東京・大田区の小学校PTAが財団見学


(2022/10/18)印刷する

 東京都大田区の区立山王小学校PTA文化部の前田智子さんと吉田比呂子さんが9月29日、財団事務所を見学しました。

 同校のベルマーク活動を担うPTA文化部には今年度、部長2人と部員35人の計37人が所属しています。部長を務めているのが、前田さんと吉田さん。見学を申し込んだ理由は「自分たちが集め、整理したベルマークはどのようなところに届くのか」と興味を持ったからだそうです。見学を申し込んだときから「直接見たことを部員の皆さんにも伝えたい」と意気込みを語ってくれていました。

 DVD「未来を育むベルマーク」で運動のふたつの役割や、財団が実施している支援などの概要をつかんだあと、職員の作業風景を見学してもらいました。

 まずは「検収係」。財団では、参加団体が仕分け・集計してくれたベルマークを確認することを「検収」と呼んでいます。整理袋の中に入っているマークと、記入された点数明細が正しく合っているかをチェックする係です。実際に届いた整理袋を開けてみると、たくさんのマークをバラバラに入れている学校、10枚ずつホチキスやテープでまとめてある学校、各自用意してくれた台紙に貼り付けてある学校など、参加団体によって整理方法は様々だということが分かります。検収係が伝えたいのは、「整理の方法に決まりはない」ということです。検収が終わると、「検収済み送り状」が発行されて各参加団体に返送されます。


 続いて、全国から届くベルマークが保管されている「倉庫」に向かいました。ここでは「証票管理係」が届いたマークを日付順に整理し、検収の順番がくるまで保管しています。見学をしているあいだも続々とベルマークが到着してくる様子を、PTAブログの更新も担当している前田さんは撮影してくれました。一日に届くベルマークが入った段ボール箱やゆうパックなどの個数は、「例えばおととい27日には約300個が届きました」と証票管理係。「昨日時点で、約2900万点分のベルマークがこの倉庫に保管されている」とも説明すると、前田さんと吉田さんは驚いていました。

 見学を終えて、「ベルマークを送ったあと、残高が反映されるのが待ち遠しく感じていました」と直近のマーク送付を振り返ったのは吉田さん。マークを発送してから、残高がいつ反映されるのか気になって仕方なかったといいます。「見学してみて、それだけの時間がかかることに納得しました」と感想を教えてくれました。

ベルマーク商品

保証付き中古オルタネーター

ベルマーク検収

今週の作業日:3/25~3/29
1/30までの受付分を作業中