お買い物紹介


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スリッパ200足、発表会に間に合った 兵庫県姫路市立網干西小学校

作品展が催された体育館にさっそく真新しいスリッパが並びました=兵庫県姫路市の網干西小学校で 兵庫県姫路市立網干西小学校(丸田隆造校長、423人)がベルマーク預金でスリッパを大量購入しました。さっそく1月中旬に開かれたオープンスクールで使われました。
 スリッパはブラウン色の200足。学校名も入れてもらいました。費用は総額12万8000円。古くなったり少なくなったりで一気に買い足すことにしました。保護者は350世帯。
 オープンスクールは3日間あり、授業や体育館での音読発表会を保護者、地域の方にみてもらおうというものです。作品展が催された体育館にも真新しいスリッパがずらりと並びました。竹澤啓之教頭は「オープンスクールに間にあってよかった」と喜んでいました。

《写真》作品展が催された体育館にさっそく真新しいスリッパが並びました=兵庫県姫路市の網干西小学校で
(2010/02/01)

車いす2台を社会福祉協議会に寄贈 ベルマークで愛知県常滑市鬼崎公民館

ベルマークで購入した車いす2台を前に、(左から)市社会福祉協議会の磯村悟事務局長と稲葉清香さん、市生涯学習課の畑中奈緒子さんと本多和枝さん=愛知県常滑市社会福祉協議会で 公民館としては全国で最初にベルマークを送票した愛知県常滑市の鬼崎公民館が、2006年10月の運動参加から3年で、初めてお買い物をしました。購入したのは自走式と介助式の車いす各1台で、金額は計14万6千円。真新しい車いすは早速、同市社会福祉協議会に寄付されました。
 同公民館のベルマーク運動を実際に仕切っているのは、市教育委員会生涯学習課です。中央、鬼崎、青海、南陵の市内四つの公民館をはじめ、市内の小中高校12校(全14校のうちベルマーク活動に取り組んでいる2中学校を除く)にベルマークと使用済みカートリッジの回収箱を置かせてもらい、収集に協力してもらっています。公民館だけの活動にとどまらせず、これまでベルマーク運動に加わっていなかった児童生徒やその保護者も巻き込んだ「常滑方式」が成果を上げています。
 集まったベルマークの仕分け、集計は、同課の「市青少年体験活動支援センター」が募集するベルマークボランティアに依頼しています。08年と09年の夏に2回ずつ募集したところ、1回10〜15人の中高生の参加があり、09年は6万点近くを集計することができました。
 送票点数の累計が15万点を超えたところで、お買い物を検討しました。ベルマーク運動に参加するときの目標が、途上国の援助や必要とする施設への備品寄付だったので、今回は市社会福祉協議会に車いす2台を贈ることにしました。
 車いすは12月3日、生涯学習課の本多和枝さんと畑中奈緒子さんが同協議会に届けました。同協議会では、市内のお年寄りや障がい者が旅行や外泊で必要とするときに、車いすを短期無料貸し出ししています。これまで13台だったのが15台になり、同協議会の磯村悟事務局長は「年末年始とかゴールデンウイークなど希望者が増えるときにも対応できます。しかも新しい車いすはコンパクトで軽く、とても助かります」と感謝していました。

《写真》ベルマークで購入した車いす2台を前に、(左から)市社会福祉協議会の磯村悟事務局長と稲葉清香さん、市生涯学習課の畑中奈緒子さんと本多和枝さん=愛知県常滑市社会福祉協議会で
(2009/12/08)

