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東日本大震災関連ニュース

仕分け・集計ボランティア、被災地の小学校も

 大震災支援の寄贈マークの仕分け、集計ボランティアに被災地の小学校も取り組んでいます。
 宮城県多賀城市の多賀城小学校から東日本大震災の寄贈マーク約8万4000点が仕分け、集計されて8月中旬に財団へ送られてきました。「こちら多賀城周辺は、段々再生しつつあります。子どもたちも笑顔が戻って来ました。全国の皆さんからの温かな支えに感謝いたします」。送り状と一緒にあった手紙にはこう書いてありました。
 同小はJR仙石線、国道45号の西側高台にあり、体育館が一時避難所になったものの、学校自体の被害は4月6日の余震で校舎にひびが入った程度でした。財団ホームページを見ていたPTA本部会計でベルマーク担当の柴田つが子さんが、ボランティア募集に気付き、支援を受けるだけでなく、こういう時だからこそ出来ることをやろう、と応募しました。同小のベルマーク活動は、ベルマークスタッフ40人ほどが1学期に1回のペースで仕分け、集計しています。今回は7月中旬に初めての人も含め45人が集まり、作業をしました。普段は1回1万5000点から2万点程度なので、量の多さにビックリしたそうですが、その日のうちに仕分けを終えました。柴田さんは「まだお手伝いできることがあれば、いつでもしたい」と話していました。
 福島県いわき市の植田小学校からは2回にわたり計14万3500点以上のベルマークが送られてきました。同小はいわき市南部の丘の上にありますが、体育館が壊れたうえ、盛り土した校庭が崩れ、現在でも使えません。幸い校舎は無事だったので授業に支障はなく、体育だけは屋内でしているそうです。
 「大きな被害を受けた学校も多い。私たちも一つでも何か出来ることをやりませんか」。昨年までPTA厚生委員長を務め、現在はPTA執行部の厚生担当をしている小野由紀江さんが財団HPを見て声をかけました。同小はベルマーク累計400万点を超え、昨年は運動説明会で体験発表をするなど活動が盛んです。学校自体の収集も年間10万点を超えているので、そちらに影響しないよう、支援作業は有志延べ7人で担当。仕分けは学校でやり、集計は家庭で行いました。「ベルマーク経験者が多いので楽しみながらやった方が多かったようです。少しでもお役に立てればうれしい」と小野さんは話していました。

(2011/08/23)

ドラッグユタカがベルマーク約26万点寄贈

ビバレッジが提案、全147店で実施

 東海・近畿地区にドラッグストアと調剤薬局計147店を展開するユタカファーマシー(ドラッグユタカ、本社・岐阜県大垣市、羽田洋行社長)が8月17日、ベルマーク教育助成財団名古屋事務所に大きな段ボール箱いっぱいのベル段ボール箱いっぱいのベルマークを届けたユタカファーマシー取締役の神野剛さん=名古屋市中区の朝日新聞名古屋本社でマークを「東日本大震災の被災校に」と寄せました。
 生茶などにベルマークをつけている協賛会社キリンビバレッジ(ベルマーク番号54番)中部圏地区本部の提案を受け、全134店のドラッグストアでお客さんに協力を呼びかけました。実施期間は3週間だけでしたが、反響は大きく、両社で仮集計した結果、26万余点のベルマークが集まりました。暫定の数字ですが、名古屋市の桶狭間店や滋賀県の八日市店では1万点以上にのぼっています。
 キリンビバレッジの提案のコンセプトは「ユタカ様と地域のお客様との絆(きずな)作りを、ベルマークを通して応援」です。ユタカ側は「すばらしいこと」とすぐ提案に応じ、4月下旬~5月上旬の短期間で準備を進め、実現にこぎつけました。
 各店のカウンターにキリンビバレッジ製の回収箱を設置、前面に「ドラッグユタカでは大地震被災校の支援のためにベルマークを集めて支援活動を行っています」という説明をつけました。また同趣旨の新聞折り込みチラシ、メール会員への広報文を作成し、提供を呼びかけました。店によっては、ベルマークを集めやすくしてもらうためベルマークのついた商品を一つの売り場に集中させたりもしました。
 実施期間は5月11~31日の3週間で、店内放送で回収活動を実施していることを広報したりしました。日ごろ集店頭に置かれたベルマーク収集箱(右側)と呼びかけ文=名古屋市千種区のドラッグユタカ池下店で(同社提供)めていながら、どこに持っていけばいいか分からずにいた人も多かったようで、「役に立ってうれしい」などといった手紙を添えて一度に大量のベルマークを投入するお客さんの姿もありました。
 今回の活動をきっかけに、ユタカファーマシーは「各店の地元でベルマーク活動に取り組んでいる小中学校や幼稚園、保育園などに協力することも考えていきたい」としています。

