神戸・魚崎小の4代目ベルマーク大使に聞く


(2018/10/26)印刷する

 児童数1258人。神戸市内でも屈指のマンモス校で、7年前には全国で最も児童が多い小学校とされた市立魚崎小学校(東灘区)は、ベルマーク運動に参加して今年でちょうど半世紀。集まるマークも年間15万~20万点と多く、4年前には累計で1千万点を突破しました。PTAベルマーク委員会の委員長は2016年からベルマーク大使も務めており、今年度は小島香奈恵さんが委員長兼4代目の大使として活躍しています。

小島香奈恵さん
PTAベルマーク委員のみなさん


 同校では毎月1日が「ベルマークの日」。子どもたちがマークを入れた袋を持ってきて、校内13カ所にある回収箱に入れます。それを集め、整理・集計するのが43人のベルマーク委員の仕事です。学年ごとに担当の月を決めて、地道な作業を続けています。

 小島さんがPTAの役員を務めるのは初めて。もともと細かい作業が好きだったので、「やるならベルマークを」と希望して就任しました。集まるマークの数がとても多いため、作業は大変ですが、「おしゃべりしながら和気あいあいとやっています」。いろいろな人と知り合いになれるのも楽しみの一つです。

 自分自身、ベルマークは小学校の頃から親しんでいて、「見つけたら切り取って保管するという習慣がしっかり身についている」と言います。家では3人の子どもたちも小まめに協力してくれます。みんなで力を合わせて集めたもので学校の物品を購入できるベルマークは、とてもいいシステムだと感じています。

 「年間点数全国トップは難しいかもしれないけれど、何とか兵庫ナンバーワンを目指したい」。そんな日頃の活動がベルマークの良さを伝える一助になれば、と考えています。

集まったたくさんのベルマークを企業別に仕分ける作業=いずれも神戸市東灘区魚崎中町4丁目の魚崎小学校

ベルマーク商品

じゃがいも心地

ベルマーク検収

今週の作業日:3/25~3/29
1/30までの受付分を作業中