運動会のダンスで祭り半纏を初披露 千葉県富里市の七栄小学校

 千葉県富里市の七栄小学校(滝口次郎校長、337人)が、祭り半纏(はんてん)60着を購入、9月19日に開かれた運動会で5、6年生が「ロック DE ソーラン」などのダンスで初披露しました。
運動会で新しい半纏を着て踊る子どもたち=富里市の七栄小学校で 七栄小の運動会は、5、6年生が全員で踊る「よさこいソーラン」が毎年、目玉の一つになっています。軽快な音楽とともに、ムードを盛り上げるには欠かせない祭り半纏ですが、これまで地元の子供会から借りて使っていました。しかし今年は、「自前で用意してあげたい」とPTAが相談、ベルマーク預金約30万円を使って購入を決めました。
 青色の半纏の襟には「七栄小学校」の名前が入り、背中には赤く「祭」の大きな文字が映えています。思っていたサイズより、少し丈が短いというハプニングはありましたが、運動会では5、6年生総勢約100人のうち半数以上が新しい半纏を着て、グラウンドに勢揃い。両手に赤い鳴子や扇を持ち、ロック調のソーラン節などに乗って2曲を披露、父母らから大きな拍手を浴びました。七栄小では、運動会のほか、学校の夏祭りや地域の神社の秋祭りなどでも、この半纏を着て盛り上げたいと言っています。
 同小は1993年からベルマーク運動に参加しました。現在、累計点数は96万点余りで、100万点達成が間近になっています。

《写真》運動会で新しい半纏を着て踊る子どもたち=富里市の七栄小学校で
(2009/09/28)

校庭芝生化へ芝刈り機5台購入 広島県尾道市の山波小、ベル預金で

 芝生化を進めている広島県尾道市の山波小学校(福間勝也校長、326人)はベルマーク預金で念願の芝刈り機5台を購入しました。芝生化は保護者を中心にした学校独自の取り組み。芝刈り機は児童によってさっそく始動、今後、芝生の維持管理に活躍することになります。
ベルマーク預金で買った芝刈り機で子どもたちが早速芝刈りをしました 芝刈り機5台は手動式で1台2万3500円。エンジン式も2台、ベルマーク預金とは別に購入しました。これまでは地域の人から借りていました。今回購入の手動式は子どもでも扱いやすく、9月17 日、保護者の指導のもと、さっそくテスト的に動かしました。大量のトンボが芝生の上を飛び交っていました。小さな虫が増えたせいか小鳥も増えたそうです。
 芝生化は「子どもたちを芝生の上で遊ばせたい」と育友会(新宅康生会長)を中心に昨年から進めています。グラウンド約8000平方メートルのうち、真ん中部分は土を残し周囲を緑化するというもので北側1000平方メートルは昨年6月、保護者、先生、6年生で植えました。残り南側3000平方メートルは今年6月、全児童で植えました。今年の芝生は児童全員が1人1箱の苗を、2カ月間育てたものです。
 芝はバミューダグラスと呼ばれる繁殖力の強い品種で、柔かくて子ども向けです。これらの芝を3、4束ずつ1束にして30センチ間隔で植えると、芝は自然に広がり密生するというものです。このやり方は、苗を支える部分を固定し四角のマス型に密生した芝を敷きつめていく方法に比べ、低コストですむのが特徴。
芝生を維持管理するため保護者や先生たちが設置したスプリンクラーも活躍しています=いずれも広島県尾道市の山波小学校で 芝生化に伴い今年3月、スプリンクラー約10本も設置しました。機材費100万円ほどは育友会の基金を使い、あとは関係者の労力奉仕。重機を入れグラウンドを掘り起し機材を張り巡らし整地するのに2日間で、保護者、先生ら延べ200人参加、本来の費用の3分の1程度で済んだようです。低コストの芝生化は備後地方の小学校では初、今年に入り視察に訪れる学校関係者が増えています。
 芝生の上をはだしで遊ぶ子もいるそうで、福間校長は「元気に外で遊び健康的だし、緑は目を潤し環境面でも良い」と話していました。新宅・育友会長も「芝生の上で、伸び伸びと遊んでる姿をみていると、良かったなあ、と思います」と喜んでいました。

《写真上から》
・ベルマーク預金で買った芝刈り機で子どもたちが早速芝刈りをしました
・芝生を維持管理するため保護者や先生たちが設置したスプリンクラーも活躍しています=いずれも広島県尾道市の山波小学校で

(2009/09/24)

