「ブルガリ」運営のレストランがマーク寄贈


(2017/08/18)印刷する

 イタリアの高級ブランド「ブルガリ」の日本法人が運営する大阪・梅田のレストラン「ブルガリ イル・カフェ」(阪急うめだ本店5階)がベルマークを集めて、ベルマーク財団に寄贈しました。同社の社会貢献活動の一環で、スタッフらは「ささやかですが、子どもたちの役に立てば」と話しています。

 同社は、貧困にあえぐ世界の子どもたちの救済や地球環境の保護をテーマに様々な慈善活動を展開しています。十数人のスタッフが働くこのカフェでも毎年、複数の社会貢献活動を実践しています。今年は若手スタッフが企画を担当し、春はベルマークを集めることにしました。小学校時代に学校ぐるみで収集していたことを思い起こし、みんなが取り組みやすい活動だと感じたからだそうです。

 自分で回収箱を手作りして職場に置き、スタッフらに家庭などで集めたマークを入れてもらいました。「最初は、マークが付いている商品を探すのが大変だなあと思いましたが、いつも食べるお菓子や使っている調味料などに結構付いていて。普段は見落としていたんですね」。マーク付きの商品を積極的に買ったり、以前から集めていたマークをまとめて提供したりするスタッフもいたそうです。

 4~5月の約2カ月間で集まったマークは計618点。A4ほどの大きさの封筒にほぼいっぱいの量になりました。「小さな形ですが、支援を必要とする子どもたちに手を差し伸べることができる手段が身近な所にあるということに、あらためて気づかされました」と、発案したスタッフは振り返ります。「ベルマークはいつでもどこでもできる身近なボランティア。また機会を見つけてみんなで協力できれば」

 今年は、発展途上国の子どもたちを支援する団体を通じて古着を贈る運動などにも取り組んできました。いまは、使わなくなった身の回りの文房具をそうした子らへ贈ろうと、スタッフみんなで集めているところです。

 

 ブルガリ イル・カフェは阪急うめだ本店のリニューアルに伴い2012年10月、ジュエリー・時計を販売するブルガリのショップに併設する世界初のインストアカフェとしてオープン。本格的なイタリア料理やスイーツ、一粒一粒丁寧にハンドメイドされたチョコレートとともに、ブルガリならではのおもてなしが人気を呼んでいます。

ベルマーク商品

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ベルマーク検収

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