サッカーの試合でマークを集めて大型絵本寄贈/J1コンサドーレ札幌で贈呈式


(2018/10/11)印刷する

 今期サッカーJ1リーグ上位で健闘している北海道コンサドーレ札幌のクラブハウス屋上で9月19日、ベルマークで購入した本の贈呈式がありました。コンサドーレのホームゲームの際に、来場者から集めたマークで買った本です。

 本を贈ったのは、JAグループ北海道・株式会社コンサドーレ・北海道教育大学・北海道教育委員会の4者。地元の将来を担う子どもたちの成長を支援するため2011年度に相互協力協定を結び、「学力や体力の向上」「食育」などへの取組を始めました。2014年度からは札幌ドームで行われるコンサドーレの試合にブースを出してベルマーク収集の呼びかけを開始。北海道庁などにも収集箱を置き、昨年度末までの4年間で18万点近くを集めました。

 本の寄贈先は、読み聞かせなど子どもの読書活動に関わっている道内の団体から公募。15団体が応募し、4者による厳正な審査の結果、6団体へ大型絵本の寄贈が決まりました。贈呈式には北海道コンサドーレ札幌の宮澤裕樹選手、進藤亮佑選手、それに人気のクラブマスコット、ドーレくんも出席しました。宮澤選手は「今後も北海道の子どもたちのために読書推進の活動を続けてください」とあいさつ。本を受け取った団体側は「これからも頑張ります」とこたえていました。

 札幌ドームでのマーク収集は、5年目となる今年度も続けられました。毎回マークを持参してくる年配の女性もいるそうで、ファンにも活動が定着してきた様子。加えて今シーズン、北海道コンサドーレ札幌は好調でJ1上位をずっとキープしており、10月10日現在も5位につけていて、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)出場権を得る3位以内も射程圏です。これが追い風となったのか、集まるマークも増えているようで、教育庁生涯学習課社会教育・読書推進グループの木幡淳史さんは「その分で年度内にもう1回、贈呈を計画したいです」と話していました。

ベルマーク商品

LED懐中電灯

ベルマーク検収

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