仕分け・集計の実例(2019)
(2020/04/01)印刷する
集まったベルマークを仕分け・集計するやり方は様々です。参加団体はそれぞれ独自の工夫を凝らして作業しています。ここでは、最近のPTAの発表やベルマーク新聞の取材などから、実例をいくつかご紹介します。
ベルマークポケットの活用
ベルマークを集める際に、あらかじめ協賛会社ごとに分かれたポケットを用意して、そこに入れてもらうという仕組みです。仕分けの手間が省けるほか、子どもたちに興味を持ってもらえるという効果もあるようです。
山梨県の山梨市立つつじ幼稚園では、他の園での取り組みを参考に、素敵なポケットを作りました。同園は毎年無理なく5000点以上を目標にベルマークを集め、園児の遊具などを購入しています。
<2018年度ベルマーク運動説明会 5月29日(火)甲府>
http://www.bellmark.or.jp/pta/30003014/
明治安田生命保険(相)事務サポート部は、社会貢献活動の一環として、毎年、事務所に隣接する小学校にベルマークを寄付しています。目標値を書き込んだ収集ポケットを作ってマークを集めています。
<隣の小学校に「いつもの」ベルマーク>
http://www.bellmark.or.jp/topics/supporter/30003241/
マークを持ち帰って作業
学校だけではなく、自宅にマークを持ち帰って作業する方法です。みんなが集まって作業する日数や時間を減らすことができるため、採用している学校が増えてきました。
北海道の江別市立いずみ野小学校では、作業を「小集計」と「大集計」に分けています。集まったマークを、任意で活動するベルマーククラブのメンバーが持ち帰って仕分け・集計するのが「小集計」。そして、その結果を持ちよって合算し、マークの発送作業をするのが「大集計」です。
<2018年度ベルマーク運動説明会 6月20日(水)札幌>
http://www.bellmark.or.jp/pta/30003100/
富山市立藤ノ木小学校も自宅で仕分け・集計をしています。PTAでアンケート調査したところ、「自宅でまでPTA活動をしたくない」という否定意見よりも、「自宅の方が作業しやすい」「子どもが手伝ってくれる」「自分の裁量で時間が作れる」という肯定的な意見が多かったそうです。
<2018年度ベルマーク運動説明会 5月15日(火)富山>
http://www.bellmark.or.jp/pta/30002976/
千葉市立幸町小学校は、ベルマーク担当のPTA企画運営委員会のメンバーが学校で作業するのは年2回。そのときは、ひたすら協賛会社別に仕分けをします。あとは自宅に持ち帰って集計し、後に合算します。仕事を持つ方が多い中で編み出されたやり方です。
<千葉市立幸町小が700万点達成>
https://www.bellmark.or.jp/visiting/30003483/
仕分け・集計の頼れる「味方」
前橋市立荒牧小学校では、集計にエクセル表を使用しています。協賛会社別、点数別に枚数を記入していくと、トータルの点数が瞬時に出ます。ベルマークだよりにも数値が反映され、年間集計もできるスグレモノです。
<2018年度ベルマーク運動説明会 5月30日(水)前橋>
http://www.bellmark.or.jp/pta/30003083/
表を作った同校の2018年度PTA会長、松村延幸さんの好意により、実物を提供いただきました。協賛会社名などは2019年度向けに修正してありますので、すぐにご利用いただけます。
●荒牧小のエクセル表は【こちら】
(エクセルファイルでひらきます)
●エクセル表ご利用にあたってのマニュアルは【こちら】
(pdfファイルでひらきます)
仕分け作業に使われるのは、牛乳パックや果物パック、小ぶりな豆腐パックなど各団体で様々。川崎市立高津小学校が仕分けに使っているのは、なんと巨大なベルマーク一覧表。拡大コピーを繰り返して作ったもので、これを大きなテーブルに広げ、協賛会社のマス目にあわせて容器を置き、マークを入れていきます。
<川崎市立高津小が800万点達成>
https://www.bellmark.or.jp/visiting/30003297/