いじめ問題に向き合って／「こども六法」山崎聡一郎さんが番組出演
(2022/04/19)印刷する
ベストセラー「こども六法」（弘文堂）の著者で、ベルマーク財団と朝日新聞社の共同企画「オーサー・ビジット」の講師を務めたこともある山崎聡一郎さんが、テレビ朝日系の番組「25歳～情熱の起点～」に出演しました。
子どもたちに語りかける山崎聡一郎さん（2020年11月18日、茨城・鹿島小でのオーサー・ビジット）
山崎さんは小学生のときにいじめに遭っていたそうです。中学になって六法全書で刑法を読み、いじめは傷害罪や暴行罪などの犯罪になると知りました。
小学生当時は「自分で自分の身を守ることができなかった」という山崎さん。いじめが犯罪になると知っていれば、自分のような子どもたちが救われるのではと、大学進学後、子供向けの六法全書を作ろうと考えたそうです。
読んでほしいのは子どもたち。難しく書くことはできません。「正確さと分かりやすさを両立させるのは、むちゃくちゃ大変」だったそうです。監修してくれる専門家を探すのにも苦労しました。
ようやく本が出版できたのは、構想してから５年経った2019年。そのとき山崎さんは25歳でした。そのときを振り返って山崎さんは「小学生の頃のいじめ経験は、ずっと今でもあり続ける問題。だからこそ、歩き続けた年でした」と話します。
番組は、東京地区では４月６日の深夜に放映されました。この回を含め、過去の放送回は番組HPから視聴することができます。
https://www.tv-asahi.co.jp/25_passion/
山崎さんの「オーサー・ビジット」での授業の記事はこちら。
