ジブラルタ生命保険が330万点を財団に寄贈


(2022/01/04)印刷する

 協賛会社のジブラルタ生命保険(ベルマーク番号15)が、全国の約800拠点で集めたベルマーク330万点を財団に寄贈しました。財団に一度に届いた寄贈マークとしては、恐らく過去最高の点数です。

 同社は社内でもベルマーク収集に熱心に取り組み、ほぼ毎年、100万点程度を財団に寄贈してくれていました。そんな折りのコロナ禍。外出制限もあって、マークを届けに行きたくても行けない状況となり、前回の寄贈から2年以上が経ちました。でも、この間社員たちはベルマーク収集をずっと継続していたのです。マークは社員の手によって仕分けされ、会社別に点数を計算してありました。

左から阿部玲子さん、加藤幸治さん、石神陽子さん、大西理恵さん、松本哲さん

 財団が任命するベルマーク大使で同社執行役員の松本哲さん、コーポレート・クオリティ推進チームの阿部玲子さんと加藤幸治さん、周年事業タスクフォースの大西理恵さんと石神陽子さんの5人が12月10日、財団を訪れ、マークを寄贈してくれました。330万点のベルマークは、ダンボール箱7個にも及び、箱の中にはマークがすき間なく詰め込んでありました。

 ジブラルタ生命保険がベルマーク運動の協賛会社になったのは2004年。保険証券に一律100点のマークを付けるだけでなく、全国の営業拠点や本社で、年間を通してマークを集めています。阿部さんによると、「本社から呼びかけなくても、集約期間を決めなくても、常に全国から自発的に仕分けされたマークが集まってくる」そうで、「社内ではベルマーク収集が根付いている」のだそうです。

財団の岡部敦郎事務局長にベルマークを手渡す阿部さん

 今回のベルマークが300万点超と大量になったのには、もうひとつ理由があります。同社は2021年4月、創立20周年を迎えました。例年、毎年10月の第一土曜日を「インターナショナル・ボランティア・デー」と定めて全国の社員による社会貢献活動に力を入れてきましたが、2021年は感謝の気持ちを込めて、活動を拡大しました。1万1000人の社員 が、7月から12月の期間で組織の垣根を越えて何度でもボランティア活動に取り組みました。

 清掃やペットボトルキャップ収集、献血、使用済み切手や書き損じはがき収集、朗読ボランティア、手作りぞうきんの寄贈など、さまざまなボランティアを展開していますが、中でもベルマーク収集に取り組んでくれる社員は多く、清掃に次いで2番目に人気な活動だそう。「コロナ禍において集合での活動が難しい状況の中、個人で出来ることが大きな要因」と松本さん。こうしたことが、普段より多くの点数に繋がりました。広報担当の経験のある阿部さんは「Facebookでベルマークを取り上げたとき、反応がとても多かった。みんな好きなんだなと実感しました」と話しました。

 ボランティアの推進にあたっては、社内でオリジナルのTシャツを制作し、全社員に配布しました。おもにボランティア時に着用するそうで、財団でもその姿を見せてくれました。活動の成果は、特設サイトを開設して公開しています。

 ・ジブラルタ生命創立20周年特設サイト|ジブラルタ生命保険

 https://www.gib-life.co.jp/st/syunen_kinen/

 ・「ジブラルタ生命が99万点寄贈」

 https://www.bellmark.or.jp/sponsor/news/30003956/

他の協賛会社が制作したベルマーク回収箱を見るベルマーク大使の松本さん

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