★ 900万点達成校を訪ねました!
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子どもの「夢集会」支えるベルマーク スポットライト購入と900万点達成香川県高松市立亀阜小学校
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香川県高松市の亀阜(かめおか)小学校(西川和裕校長、714人)はベルマーク運動に参加した1961年からの収集点数の累計が900万点を超えました。900万点達成は県内3校目。毎月開かれる子どもたちの「夢集会」で使われるスポットライトをベルマーク預金で購入したのに続いての900万点達成。子どもたちの夢を支えるベルマークに学校、PTAも大喜びです。
![]() 5、6年生でつくるベルマーク委員会が各クラスから回収し月1回の委員会活動の時間に仕分けをします。10社単位に分けます。大まかな仕分けはこの段階で済みます。時間内に済まない場合、昼休みなどを使うこともあるそうです。その後はPTAが年4回、学校に集まって仕分け作業。会社別、点数別に分けます。発送は年2回です。 ベルマーク預金で昨年秋、スポットライト2台と関連部品を計50万円で買いました。預金を貯めていたそうです。 亀阜小の「夢集会」は2007年度から始まりました。夢を実現した人を毎月招き講演してもらうもので、司会進行も児童がします。これまでに野球選手、パティシエ、ソプラノ歌手、アナウンサー、考古学者、警察犬訓練士らを招いていますが、子どもたちのアンケートなどから選定しているそうです。 夢集会でのスポットライトは、これまでは近くの小学校から借り、先生がリヤカーで運んでいました。西川校長も「ベルマークで買えて本当に良かった。子どもたちの夢とベルマーク運動が結びつきましたねえ」と喜んでいました。 ![]() 《写真上から》 ・ベルマーク預金で購入したスポットライトを前に増田幸代・2008年度PTA厚生委員長(右端)とPTAのみなさん ・全児童が書いた「わたしの夢」の短冊がずらり=いずれも高松市の亀阜小学校で |
児童と保護者が協力して成果山口県周南市立富田東小学校
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![]() 富田東小のベルマーク活動は、保護者と児童が協力して取り組んでいます。6年生児童10人の親善委員会が「あったかハート運動」として、毎月第2金曜日にベルマークを回収します。回収箱や回収用封筒は児童の手づくり。封筒には5月は鯉のぼり、10月は栗やブドウ、12月は雪だるまといった具合に月替わりのイラストが入っています。回収日前には給食時間に校内放送で呼びかけるそうです。 育友会(PTA)の担当は施設部(籾蔵久美部長、5人)で、年間6〜7回の整理・集計作業日には、当番制で各学年の保護者に参加してもらいます。 ![]() ![]() 富田東小は周南市の西南にあり、JR新南陽駅の近くにあります。大型店舗の進出や大型マンションの建設などで、ここ数年児童数が増え、07年度末には2階建て校舎を中庭に増築しました。市内33小学校の中で児童数は最多です。 《写真上から》 ・親善委員会の子どもたち手づくりのベルマーク回収用封筒 ・お父さんも参加して整理・集計作業 ・広報部員の取材を受ける施設部長の籾蔵久美さん(写真左)=いずれも山口県周南市の富田東小学校で |
活動の中心は5、6年生のベルマーク委員福島県郡山市立柴宮小学校
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福島県郡山市は県の真ん中にあって、人口は約33万9千人で、いわき市(約34万8千人)に次いで2番目に多い市です。JR郡山駅の南西約6キロの田園地帯にある同市立柴宮小学校(田母神光男校長、児童数794人)が、創立2年後の1977年にベルマーク参加以来の累計500万点を達成しました。
この学校のベルマーク活動の中心は、5、6年生のベルマーク委員26人です。それに4人の先生がお手伝いしています。 ![]() 年に4回、6月、9月、11月、1月にベルマークを入れる封筒にお願い文を添えて、全児童が家庭に持ち帰ります。児童が持ち寄ったベルマークを仕分けするのは、ベルマーク委員です。まず毎月1回、放課後1時間の児童会活動時間に集まって、協賛社別にベルマークを仕分けます。それだけでは間に合わないので、週2回、休み時間にも作業をします。 まとめの作業は、PTAの各学級委員会の委員長、副委員長計54人に手伝ってもらいます。2学期の後半に数回集まってもらい、点数合わせや協賛社別の最終仕訳をしてもらいます。そして2月末に、担当の先生たちがベルマーク教育助成財団に発送します。 ![]() 5月の作業は、連休明けの11日でした。