【コラム】子どもたちの世界を広げたい
(2025/01/27)印刷する
ベルマーク運動の原点はへき地学校の支援です。第1回援助は1963年度で、東北や北陸の豪雪で被害を受けた21校にテレビなどを贈りました。
今もテレビの希望は絶えないのですが、用途は少し変わってきたようです。
2023年度、液晶テレビを贈った鹿児島県徳之島町の小学校はICT機器を活用し、他校と合同授業を実施しており、ここで液晶テレビが活躍しています。先生は「他校の児童と話すことで、多様な意見に触れることができる」と話していました。
1997年度からは一輪車講習会や理科実験教室なども開催しており、こちらも人気です。地元以外の人たちと触れる機会が少ない子どもたちには、いつもと違う学びの機会が大きな刺激になるそうです。
へき地校の教育設備は昔より格段に充実しました。でも、子どもたちの世界を広げるため、ベルマーク運動がお手伝いできることはまだたくさんあります。

外部の講師に教わる一輪車講習会は大人気