あいおいニッセイ同和損保がブラジル人学校向けキャンペーン開始


(2022/03/01)印刷する

 協賛会社のあいおいニッセイ同和損害保険(ベルマーク番号92)は、日本にあるブラジル人学校(全国36校)向けのベルマークキャンペーンを3月から始めました。同社の掲げる地方創生、多文化共生の取り組みとして、まず滋賀県でモデル展開し、その後全国に順次拡大していく方針です。

 このキャンペーンは、ブラジル人学校でベルマークの収集を始められるよう、同社がサポートしていくものです。ブラジル人にとってなじみのないベルマーク運動に親しみを持ってもらえるよう、同社はベルマークの理念を伝えるパンフレットなどをポルトガル語に翻訳し、回収箱も新たに製作。そこには、現地では国民的人気の漫画「モニカ&フレンズ」のキャラクターを起用しました。ブラジルの子どもたちならだれもが知っているのだそうです。こうして集まったベルマークで学校備品を購入し、子どもたちが楽しい日本の学校生活を送る一助になれば、というのが同社の願いです。

 ブラジル大使館も全面的に協力。2月15日には東京・北青山にある大使館に、エドゥアルド・パエス・サボイア大使、あいおいニッセイ同和損保の金田実常務執行役員、それにモニカのキャラクターを管理するマウリシオ・デ・ソウザ・プロダクションズ・ジャパンの沖野リカルド取締役らが集まり、キャンペーンの発進式がありました。

 サボイア大使は「日本で長い伝統のあるベルマークキャンペーンに在日ブラジル人学校が加わることを大変嬉しく存じます」とコメント。さらに「子どもたちのためにより良い未来を、共に築くことができますように!」と結びました。あいおいニッセイ同和損保の金田執行役員は、同社が全国で360を超える市町村と連携協定を結び、自治体の課題解決に向けた支援メニューを提供していることを紹介したうえで、「国内にいる約20万人の日系ブラジル人に寄り添いながら、ベルマーク収集活動を普及させていきたい」と語りました。また、モデル事業が始まる滋賀県の清水裕子・同社滋賀支店長は「地域を挙げて子どもたちの学びの場に温かい支援ができればと思います」と話しました。


ベルマーク商品

ソプラノリコーダー 702B(G) / 703B(E)

ベルマーク検収

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