セイコーエプソンが11万6630点を財団に寄贈


(2023/10/18)印刷する

 協賛会社のエプソン販売(ベルマーク番号73)の親会社、セイコーエプソンがベルマーク11万6630点分の点数証明書はがきを財団に寄贈しました。社内で使い終わった自社製インク・トナーカートリッジを回収し、点数証明書はがきに換えて財団に寄贈する取り組みを2012年から続けています。総務部の戸谷泉美さんと、広報IR部の清水布美さんが10月4日、財団にはがきを届けてくれました。

左からセイコーエプソン広報IR部の清水布美さん、総務部の戸谷泉美さん、ベルマーク財団の山崎靖常務理事

 回収には、全国各地にある事業所や関連会社も協力しました。今回寄贈されたはがきは2022年4月から2023年3月までの1年間分です。それぞれの拠点で、年間を通して回収箱を設置しています。

 エプソン販売がベルマーク運動の協賛会社になったのは2004年。カートリッジのリサイクルとベルマークを連動させるしくみを発案した、最初の協賛会社です。集まったカートリッジは、セイコーエプソンの特例子会社エプソンミズベなどの社員が手作業で仕分けます。インクカートリッジは5点、トナーカートリッジは50点に換算されて点数証明書はがきになり、参加団体に戻ります。

 企業の社会貢献活動がますます活発になる中、ここ数年は「依頼に応えるだけでなく、『この課題を解決したい』という会社の意思を持った活動を進めている」と戸谷さん。環境保全、食糧危機の解決、被災地支援などに取り組むさまざまな団体への寄付をしています。

 幅広く展開している活動の中でも、戸谷さんは「紙を使う会社として『森林に対しての大きな責任』がある」といいます。本社のある長野県諏訪市とは今年7月に連携協定を結び、再生紙の活用を促したり、プリンターの消費電力量の削減に努めたりして、資源を循環させる体制を整えているところです。

 インク・トナーカートリッジのリサイクルにつながるベルマークのしくみも、環境保全に直結します。清水さんは「次に循環させることができる、誰にとってもウィンウィンなしくみ」とし、引き続き回収に励みたいと話してくれました。

・カートリッジは手作業でリサイクルへ/エプソンミズベ(2019/10/30)

 https://www.bellmark.or.jp/sponsor/news/30003902/

・本社事業所の「ものづくり歴史館」の見学ができます/セイコーエプソン(2019/10/30)

 https://www.bellmark.or.jp/sponsor/news/30003901/

ベルマーク商品

チェルシー バタースカッチ 10粒

ベルマーク検収

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