国際医療福祉大学、被災校支援へ向け参加団体登録 マーク収集開始
(2015/04/21)印刷する
運動の進め方について熱心に打ち合わせをしました
栃木県大田原市にある国際医療福祉大学(高木邦格理事長)がベルマーク運動に取り組んでいます。東日本大震災では宮城県に帰省中の同大学の学生も犠牲になったことから、ベルマーク運動を通じて被災地の学校を支援しようとスタートしたものです。
この取り組みを推進しているのが大学のボランティアセンターを中心としたメンバーです。ベルマーク運動に参加して、「集めたベルマークでフットサルゴールを購入し、被災地の学校に贈る」ことが当面の目標です。2014年10月に参加団体の登録をしました。
ボランティアセンターでは今年3月初めに市内で募金活動を行い、福島県いわき市の被災校の支援にあてました。「被災地はまだまだ復興途上。震災を忘れない気持ちが大事だ」との思いを、現地を訪れた教職員や活動に参加した学生は強く持ちました。
ベルマーク収集を呼びかける壁掛けと運動事務局のみなさん
3月下旬に2015年度のベルマーク運動の進め方について会議を開き、被災地はまだ支援が必要なこと、そしてベルマーク運動への参加を学生・教職員、グループの病院・関連施設、さらには地域の高齢者施設などにも呼びかけていくことを決めました。
電光掲示板でもベルマーク運動をPRしています=国際医療福祉大学ボランティアセンター撮影
大学にはボランティア活動団体が28あり、新しくベルマーク運動推進の団体も発足。ベルマーク運動も新学期から本格的に広がりそうです。