめ、それを番号のついたコップごとに入れて整理していきます。そしてグループでまとまったマークは、各番号が明記された大きなビニール袋に入れ込んで1個所にまとめられました。みさなん、手慣れているため、仕分け作業は2時間弱で終了しました。
 次回は2月13日に、大東西小学校で午前9時から正午まで、今回仕分けした分の集計と、新たな仕分け集計を行う予定です。
 長井会長は「どこにどのように使われるのかが、よく見えない義援金よりも、ベルマーク運動は学校への設備品という、形がよくわかる寄贈マークはお母さん、お父さんたちの手さばきでどんどん片づいていきますのがいいですね。要請があるならば10年間続けていきたい」と話しました。
 会場を提供した野田中学の久保田校長は「人が集まって整理するというのは、すごい力ですね。素晴らしいと思います」と話し、総合学習の授業の中で福祉体験として、できれば5月ころ生徒たちに仕分け集計の学習をさせたいとのことでした。

野田中からはお茶の差し入れもありました=いずれも同校で≪写真上から≫
・寄贈マークはお母さん、お父さんたちの手さばきでどんどん片づいていきます
・野田中からはお茶の差し入れもありました=いずれも同校で

(2012/02/01)

震災支援マーク仕分けして寄贈

北九州のデパート井筒屋

 北九州市のデパートの井筒屋小倉店、黒崎店の従業員が東日本大震災の被災地を支援するため、ベルマークを集め、ベルマーク教育助成財団に寄贈しました。仕分けされた寄贈マーク。ビニール袋に協賛会社別に小分けされています社員の親睦団体の井和会(せいわかい=約800人)が呼びかけ、集めたもので、協賛企業・点数別に仕分けされていて、約1万5300点にのぼりました。
 井和会は、昨年の震災後に200万円の募金を贈りましたが、継続的な被災地支援ができないかと考え、昨年9月からベルマーク収集に取り組みました。協賛会社・あいおいニッセイ同和損害保険が作った回収ボックス50個を小倉、黒崎店に置いて、従業員に協力を呼びかけ、12月末に回収。ベルマーク財団に相談したり、ホームペー回収ボックスを手に金子英美・井和会副委員長=いずれも北九州市の井筒屋小倉店でジを見たりして、ボランティアがマークを仕分けするなど、作業が大変なことを知り、企業別・点数別に仕分けすることにしました。今年1月10日ごろから作業開始。休憩時間や勤務の合間に取り組み、2週間がかりで終えました。
 井和会のメンバーは作業を通じて、ベルマークはデパートで販売しているさまざまな商品についていること、丁寧に切り取ったマークが多かったこと、脱退企業のマークが含まれていたことなどが分かったといいます。副委員長の金子英美さんは「息の長い被災地支援にはベルマークがぴったり。子どもたちのために役立ててください」と話しています。

≪写真上から≫
・仕分けされた寄贈マーク。ビニール袋に協賛会社別に小分けされています
・回収ボックスを手に金子英美・井和会副委員長=いずれも北九州市の井筒屋小倉店で

(2012/01/31)

デンソーの社内Gが全社的な収集活動を展開

「継続的な震災支援に協力したい」とボランティアグループで

 愛知県の自動車部品メーカー、株式会社デンソーのボランティアグループ「デンソーハートフルクラブ」は東日本大震災で被災した子どもたちを支援したいと全社的なベルマーク収集運動を展開しています。

仕分け作業を終えたクラブのメンバーで記念撮影
 クラブのベルマーク収集は10年以上続いていますが、昨年3月の大震災をきっかけに活発になりました。クラブ内で「何かできないか」という声が大きくなり、クラブ内の主にベルマーク活動を行っているチーム「昼ボラ隊」で話し合った結果、「ベルマークによる支援が最適」ということになりました。社員約1万人の本社をはじめ、工場を含めた全社で、回収箱設置などの取り組みが始まりました。希望する社員が回収したベルマークを自宅に持ち帰って仕分け・整理するなどして、既に昨年までにトヨタグループの組織である二豊会を通じて約10万点を寄贈。さらに約15万点をベルマーク財団に独自で届けたいとのことです。
 1月24日のメンバーの会議では、「被災校の窮乏品などを確かめて直接送ってはどうか」などの意見が出たそうです。チームリーダーの平田佐奈恵さんは「ボランティアは会社の奨励もありますが、大震災の窮状を見聞するにつけ、たくさんの方々が何かをしたいと動き出しました。被災校への継続的な支援に少しでも協力したいと思います」と話しています。

≪写真≫仕分け作業を終えたクラブのメンバーで記念撮影

(2012/01/31)

緊急友愛援助が5000万円突破

寄贈マークは1000万点超す 東日本大震災の被災校を支援するため、ベルマーク運動参加校、団体が自分のベルマーク預金を切り崩して財団に寄付する緊急友愛援助寄付が1月30日現在、1319件で52,495�

大震災報道写真展を山形の小学校で開催

ベルマーク運動の協力呼びかけも 「被災地とともに~東日本大震災報道写真展」の学校巡回展が山形市本町1丁目の市立第一小学校(白鳥樹一郎校長、児童234人)で20日まで開かれました。保護者にも開放してい�

新たに50校を追加、援助校は計257校に

東日本大震災被災校援助プロジェクト 東日本大震災「被災校援助」プロジェクトを実施中のベルマーク教育助成財団は11月7日、新たに岩手、宮城、福島3県の小中学校計50校に対して、1校あたり50万円相当の�

大震災で深まったベルマークの「絆」

■北海道・広尾中が23年ぶりにベルマーク運動を再開  「東日本大震災を機に被災地支援したい」生徒会が動く北海道広尾町立広尾中学校    

ユニーが全227店でベルマーク集め

被災地の子どもたち支援したい 東海を中心とした1府19県にショッピングセンターやスーパーマーケットなどを展開するユニー株式会社(本社・愛知県稲沢市、前村哲路社長)が、1月10日から傘下の全227店で�

「厳しい冬を乗り切って」横浜の精華小があったかい贈り物

10年収集の成果で被災地3校にストーブなど 神奈川県横浜市の精華小学校(小川正校長、児童480人)は厳しい冬を乗り切ってもらいたいと、福島県の3校に石油ストーブなどをプレゼントしました。3校は、東京�

振り袖姿でベルマークを回収箱へ 「善行で始まる成人式も意義がある」

さいたま市成人式でベルマーク収集 さいたま市の新成人たちが1月9日、さいたまスーパーアリーナで行われた成人式でベルマーク収集を行いました。幾つもの受付に、それぞれ大きな段ボールの収集ボックスを置き、�

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