被災地の学校に備品を贈呈/国際医療福祉大学が福岡・杷木中学校に


(2018/02/28)印刷する

 昨年7月の九州北部豪雨で被災した福岡県朝倉市の杷木地区にある市立杷木中学校に、国際医療福祉大学(本部・栃木県大田原市)がベルマークで買った備品を送りました。

 九州北部豪雨は昨年7月5日から6日にかけて、台風により活発化した梅雨前線の影響で1時間に100㍉を超す大雨に襲われました。朝倉市では川が氾濫し、杷木地区を中心に死者・行方不明者35人という大きな被害が出ました。

 2月13日に杷木中学校で贈呈式があり、福岡県大川市にある国際医療福祉大の福岡保健医療学部の学生から、品物の目録が生徒会長に贈られました。学生代表の小川佳南さんは、実は杷木中の卒業生です。実家も被災しました。小川さんは、「自分も医療従事者になるよう頑張るので、杷木地区も将来に向けて復興して欲しい」とあいさつしました。


 品物はポータブルワイヤレスシステム一式とカメラ。避難所となっていた杷木中ではワイヤレスの機械を使う機会が増えましたが、古いこともあって調子が悪かったこともあり、大学側から希望を聞かれて選びました。清水徹教頭は「学年会や様々な集会などで、有効活用させていただきたい」と喜んでいます。

 国際医療福祉大学は、東日本大震災をきっかけに2014年10月からベルマーク運動に参加しました。翌年には福島県の小学校に備品を寄贈したのをはじめ、被災した学校をベルマークで支援する活動を続けています。

朝倉市立杷木中学校で行われた贈呈式。学生から生徒会長に目録を手渡す
贈呈式に出席した杷木中学校の生徒と先生、国際医療福祉大学福岡保健医療学部の学生と職員たち


<リンク>

九州豪雨被災地ルポ  http://www.bellmark.or.jp/affected_school/30002561/

九州北部豪雨、被災2校に備品 https://www.bellmark.or.jp/affected_school/30002720/

国際医療福祉大学、被災校支援へ向け参加団体登録 マーク収集開始 https://www.bellmark.or.jp/topics/participation/30000801/

国際医療福祉大学、初のお買いもの、備品は福島の子へ https://www.bellmark.or.jp/topics/participation/30001161/

国際医療福祉大学、50万点を達成 https://www.bellmark.or.jp/enquete/30001965/

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