豊橋まつりでベルマークＰＲ／500人の子どもたちがブースを訪問
(2018/10/30)印刷する
愛知県豊橋市で行われた「第64回ええじゃないか豊橋まつり」で、市教育委員会が「目指せ『ベルマーク』1,000万ポイント！」を掲げたベルマークのブースを出しました。豊橋市は、2016年から市をあげてベルマーク運動に力を入れており、収集だけでなく市立くすのき特別支援学校や市役所の庁内障害者ワークステーション「わくわく」の協力のもと、集めたマークの仕分け作業もしています。３年目となる今回のブースには過去最高の約500人の子どもたちが訪れました。
豊橋まつりは「すべての市民が共有できるまつり」として市が昭和29年から主催しており、今年は20日（土）と21日（日）の２日間開催。2万人の踊りの輪が街路を埋め尽くす名物「総おどり」や、豊橋発祥の「ええじゃないか」をテーマとした舞踊三昧（ダンスざんまい）など、市内各所でさまざまなイベントが開かれました。
ベルマークのブースは21日（日）、親子連れなどを対象にしたイベントを主に開催している「こども未来館ここにこ」で実施。この日は雲一つない青天と、まさにお祭りにぴったりのお天気で、小さな子どもを連れたカップルやベビーカーを押すお母さんの姿も多かったです。
ブースにはクイズコーナーやベルマーク商品の展示コーナーがあり、豊橋市内でベルマーク運動を応援する企業の紹介や最新号のベルマーク新聞なども掲示されていました。ベルマーク運動を説明する財団制作のＤＶＤ「未来を育むベルマーク」が大きなスクリーンで流れ、もちろん回収箱もあり、まさにベルマーク一色でした。
クイズに参加した子どもたちは「ピアノが買えるなんて知らなかった」と衝撃を受けたようで、大人からは「ベルマークの切り方って決まりはないんですね。知らなかったです」という声が多数聞かれました。
実は今回のブース、たくさんの方に支えられて実施したものです。ベルマーク大使の倉光陽子さんを始めとした市教育委員会の皆さんはもちろん、同じく大使の松本哲さんを筆頭とするジブラルタ生命保険（ベルマーク番号15）の岡崎支社豊橋第二営業所の皆さんや、社長が大使として活躍するあいおいニッセイ同和損害保険（同92）の三河支店豊橋支社の皆さんが日曜日にもかかわらずボランティアとして参加。来館者への声かけやクイズの答え合わせ、ベルマーク付き商品の紹介などに奮闘しました。
マークを5点以上持ってきてくれた子どもたちやクイズに挑戦してくれた子どもたちには、市の公式キャラクター「トヨッキー」のグッズや協賛会社からのプレゼントが贈られました。14社が提供したプレゼントはお菓子や食品、ハンカチ、割引券など多岐に渡り、子どもたちはうれしそうに受け取ってくれました。
大使の松本さんは「ここにこに来ているのは、まだ小学校に入学していない子どもたちとそのお母さん、お父さんが多い。これからベルマーク運動に携わるかもしれない方たちです。そのような方に今回のイベントで運動のことを知ってもらい、今後につながったら嬉しい」と話しました。
倉光さんは「イベントを事前に知ってきてくれる人もいるし、クイズをやって初めてベルマークを知る人もいますが、皆さんにベルマークへの理解を深めてもらうきっかけになれば」と期待を込めています。
手にいっぱいのマークを持ってきてくれた人、広場でのキャラクターショーのついでに寄った人、昨年ベルマークを持ってこられず１年分を貯めてきてくれた人、「もっとベルマークを宣伝しなきゃいかん」とアドバイスをくれた人、楽しそうな雰囲気に誘われた人……。ブースに立ち寄った理由はそれぞれでしたが、改めてベルマーク運動の魅力に気づくきっかけになるイベントでした。
【プレゼントを提供して下さった協賛会社】
（かっこ内はベルマーク番号）
ラッキーベル（03）、クレハ（10）、ジブラルタ生命保険（15）、岩塚製菓（16）、ファミリーマート（23）、成田食品（36）、ブルボン（48）、ショウワノート（53）、クツワ（55）、グリーンスタンプ（56）、スミフルジャパン（70）、NGP日本自動車リサイクル事業協同組合（76）、あいおいニッセイ同和損害保険（92）、マルニ（95）