午後3時過ぎ、校舎2階の作業室に集まった子どもたちは、にぎやかにおしゃべりしながら、手先は休みなく動かして、ベルマークの切り取りやはり合わせに取り組んでいました。 この学校には、「柴宮子ども太鼓」が30年近く受け継がれています。4年生が5年生から教わり、6年生を送る会で披露します。 5年生には、「学校田」の作業もあります。地域の農家から田んぼを借りて、田植えから稲刈りまで経験します。できた米は学校の文化祭で売ったり、収穫祭でもちつきをしたりします。 全校で取り組むのは、「みどりの活動」です。全員で校舎内外のゴミや校庭の石を拾います。毎年5月末には、校区内の公園や神社の境内などの清掃をします。 ![]() 《写真上から》 ・放課後に仕分け作業をする5、6年生のベルマーク委員たち ・協賛社別にベルマークを入れる箱 ・500万点達成の感謝状と田母神光男校長(右)、ベルマーク担当の佐藤輝先生=いずれも郡山市立柴宮小学校で |
無理せず継続をモットーに活動神奈川県川崎市立南加瀬小学校
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2008年度、創立50周年を迎えた川崎市立南加瀬小学校(伊勢実校長、580人)が、500万点を達成しました。ベルマーク運動に参加して45年、過去に3年で100万点を上乗せしたこともありましたが、現在はPTAの負担を少なくした活動に重点をおき、継続していくことの大切さをモットーに、活動を進めています。
![]() 2008年度は、ベルマークを月1回、回収し、その都度仕分け作業から点数計算まで行いました。整理作業の回数は、その年の学年委員会で話し合い、お互いが無理のない計画を立てて行います。発送も、年に1、2回を予定にしています。 ![]() ベルマーク預金で、太陽電池式時計やランニングゼッケン96枚、フラップテーブルなど数多くの設備品をお買い物し、子どもたちに喜ばれています。伊勢校長は「500万点とはすごい事ですよね。PTAの方々には本当に感謝しています」と話していました。 学校周辺には、鶴見川と矢上川という大きな川が流れており、地域の方々の協力で川の浄化が進められています。5年生が4月から総合的な学習の時間に、「矢上川の四季をみつめて」と題して調べてきました。
をテーマに、グループごとに調べ、結果を秋に行う「南小ゆめまつり」のときに、全校児童や地域の方々の前で発表しました。 ![]() 《写真上から》 ・伊勢校長と500万点感謝状を持つ08年度学年委員長の松嵜知子さん。右側は09年度学年委員長浪花さんと副委員長の小嶋弘美さん ・長年使ってきた仕分け用のグッズ。作業が終わると重ねる事が出来、片付けやすいのもポイントです ・「エネルギー子どもワークショップin川崎2008」で授与した教育委員会委員長賞と50周年を祝った南加瀬小のシンボルマークです=いずれも川崎市幸区南加瀬小学校で |
年間1000点集めた家庭の児童を表彰福島県会津若松市立謹教小学校
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福島県会津若松市は、白虎隊で全国に知られます。幕末の戊辰(ぼしん)戦争で、新政府軍に攻め込まれた会津藩の少年藩士19人が、自ら命を絶った悲劇は、映画やテレビドラマなどで何度も取り上げられています。自刃の舞台になった飯盛山には、修学旅行の小中学生やバスツアーの団体客が毎日訪れています。
![]() この学校が、1989年にベルマーク参加以来の累計400万点を達成しました。同校では、PTAの整備委員会(佐川玲委員長、26人)がベルマーク活動を担当します。佐川委員長によりますと、毎月末に全校児童に収集袋を配り、翌月5日に持ち寄ってもらいます。その数日後に整備委員とその月の当番学年のお母さんたちが集まり、午前中2時間ほどかけて仕分け、集計作業をします。財団には、その都度発送します。 ![]() 昨年から中央公民館と近くのスーパーに収集箱を置かせてもらい、地域の人たちにも協力をお願いしています。 これまでにテントやプリンター、掃除機などを購入しています。昨春には加湿器を買いました。PTAの佐藤文良会長は「おかげでインフルエンザにかかった子どもが少なくてすみました」と話していました。 1873(明治6)年創立で136年の歴史を持つ伝統校です。「謹教」という校名は、中国の孟子の句から採ったもので、「学校の教えを謹(つつし)む」といった意味だそうです。 校歌の1番に近くの磐梯山と猪苗代湖がうたわれています。教育目標にも「磐梯山のようにおおきくどっしりと」「猪苗代湖のようにすみきった広い心で」と採り入れられています。3番には「白虎の至誠」も入っています。 ![]() 今春に着任した佐藤校長が、まず驚いたのが活発なPTA活動だそうです。PTAの会合や各委員会の活動は、ほとんど平日の昼間で、それでも出席率が非常に高いのだそうです。長年の伝統になっているそうで「地域の人たちの、いわゆる学校愛が非常に強いということでしょうか」と、佐藤校長は誇らしげでした。 《写真上から》 ・PTAの装備委員を中心に進められる仕分け、集計作業 ・財団からの感謝状を持つ佐川玲整備委員長と佐藤玄校長(左)、佐藤文良PTA会長(後列左)と大竹俊哉副会長(同右) ・オープンスペースの教室=いずれも会津若松市立謹教小学校で |
