ベルマーク運動説明会 6月21日(金)延岡


(2019/07/03)印刷する



高千穂町立高千穂小学校

左から 飯干絹代さん、佐藤利美さん


 こんにちは。宮崎県西臼杵郡にある高千穂小学校のPTAで平成30年度ベルマーク部長をしておりました、佐藤です。本日はPTA副会長・元ベルマーク部長の飯干と、本校のベルマーク運動の取り組みについて発表させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

神秘的な高千穂峡

 私達が住んでいる高千穂町は、宮崎県の最北端に位置し、町の中心部を五ヶ瀬川が流れています。ご覧のような、神秘的で雄大な高千穂峡があります。

 高千穂小学校の教育目標、目指す児童像・学校像はスライドにある通りです。家庭・地域とともにある教育として、学力の定着、衛生的な習慣づくり、メディアコントロール、の3つをかかげ、学校と家庭・地域が一緒になって取り組んでいます。以前は1学年3クラスはありましたが、現在では1学年2クラスほどとなっており、世帯数は減ってきています。

 本校のPTA組織には、6つの部があります。一家庭一役、必ずPTAの係に所属することになっております。

 私たちベルマーク部は、各クラスから役員1名、部員数名で活動しております。ベルマーク活動に参加したのは1961年3月1日。今年で58年目になります。

収集箱は集計上位+その他で分別

 では、これより活動の内容についてお話させて頂きます。

 まずは、5月の役員会にて、仕分け作業日の年間計画を立てます。年間5、6日ほどの作業日程を設定します。作業参加者は学年やクラスで割り振ります。

 また、各クラスの集計ボックスを作り直したり(収集箱をみせる)、新しい役員さんへ作業内容の説明等を行ったりします。

 各クラスの収集箱は、牛乳パックで18個作ります(収集箱をみせる)。集計順位の上位のもので17個作り、そのほかの番号は「その他」として、合計18個です。

 年間計画が立ちましたら、写真のようなベルマークだよりとともに、各家庭へ作業日日程表を配り、回収して参加人数を把握します。

15日がベルマークの日

 ベルマークだよりでは、ベルマークはもとより、使用済みインクカートリッジ、テトラパック、ウェブベルマークについて、また地域の回収店や、現在のベルマーク残高等についての記事を掲載しております。

 ベルマークの収集については、15日をベルマークの日としています。

 ベルマーク収集袋を毎月15日前に渡し、持ってきてもらいます。この収集袋はベルマークが一つもなくても、毎月回収してスタンプを押し、「次回も持ってきたい!」と思わせるようにしています。

 持ってきたベルマークは、子供たちが各クラスの収集ボックスへ入れます。そこからは、子供と保護者で全体の収集ボックスへ入れます。

参加者の真剣な眼差しに、協賛会社の挨拶にも力が入る


地域各所に収集ボックス

 インクカートリッジやテトラパックについては、小学校玄関に収集ボックスを設置して、いつでも誰でも持ってきていただけるようにしています。

 誰がみても分かるように、テトラパックの収集ボックスには「開いて・洗って・乾かして」との文字を、また収集ボックスの上の壁面には「この紙パックがテトラパックですよ!」とわかるように掲示したものを、貼り付けています。

 収集したテトラパック等は、写真のような部屋で作業日まで保管します。

 地域からも収集できるように、各所に収集ボックスを設置しました。ベルマークについては、Aコープをはじめ郵便局、コンビニ等に。テトラパックについてはAコープ、インクカートリッジについては郵便局に置かせていただき、作業日前までに役員が収集に行きます。

 作業日が近づきましたら、ベルマークだよりを発行し、日程とベルマークに関することをお知らせします。当日、開始30分前に役員は集合し、出席簿、ハサミ、ホッチキスなどの前準備をし、段取りを打合せします。仕分け作業には、各家庭年に1回以上の参加をお願いしています。

作業日は3グループに分かれて

 では作業の説明を行います。ベルマーク、テトラパック、インクカートリッジの3つのグループに分かれて作業をします。

 ベルマークは、同じ番号で同じ点数を10枚にまとめます。まとめ方はホッチキス・テープどちらでもOKです。また、端数もその時に送ってしまいますので、3枚、6枚など、端数のままでテープで止めてもらいます。まとめたものを整理袋に集計してもらいます。

 テトラパックは、収集した中に別メーカーのものも届きますので、1つ1つ確認をしてもらいます。まだ洗ってないものは開いて洗い、専用の段ボールへ詰めます。この時の作業で、テトラパックという紙パックを知る保護者もいます。

 使用済みインクカートリッジは、メーカーごとに10個づつ輪ゴムでまとめ、箱に詰めていきます。箱がいっぱいにならない時には、次回作業される方が分かりやすいように、集計表に個数を記します。

テトラパック飲料とベルマーク菓子提供

 参観日には、このようにたくさんの方が参加して下さるので、理科室や図工室などの大きい部屋をお借りして作業を行います。

 ベルマーク役員は、作業に来ていただいた方に説明をしたり、お願いしたりして、作業がスムーズに進めるようにしています。

 このように、にぎやかにおしゃべりしながら作業をおこなっております。

 作業の最後には、一人一人に、テトラパック製品の飲み物と、ベルマークが付いたお菓子をお渡ししています。もちろん、そのテトラパックとベルマークは、後日持ってきていただきます。

車いすなど購入

 このような緻密な計画とたゆまぬ努力により、子供たちにとって必要な物を購入できました。

 車イス/ライトドッジボール/アジャスタブルハードルミニ/DVD・BDプレイヤー……。車いすは、足を痛めた時や体調が悪いときなどに学習活動が十分できるよう、活躍しています。

 これらの活動の成果として、次のようなことが挙げられます。

 平成30年度では6万4,146点集める事ができました。2015年2月~2018年10月の3年間で、11万8,314円貯めて、必要な物を購入できました。

 地域へ収集ボックスの設置ができました。ウェブベルマークによる預金ができました。全家庭1回以上は作業に参加なので、テトラパックの周知にもなり、次の収集につながりました。

写真付きマニュアル好評

 今後の課題としましては、次のようなことが挙げられます。

 テトラパックの地域の方々への周知/ウェブベルマークの周知/作業日を忘れている方がいるので、作業日前の呼びかけを徹底/役員と作業に来る方への写真付きマニュアルがほしい――あると誰でも分かりやすいので、児童の委員会活動との連携強化を図ります/役員の入れ替わりが毎年あるので作業の説明をする為の作業日を設けたほうが良い

 昨年度の課題を基にして早速、写真付きマニュアルを作成しました。先日行われた作業日に使用したところ、分かりやすかった、とお声を頂きました。

 地域の周知につきましても、もうすぐ発行される小学校広報誌とともに、ベルマークだよりとベルマーク一覧表を折込んで配っていただくことになっています。

 子供たちの為にも、学校、地域、家庭が一体となって、これからも楽しんで取り組みます。

 以上で高千穂小学校の発表を終わります。ご清聴ありがとうございました。

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=延岡市中小企業振興センター 研修室1

ベルマーク商品

ふじっ子煮 ごま昆布

ベルマーク検収

今週の作業日:3/25~3/29
1/30までの受付分を作業中