ベルマーク預金でカラーテーブル63卓 浜松市の雄踏幼稚園

 浜松市西区の市立雄踏(ゆうとう)幼稚園(藤田たか子園長、園児342人)が、ベルマーク預金で計63卓のカラーテーブルを購入しました。計134万余円の大きなお買い物です。2学期から早速、年長組の5教室に配備され、給食時に食卓として使われています。
ピカピカのテーブルで、食事を前に笑顔の園児たち=浜松市西区の雄踏幼稚園で
  テーブルは天板が90センチ×45センチで、高さ51センチ。1卓を2人で利用しています。これまでの食卓は、20年以上も使われていて、縁が傷むなどしていました。新しいテーブルはピカピカで美しく、清潔感いっぱい。子どもたちは大喜びで給食を楽しんでいます。
 同園は、創立翌年の1982(昭和47)年にベルマーク運動に参加してから27年で、累計333万点を集めてきました。県内の幼稚園で5番目、市内では中区の萩丘幼稚園に次いで2番目の多さです。
 ベルマークの回収日は年に6回で、園児たちが各家庭からベルマーク袋に入れて持参します。このほか、旧雄踏町で行われている資源回収のなかで、年に3回は同園に届けられることになっていて、この時に地域の人たちがベルマークも一緒に出してくれます。集まったベルマークの仕分け、集計は、PTA学級委員会の保護者が担当しています。
 これまで同園は、ベルマーク預金で園庭のログハウスや電子ピアノなどを購入してきました。近年は、グランドピアノを買おうという大きな目標を掲げ、熱心に取り組んできました。ところが、2005年に旧雄踏町が浜松市と合併して市立となった後、市からグランドピアノを譲り受けました。グランドピアノを買わなくてもよくなったお金で何を買おうかと検討した結果、カラーテーブルを新調することにしたものです。
 藤田園長は「ベルマークは設備の充実に大変役立っています。これからも継続していきたいと思います」と話していました。

《写真》ピカピカのテーブルで、食事を前に笑顔の園児たち=浜松市西区の雄踏幼稚園で
(2009/09/16)

お買い物かき氷機がまつりで大活躍 静岡県西伊豆町の賀茂幼稚園

 静岡県西伊豆町の町立賀茂幼稚園(高木供世園長、42人)が、ベルマーク預金でアイススライサー(かき氷機、8万1510円)を購入、7月24日夜に開いた「幼稚園まベルマーク預金で購入したかき氷機の前には長い列ができましたつり」で、園児や地域の人たちに披露されました。
 同幼稚園は2001年4月に旧賀茂村立の宇久須(うぐす)、安良里(あらり)両幼稚園が統合して設立され、05年4月の町村合併で西伊豆町立となりました。
 ベルマーク運動への参加は1985年5月で、これまでに累計で約140万点を送っています。年度当初に保護者からベルマーク協力委員を募り、月ごとに交代で仕分けをしてもらい、2月には家庭で集計してもらう方式です。家庭のほか地域にも回収協力を呼びかけていますが、卒園生からもベルマークが届けられるそうです。
 最近のベルマーク預金でのお買い物は、自転車、逆上がり補助板、プリンターなどで、高木園長は「次は綿菓子機を買いたい」と話していました。
「冷たくて、おいしいよ」。子どもたちはかき氷に大喜びでした 幼稚園まつりは統合前から各幼稚園で開いていたもので、統合後も毎年夏に開催しています。主な内容はバザー、模擬店、花火、盆踊りなどですが、今年はバザーを取りやめたため、まつりの目玉は多彩な模擬店でした。かき氷、綿菓子、焼き鳥、枝豆、フランクフルト、ジュースなどの売店と、玉入れ、輪投げ、ヨーヨー釣りなどのゲームコーナーで、たくさんの親子連れでにぎわいました。
 中でも「かき氷」の店は人気で、長い列ができました。昨年までかき氷機は、いろいろな所から借りていましたが、毎年使うものだからと今回、思いきって購入しました。実際にかき氷を作ったお父さんは「新しい切れ味のいい刃で、扱いやすい。滑らかな削りで、きめの細かい氷ができる」と話していました。味はレモン、メロン、イチゴの3種類で、いずれも1杯50円。「おいしい」と大好評でした。
 お隣の綿菓子も1本50円。町商工園職員の家族が採集したクワガタの即売もあり、すぐ売り切れました=いずれも静岡県西伊豆町の賀茂幼稚園で会から借りた綿菓子機を使いましたが、やはり長い列ができていました。このほか職員の家族が山で採集したというクワガタ約40匹が1匹50〜100円、つがいは200円で売られ、あっという間に売り切れていました。
 模擬店の後は盆踊りと花火。家庭用花火を150本以上束ねたものや、大人用の打ち上げ花火などで、夏の夜を満喫しました。
 西伊豆の自然豊かな環境にある同幼稚園では、昨年から園庭に35平方メートルの田んぼを作り、田植えや稲刈りをしています。昨年は21キログラムのお米を収穫、おにぎりにして地元の人たちに配りました。また5月下旬から6月上旬には「花屋」を開店、園で育てた花や大粒落花生の苗のほか、コロッケ、ところてん、トコブシごはんなどを即売しています。