マーク収集、スーパーの回収箱が力東京都世田谷区立松沢小学校
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京王線と東急世田谷線高井戸駅をおりて2分、にぎやかな下高井戸商店街の中にある世田谷区立松沢小学校(林香代子校長、736人)が、ベルマーク運動参加43年で累計400万点になりました。地域に支えられ、開校120周年の記念式典を前にしての達成です。
![]() ![]() ![]() 林校長は「400万点という数字には驚きました。地味な作業を続けてこられたPTAと、地域のご協力のおかげです。ベルマーク運動が自分たちの学校の設備がよくなるだけでなく、被災校や海外の恵まれない子どもたちなどへの支援にも役立ち、ボランティアにもつながるものだ、ということを子どもたちに朝会で伝えたいと思います」と話していました。 松沢小では、読書に力を入れており、年3回の読書週間を設けているほか、毎週1回朝読書の時間があり、全児童が読書カードに記録したり、みんなに紹介したい本を書いて、パネルにして張りだしたりしています。 《写真上から》 ・400万点の感謝状を持つ林校長と、薄井康裕副校長、小野08年度PTA副会長 ・職員室前にもベルマーク収集箱とインクカートリッジ回収箱が置かれています ・校舎は完成(左側)しましたが、体育館の解体と校庭の工事中でした。中央はシンボルのクスノキ=いずれも東京都世田谷区立松沢小学校で |
運動の意識を高める工夫し収集アップ東京都大田区立おなづか小学校
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東京都大田区立おなづか小学校(酒巻浩二校長、386人)が、300万点を達成しました。運動の意識を高める工夫をし、収集を大幅に増やしたことが特徴です。
![]() ベルマーク収集の意識を高めるためには、どうしたら良いのかを話し合い、まず、各クラスに回収ボックスを設置しました。ディズニーのキャラクターデザインの缶を再利用して、可愛く目に付きやすくしました。 ![]() こうしたアイデアを「ベルマーク便り」で随時お知らせしたことで、前年より4倍も多い点数が集まりました。「大変なこともありましたが、達成の知らせと合わせ二重の喜びです。1点たりとも無駄にしたくないという気持ちでベルマークの集計を行い、すごく楽しい作業でした」と松浦委員長は話していました。「ベルマーク便り」は1年間で年6回発行し、新参加のベルマーク協賛会社の紹介や、喜んでボールを使う児童の様子、収集点数の中間報告と最終結果などを掲載しています。 ![]() 学校周辺は、大きな通りもなく住宅や駐車場が混在しており、路地の両脇にはにぎやかな商店街が建ち並び下町情緒のある、なつかしい雰囲気が残っています。地域の方々は学校を共通のより所とし、地域清掃や餅つき大会などで、ふれあいを大切にしているそうです。 《写真上から》 ・「ベルマークの集まりはとても楽しい時間でした」と話す文化委員会のメンバー。300万点の感謝状を持つ2008年度松浦委員長(中央)と、2009年度沢登委員長。左側は石坂高一副校長 ・人気のボール遊び。蹴るボールがふえ児童は大喜びです(おなづか小提供) ・キャンディーの空き缶などで作った自慢の回収ボックスと整理ケースです=いずれも東京都大田区立おなづか小学校で |
達成を励みに活動に一段と力東京都目黒区立大岡山小学校
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東京都目黒区立大岡山小学校(三神雄司校長、593人)が300万点を達成しました。目黒区内では2校目の達成です。
![]() ![]() ![]() こうした協力により集まったベルマーク預金で、運動会の紅白玉や図書の書籍を購入しました。 ![]() 《写真上から》 ・中央のベル箱は保護者の手作り。300万点の感謝状を持つ学年部長と三神校長を囲み、学年部員とPTA役員の皆さん。前列左は河崎副校長 ・集計作業は、学年を超えた多くの人と知り合えるので喜ばれます(大岡小提供) ・ボランティアのお母さんが月2回行う読み聞かせに、熱心に話しを聞き入っています(同小提供) ・図書室入り口には、季節をテーマにした飾りつけや、お薦めの本の紹介をしています=いずれも東京都目黒区立大岡山小学校で |
