朝日新聞販売所が東大阪市のマーク収集に協力


(2018/04/23)印刷する

 東大阪市のベルマーク収集に、朝日新聞の販売所(ASA)が協力することになりました。大阪府の東大阪、八尾、柏原3市のエリアにある約20のASAでつくる「大阪府中部朝日会河内ブロック会」が全販売所に回収箱を置き、新聞の折り込みチラシなどで約4万の購読者らにマークの収集を呼びかけるほか、集金時などに回収も手がけ、集まったマークを東大阪市に寄贈します。

 昨年7月のベルマーク新聞の記事で、東大阪市のベルマーク収集と、地元の郵便局の協力を知ったのがきっかけです。ASAの社会貢献活動の一環として取り組むことを決め、今年1月から折り込みチラシでPRに乗り出し、4月以降、本格的に回収をスタートさせました。

 

握手する野田義和・東大阪市長(右)と大阪府中部朝日会河内ブロック会の山本雅一・ブロック長=同市役所

 ブロック長を務める「株式会社あさひやまもと」の山本雅一社長が3月に市役所を訪れて野田義和市長と懇談。「ベルマークの知名度は高いけれど、活動の中心は小学校で、子どもが卒業したお客様から、『集めたマークをどうすればいいだろう』と相談されることがあります。地域に根ざした新聞販売所として、みなさんのお役に立てればと考えています」と述べました。購読者の半数以上は訪問集金の対象者で、「その際に直接お声がけできるのが強み。ベルマークをしっかりPRしたい」とも。

 野田市長も「ベルマークは誰もが参加できる社会貢献活動であり、活用しないのはもったいない話。市の職員も頑張って収集してくれているし、自分もマークがついている商品をチェックしながら集めています」「新聞販売所のご協力もいただき、できるだけ多くの人が参加できるような仕組みができていけばありがたいですね」と話しました。

 同市は自治体として全国で初めて2015年3月からベルマーク収集に乗り出しました。これまでに累計で10万点以上のマークを集め、地元の学校と東日本大震災の被災校へ寄贈しています。

 大阪府中部朝日会は以前から空き缶のプルトップの回収にも取り組んでおり、換金して購入した文具や運動用品類を地元の自治体を通じて学校へ贈ってきました。

ベルマーク商品

インクカートリッジ

ベルマーク検収

今週の作業日:4/22~4/26
2/16までの受付分を作業中