《写真上から》
・ベルマーク預金で購入したかき氷機の前には長い列ができました
・「冷たくて、おいしいよ」。子どもたちはかき氷に大喜びでした
・園職員の家族が採集したクワガタの即売もあり、すぐ売り切れました=いずれも静岡県西伊豆町の賀茂幼稚園で

(2009/07/29)

児童約1000人が「おはなし会」楽しむ 町田市の忠生第一小学校、「お別れ会」で企画

 絵本作家浜田桂子さんによる「読み聞かせふれあい講演会」が2月24日、東京都町田市の忠生第一小学校(高柳寛和校長)で開かれました。同小は児童1044人と、市内一の大規模校ですが、今春、図師小学校開校に伴い約270人の子どもたちが離れることになるため、「ものではなく心に残るものを」と企画し、ベルマーク預金を使って実現しました。「お別れ会」として行われた講演会は、体育館で1〜3年と4〜6年生の2回に分けて行われ、いずれも約500人の子どもの他、先生、PTA約40人が参加しました。 「これは何でしょう?」。身を乗り出したり、うなずいたり。浜田さんの話に子どもたちは引きつけられていました
 「みんな、自分が赤ちゃんだった頃のこと知ってる?」。「知らなーい」という会場の声に自作の「ぼくがあかちゃんだったとき」を見せ「こんなに小さかったんだよ」。スリッパにかじりつく絵には会場から「こんなことしないよ」。「今はしないけど、赤ちゃんの時は、していたんだよ。新聞だって食べたんだよ」。やりとりに会場がわきます。
 浜田さんは、埼玉県出身、小学校の国語教科書の挿絵も描いており、「あやちゃんのうまれたひ」などたくさんの作品があります。子どもの頃から絵を描いたり本を読んだりすることが大好きで、大きくなったら絵本を描くことを決めていたと、小さい頃の自分を話します。ふだん使う鉛筆、筆、はけ、絵の具を見せたり、1冊の絵本が出来るまでに、小さい絵から始まって、少し大きな本などを作っていく過程があり、1年間はかかることを説明しました。
 また自作の「ぼくのかわいくないいもうと」を朗読。子どもたちからの「絵がうまくなる秘訣は?」という質問には「いっぱい描くこと。スポーツで何回も練習する事と同じ」と答え、「大きくなったら何になりたいか、夢を持って続ければ必ずそうなります」と締めくくりました。 「これは何でしょう?」。身を乗り出したり、うなずいたり。浜田さんの話に子どもたちは引きつけられていました
 同小のベルマーク参加は9年前で、PTAの学年学級委員会のベルマーク担当(各学年2人)が中心ですが、毎月のようにある収集、仕分け日には応援のボランティアも加わり多いときには30人近くになることもあるそうです。「これまでに鉄棒逆上がり補助板や図書を購入しています」とおはなし会の冒頭、高柳校長から紹介されました。  同小は読書活動が盛んで、週3回朝10分間の一斉読書がある他、読み聞かせの会メンバーによりランチルームなどでの読み聞かせや、昼食時の放送でも朗読なども行われています。また「くすのきの会」というおやじの会による夏の校庭でのキャンプ大会や、星の観察が行われるなど地域との交流も活発です。