統合の歴史受け継ぎ、着実な活動東京都調布市立調和小学校
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![]() 同小のベルマーク集計作業は、年2回ということで、最初の集計日の9月17日に訪ねてみました。活動の世話役は、PTA(石川珠紀会長)運営委員でベルマーク担当の勝間和枝さんと、学級委員2人の3人が中心です。 ![]()
![]() 学校のすぐ横を野川が流れ、緑も豊かな環境ですが、校庭のわきには開校10周年記念事業のビオトープが完成間近でした。濱松章洋副校長は「ホタルも放流できれば、いいなと考えています」。また新しい目玉が生まれそうです。 《写真上から》 ・感謝状を囲んで笑顔のベルマーク担当のお母さんたち ・初めての仕分け作業でしたがスムーズに進みました ・広い「廊下」は学年集会ができます。左側には壁を開いた教室が並びます=いずれも東京都調布市調和小学校で |
年2回ベルマーク週間設け集中作業神奈川県横浜市立岡津小学校
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横浜市泉区は、市の西端にあります。その高台にある市立岡津小学校(狩野久幸校長、児童数852人)の校舎の窓からは、晴れの日は富士山が見えます。この学校が、1966年にベルマーク参加以来の累計300万点を達成しました。
ベルマーク活動の中心はPTAの学年学級委員会です。委員は各学級に1人、合計25人います。 ![]() ![]() 年に3、4回ベルマーク便りを発行して、協力を呼びかけます。年度初めにはベルマークの仕組みなどの説明をし、ベルマーク週間の前の週に協力のお願いをします。そして、年度末には結果を報告します。 昨年、たまったポイントでワンタッチ式のテントを2張購入しました。従来のテントに比べて組み立てがとても簡単なので、これからも順次ワンタッチ式に替えていきたいそうです。 ベルマークにかかわって2年目の学年学級委員長、阿部いずみさんは「お母さんたちにベルマークにより関心をもってもらうためにどうしたらいいか、いろいろ考えます」と話していました。 ![]() 学区内は住宅地が開けマンションも林立していますが、周りに農家も多く、自然が残っています。ベルマーク担当の内山聖司先生の話では、農家の方たちをはじめ地域の人たちにとてもよく協力してもらっているそうです。畑を貸してもらい、畑作の指導を受けたり、月1回ほどのクラブ活動日には和太鼓や手芸、将棋の指導をしてもらったりしています。図書ボランティアの人たちからは、朝や休み時間に教室を回って、読み聞かせもしてもらっているそうです。 《写真上から》 ・300万点達成の感謝状と、右から学年学級委員の石川紀子副委員長、阿部いずみ委員長、狩野久幸校長、内山聖司先生、小林玲子会計 ・各学級に置くペットボトル製収集箱 ・まず10社ごとのマークを左のケースに入れ、次に右のケースに1社ごと仕分けます=いずれも横浜市泉区の岡津小学校で |
上下級生つなぐ伝統の「梅ジュースパーティー」神奈川県川崎市立久地小学校
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神奈川県川崎市高津区は、市の北部の多摩川沿いにあります。市街地と住宅地がほとんどを占めていますが、昔からの梅林やナシ畑が、いまも一部に残っています。市立久地小学校(難波光子校長、児童数814人)の校章も、ウメの花の中に「久地」の文字が入っています。校庭の隅には、ウメの木が青葉を茂らせたくさんの実をつけています。
この学校が、1967(昭和42)年の開校とほぼ同時にベルマーク活動に加わって以来の累計300万点を達成しました。 ![]() 資源回収・ベルマーク委員会には低学年は各クラスに2人、高学年は各1人で合計38人の委員がいます。活動は6月から始まります。毎月10日に子どもたちが回収袋を家に持ち帰り、ベルマークを入れて15日にクラスに持ち寄ります。各クラスの委員の子どもたちは、自分のクラスの分をまとめて家に持ち帰り、委員が協賛社別の仕分け袋に仕分けます。 全体の仕分け、合算は9月と2月に、全委員がそれぞれ2回学校に集まり、2時間ほどかけて作業します。正副委員長が最終点検と書類の記入をして、財団に発送します。 インクカートリッジは、職員室前に段ボールの回収箱を置いて子どもたちが随時入れ、いっぱいになると発送しています。また、近くの郵便局にベルマーク回収箱を置かせてもらっていて、よく集まるそうです。 ![]() 難波校長の話では、地域の人たちからとても熱心に協力してもらっているそうです。「梅ジュースパーティー」というユニークな催しがあります。毎年1年生が、農家でウメもぎをさせてもらい、それをジュースにします。