阪急阪神ホテルズが財団にマーク寄贈
(2025/06/26)印刷する
株式会社阪急阪神ホテルズ(本社・大阪市北区)の従業員がベルマーク収集に取り組み、6月5日、集めたマーク2425.7点を財団に寄贈しました。同社が運営している施設のうち、東京都内にある6つのホテルで昨年11月からの半年にわたり集めたものです。

阪急阪神ホテルズ運営管理本部の中平千尋さんとレム管理課の木崎恵さん、第一ホテル東京管理課の宮澤徹さんが財団にマークを持ってきてくれました。
寄贈は今回が2回目です。初めてマークを集めたのは2023年4月。きっかけは、第一ホテル東京(東京都港区)のレストランで、協賛会社の湖池屋(ベルマーク番号77)とのコラボメニューを販売したことでした。メニューに使われたのは湖池屋の「すっぱムーチョ」シリーズ。その理由は、2023年は第一ホテル東京が開業してから30周年という記念の年であると同時に、すっぱムーチョも発売30周年を迎えた年だったからです。お互いの30周年を祝うアニバーサリー企画として、すっぱムーチョを料理やスイーツ、カクテルにアレンジしたメニューの販売が実現しました。
その際、話題に上がったのがすっぱムーチョに付いているベルマークでした。コラボメニューに使われたすっぱムーチョのマークを、調理を担当する従業員の協力を得て回収しました。後日、湖池屋のマーク850枚が財団に届いたのが1回目の寄贈でした。

2回目の寄贈について、「昨年11月から、第一ホテル東京以外のホテルにも声をかけて回収を始めました」と中平さん。湖池屋に加えて、ほかの協賛会社のマークも集めました。「回収の呼びかけをすると、お子さんが学校を卒業しても習慣で貯めていたマークをまとめて持ってきてくれた方がいました」と振り返ったのは宮澤さんです。木崎さんは「『職場にマークを持ってくるだけで社会貢献になる』ということを社内に広く伝えていきたい」と話してくれました。
阪急阪神ホテルズは、阪急阪神ホールディングスがグループ会社全体で取り組む社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」に積極的に参加しており、中平さん、木崎さん、宮澤さんの3人は、阪急阪神ホテルズ内でこのプロジェクトを推進する委員会に所属しています。プロジェクトで掲げていることのひとつが「次世代の育成」です。これからの活動について、中平さんは「ベルマークの回収・寄贈は、まさに子どもたちを支援できる活動。支援の輪を広げられるように社内でも発信していきたいです」と語ってくれました。