《写真上から》
・「これは何でしょう?」。身を乗り出したり、うなずいたり。浜田さんの話に子どもたちは引きつけられていました
・自作の絵本を手に話をする浜田さん =東京都町田市の忠生第一小学校で

         ◇
 「おはなし会」は財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)とベルマーク運動の協力会社、日教販との企画で、絵本作家の著作やアドバイザーのおすすめリストを申し込むと、おはなし会やおはなし会運営の講習会ができるもの。絵本作家は、とよたかずひこ、長野ヒデ子、長谷川義史、浜田桂子さんの4人。作家を第2候補まで選び、著作パック(定価6000円相当)とともに申し込む。著作パックを含めた基本料金は7万3500円。その他作家が移動するための交通費や宿泊費などがかかります。この他、JPIC読書アドバイザーが行う「おはなし会運営講習会」(図書パックを含めたパッケージの金額は交通費込み3万1500円)。「絵本作家」は年間先着12件、「講習会」は30件までの受付。派遣事務はJPICがします。申し込みや問い合わせはJPICベルマーク係に。電話03・5211・7282FAX5211・7285(受付は、午前10時〜午後5時=土日・祝日・年末年始を除く)。
(2009/02/27)

ベルマークで全教室に加湿器 インフルエンザ対策に効果 愛知県刈谷市の刈谷東中

 愛知県刈谷市の刈谷東中学校(小林嗣明校長、生徒673人)が、3学期にベルマーク預金で30台の加湿器(計47万250円)を購入し、全20クラスと特別教室などに設置しました。同中では昨シーズン、1クラスで十数人がインフルエンザにかかっていましたが、今冬の患者は全校でも数えるほど。 設置された加湿器。教室によって、置く場所はさまざまです インフルエンザの予防には加湿が重要とされており、同中校務主任の木野昌孝先生は「加湿器の効果が表れている」と喜んでいます。
 同中はベルマーク運動に参加して44年。これまでに累計672万点のベルマークを送ってきました。県内で6番目、中学校では吉良中(吉良町)に次いで2番目に多い点数です。
 活動の中心は生徒会(高比良遥会長)です。各教室に置いてある整理箱に生徒たちがベルマークを適宜入れ、各学級に5、6人ずついるベルマーク委員が月に1回、仕分け、集計作業にあたります。年によって活動に波はありますが、生徒会が一丸となって無理せずに続けているのが大きな結果につながっています。
 ベルマークに限らず同中はボランティアや奉仕活動が盛んで、その根底に校訓の「プリキュー精神」があります。プリーズ(どうぞ)、サンキュー(ありがとう)、エクスキューズミー(ごめんなさい)からの造語で、親切、感謝、善行、奉仕、助け合いなどを意味します。他人に迷惑をかけないように行動することを目ざす精神です。 各教室にベルマークの整理箱があります 1968(昭和43)年5月に制定され、昨年、40周年を迎えました。学校の玄関前に「プリキュー精神」の石碑が建っています。
 同中が取り組んでいる具体的な活動に「プリ環」と称する清掃奉仕活動があります。プリキュー精神で環境美化という意味で、毎月2回、通学路や近くの公園を清掃奉仕しています。毎月ゼロの日(10、20、30日)の古新聞回収、世界の子どもたちにワクチンを贈るペットボトルのふたの回収、タイに車いすを贈るためのアルミ缶や牛乳パックの回収など、資源回収活動にも継続して取り組んでいます。大地震被災地への支援とかユニセフ、赤い羽根などの募金活動も積極的です。96年にはボランティア活動で厚生大臣の感謝状を受けました。 玄関前に建つ「プリキュー精神」の碑を示す木野昌孝先生
 豊田自動織機やデンソー、アイシン精機などトヨタ自動車グループの主力企業が多い刈谷市は、科学教育に力を入れています。同中にも各学年に一つずつ理科室があり、07年度には日本学生科学賞の中学校部門で科学技術担当大臣賞を受賞しました。

《写真は上から》
・設置された加湿器。教室によって、置く場所はさまざまです
・各教室にベルマークの整理箱があります
・玄関前に建つ「プリキュー精神」の碑を示す木野昌孝先生=いずれも愛知県刈谷市の刈谷東中学校で

(2009/02/13)
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