そして、入学時にお世話になった6年生へのお礼の集まりで一緒に飲むのだそうです。かなり前からの「伝統行事」のようです。 3年生はナシ畑で体験学習します。ナシの実の袋かけをして、実ると一人2個ずつナシもぎをさせてもらいます。5年生は、校庭の隅にある田んぼで、農家の人に教わりながら米づくりをします。 ![]() 難波校長に案内してもらいました。いつも気にかけて見回っているようです。ビオトープはちょっと目を離すと、ただの水たまりや草むらなってしまいますが、難波校長の在任中は、その心配はなさそうです。 《写真上から》 ・子どもたちが毎月15日に回収袋(左)に入れて持ち寄ったベルマークを、各委員が協賛社別の仕分け袋(右)に仕分けます。 ・財団からの感謝状を前に、(前列右から)中島昌代委員長、難波光子校長、吉田典子PTA会長、高橋裕教頭(後列右から)委員の小林玲子さん、宮島光穂さん、菊池利香さん、釘本裕介教務主任 ・校庭の一角にあるビオトープ=いずれも川崎市立久地小学校で |
青森県八戸市立田面木小学校
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横町嘉一校長、304人。遠く八甲田の山並みが見える自然に恵まれた住宅地にあり、創立129年目。保護者や地域の方約40人で作る教育ボランティアの協力で、全クラス1時間ずつ行うお茶会や奥州菊作りなどに取り組んでいます。育てた菊は近くの病院や介護老人保健施設などにも届けています。児童会は集めたプルタブで病院などに車イスを寄贈しておりボランティア活動も盛んです。ベルマークは、各家庭で集めているのが特徴です。年3回の活動日にPTAベルマーク委員会24人が校内で仕分け、集計、送票までしますが、この時、給食や学習などで出たマークも一緒に整理します。2002年にはサッカーゴールを購入しましたが、今後は除雪機を予定しています。
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埼玉県朝霞第八小学校
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渡会孝校長、922人。東武東上線朝霞駅から徒歩10分、市営野球場、陸上競技場、図書館などの公共施設が近く、隣接する朝霞第四中学校とは一緒に町内会の清掃活動などをしています。父母と先生の会(PTA)や103(とうさん)の会などで作る学校応援団が夏休み星空映画会、親子で餅つき&ドッジボールなど様々な活動を行なっています。ベルマーク運動に参加して23年目、父母と先生の会厚生委員会36人が活動の中心で、各クラスに収集箱があり、担当者が自宅でマークを切り、簡単な仕分け作業をした上で、1学期に1回、町内会館に集まり、仕分け、集計作業をしています。ベルマーク係約50人も手伝います。スーパー、薬局、郵便局など地域4カ所にも収集箱を置かせてもらっています。これまでにコピー機、腕章などを購入しています。
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千葉県千葉市立作新小学校
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高山博子校長、600人。千葉市北部、花見川団地に近く、1976年に花見川第一〜第四、長作小の5校から分離独立しました。校内には、子どもたちが枝豆、落花生などを栽培している学校園があります。目や耳の不自由な方と交流して、手助けの方法を学んだり、外国の方を招き英語体験をしたりしています。ベルマークへは開校翌年から参加し、子ども一人ひとりにベルマーク回収袋があり、毎月回収しています。仕分け以降はPTA文化委員会20人が担当し、集計は文化委員のベルマーク担当8人で行います。発送は年2回です。
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千葉県佐倉市立臼井小学校
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高橋正昭校長、429人。創立136年、印旛沼近くの自然に恵まれた環境にあり、児童1800人を超えたこともあります。臼井城址や、宿場町に残る資料などを生かした歴史学習などが盛んです。PTAや地域の方で作る「うさぎの会」が毎月1回、クラスを回り、朝10分ほどの読み聞かせをしています。ベルマーク参加は1979年。各教室にはベルマーク箱があり、校内放送やPTA広報で収集を呼びかけています。PTA環境整備部4人が、年6回、会議室でお手伝い5人の協力を得て、仕分け、集計をしています。これまでに一輪車やボール類を購入しています。
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