不要な車、徹底的にリサイクルします/NGPリユース部品にマーク5点
(2025/05/07)印刷する
協賛会社のNGP日本自動車リサイクル事業協同組合(ベルマーク番号76)から、活動紹介が届きました。写真や動画を多く使い、NGPの活動やベルマークがついている「自動車リユース部品」について分かりやすく説明されています。このページを通して、環境保全について考えてみませんか?
NGP日本自動車リサイクル事業協同組合は、不要になった車を引き取り、徹底的にリユース、リサイクルを行う、全国131社157拠点の自動車リサイクル事業者で構成される事業協同組合です。
「人と車と地球にやさしく 自動車リサイクル事業を通して、子どもたちと地球の未来を考えます。」とのSDGs宣言のもと、カーボンニュートラルの達成とサーキュラーエコノミーの推進を目指し、自動車リサイクルが持続可能な社会に貢献することを目指して活動しており、ベルマーク運動には「協賛会社」として2012年4月より参加しています。
NGPの活動とベルマークがついている「自動車リユース部品」についてご紹介させていただきます。
①車を徹底的にリユース!
廃車王でお引き取りした自動車はオイルやガソリンなど適正に処理をして、まだ使える部品を丁寧に取り外し、「リユース部品」として再利用しています。リユース部品を活用した修理は、新品部品と比べてCO₂削減効果があり、廃棄物も抑制することができます。このNGPのリユース部品に貼付されている「ギャランティー(品質保証)シール」にベルマーク「5点」がついています。

②部品以外も徹底的にリサイクル!
部品として再利用できない部分は、機械と手作業によって鉄やアルミ、銅、プラスチックなど資源を徹底的に分別することで、車のリサイクル率99%を達成しています。これらの資源は、電化製品やスチール缶など生活の中の身近なものへとリサイクルされます。

③車以外もリサイクル!
NGPでは、「NGPアップサイクルプロジェクト」として、廃棄物から価値あるものを創造する取組を行っています。


第一弾としてこれまで廃棄物となっていた廃車の取扱説明書を資源として、子どもたちが環境について学ぶための「環境教育ノート」を製作。
廃車の取扱説明書3,800kg(廃車15,200台分)が「環境教育ノート」30,100冊に生まれ変わりました。
このノートは、NGPが行う工場見学や、コロナ禍でも安心して工場見学が体験できるNGPバーチャル工場見学で、全国の小中学生に配布しています。
これまでに、日本全国/海外の合計25校、1,466名の子どもたちに対してバーチャル工場見学会を実施しました。
アップサイクルしたノートを実際に触れることで自動車リサイクルについてだけでなく、廃棄物の抑制や3R(リユース・リデュース・リサイクル)の大切さを学ぶために使われています。
④香川県豊島での「環境保全・再生活動」
1970年代から産業廃棄物の不法投棄が行われ、大きな社会問題となった「豊島事件」。香川県の小さな島「豊島(てしま)」で発生したこの事件は、産業廃棄物の多くが自動車の破砕くずでした。自動車リサイクルに関わる事業者として、豊島の環境を元に戻すのは我々の使命であるとの想いから、2019年より豊島での環境保全・再生活動を行っています。

⑤持続可能な社会の起点となる「廃車王」!
全国で廃車になった自動車を引き取るサービス「廃車王」。廃車王の加盟店はNGPの組合員である自動車リサイクル事業者のため、どんな車でも買い取ります。引き取った車はすべてリサイクル法に則って適正に処理をすると共に、部品のリユース、素材のリサイクルの起点となっている環境に優しいサービスです。

「廃車王」は、お客様から引取した廃車を適正処理し、廃車1台ごとに、また、リユース部品を使用することで得られるCO₂削減量に応じて、香川県豊島の環境保全・再生活動に利用される寄付を行っています。

NGPは、自動車リサイクル事業を通じて地球環境に貢献し、子どもたちの未来に豊かで美しい地球を残すため、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーの実現に貢献してまいります。
NGPの活動についてはホームページをご覧ください。
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