長野・千曲市の新聞店、2小学校に一輪車寄贈
(2016/03/31)印刷する
3年間で7万5千点/仕分け・集計も
長野県千曲市で朝日新聞などを配達している安藤新聞店(安藤清一代表)が2016年2月、購読者や地域から集めたベルマークを活用して、近くの市立屋代小学校(島田秀一校長、447人)と東小学校(山口敏男校長、401人)に、新しい一輪車をそれぞれ5台ずつ贈りました。3年がかりで集まったマークは約7万5千点になりました。これに触発され、両校の児童会でもベルマーク活動に取り組み始めました。
一輪車は、体格が違う1年生から6年生までが使えるように、3種類の大きさをそろえました。
屋代小では校長室に5台の一輪車を並べ、児童会ふれあい情報委員長の6年、児島優衣(ゆい)さんと副委員長の6年、田中陸久(りく)君が新聞店専務の安藤主悦(ちから)さんから受け取りました。安藤さんが「地域のみなさんからのプレゼントです」と声をかけると、児島さんは「大切に使わせていただきます」と笑顔で答えました。
東小学校で受け取ったのは、児童会長の6年、上原大樹君と山口校長です。上原君は「在校生と新しく入ってくる1年生が喜ぶと思います」とお礼を述べました。
安藤さんはこの活動をこれからも長く続けたい考えで、「3年後にまた両校に一輪車を贈るつもりです」と嬉しそうに話しました。
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今回の寄贈の経緯は2011年にさかのぼります。
長野県北部地震で被災した栄村の栄小学校を支援するため、県内各地にある朝日新聞販売店(ASA)の青年朝日会が「ベルマークを集めて栄小に贈ろう」と発案し、安藤さんも集め始めました。折り込みチラシで協力を呼びかけ、集まったマークは栄小に贈りました。
その後も、集金時などにマークを手渡されたり、販売店に置いた収集箱にも届いたりするようになりました。
これを新聞の配達管内の子どもたちが通う二つの小学校のために使いたいと思った安藤さんは、折り込みチラシを再び作って協力を呼びかけました。集まったマークを仕分け・集計までして学校が望む備品を届けようと両校に話したところ、一輪車の要望がありました。
安藤新聞店では折り込みチラシの余白に「ベルマークを集めて東小学校と屋代小学校に一輪車を贈ろう!」と書き、集まった点数の報告とお願いを地域に続けてきました。安藤さんの妻はるかさん、義母の亮子さんと従業員が仕分け・集計し、屋代小と東小の名前でベルマーク財団に送りました。
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屋代小は2006年からベルマーク活動を休んでいました。でも、地域の人たちがマークを集めてくれるのに自分たちが何もしないのはおかしいと、2015年の夏休み明けから児童会で再開しました。
東小のベルマーク活動は途切れたことはありません。中心はPTAですが、児童会でもこれを機に取り組みはじめました。