《写真上から》
・段ボール箱いっぱいのベルマークを届けたユタカファーマシー取締役の神野剛さん=名古屋市中区の朝日新聞名古屋本社で
・店頭に置かれたベルマーク収集箱(右側)と呼びかけ文=名古屋市千種区のドラッグユタカ池下店で(同社提供)

(2011/08/19)

神奈川北部朝日会から寄贈マークと寄付

届けられた寄贈ベルマーク。右はASA鴨宮の飯山修社長、左は宮田謙一財団常務理事 朝日新聞の販売店ASAでつくる神奈川北部朝日会(岩崎公則会長、53店舗)から8月1日、各店舗に寄せられた東日本大震災支援の寄贈ベルマークと寄付金29万5104円がベルマーク財団に届けられました。
 マークは、各店舗が新聞への折り込みチラシやポスターで呼びかけ、お店に置いた収集箱などに集まったもので、大きな段ボール箱に2つも詰まっていました。寄付金は、座間市消防団(川島健三団長)がASA座間店に寄せた義援金のほか、ASA相武台、ASA小田急相模原などに一般の方から寄せられた分に、ASA相模原みなみ店などの従業員が寄付したものを合わせたものだそうです。わざわざ届けてくれた小田原市のASA鴨宮・飯山修社長は「これは約1カ月分です。まだ続けていきます」と話していました。
 神奈川北部朝日会は、これまでもベルマーク運動の応援に熱心で、通常の地元学校のためのベルマーク収集とは別に、今回は「震災支援」を呼びかけているそうです。

《写真》届けられた寄贈ベルマーク。右はASA鴨宮の飯山修社長、左は宮田謙一財団常務理事

(2011/08/02)

ヤマト運輸が社内でベルマークを集め、寄贈

 宅急便でおなじみのヤマト運輸株式会社が、東日本大震災支援のため全社でベルマーク収集運動を展開しており、7月末までに約17万5千枚を集めて、ベルマーク教育助成財団に寄贈しました。 ヤマト運輸をはじめと

大震災被災校への緊急友愛援助寄付、2千万円超す

 東日本大震災で被災した小中学校などに対して、ベルマーク運動に参加する学校や団体から寄せられた緊急友愛援助寄付が2000万円を突破、7月29日現在で2040万4123円にのぼっています。27日に開かれ

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 「届けよう みんなの気持ち 被災地へ」。川崎市宮前区にある市立有馬中学校(渋谷美知雄校長、820人)の生徒会が、こんなスローガンのもと東日本大震災支援のために校内で募金活動を毎月11日前後に行ってい

福島県立相馬農業高校飯舘校からお礼の手紙

 ベルマーク教育助成財団が東日本大震災支援にノート1000冊を贈った福島県立相馬農業高校飯舘校からお礼の手紙が財団に届きました。同校は東京電力福島第一原発事故により計画的避難地域に指定されたため飯舘村

未参加でもベルマーク寄贈

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4校同居し過密状態も 援助申請書から実態浮き彫り

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