★ 700万点達成校を訪ねました!
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近くの小学校2校と協力して活動埼玉県所沢市立所沢中学校
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![]() 所沢中学のベルマークの収集は、学区内の所沢小学校、明峰小学校と地域自治会の16支部の合同参加です。回収、仕分け、整理などの作業は所沢中学校PTAの厚生委員会(小林恵美子委員長)の16人とボランティアのサポーターが担当しています。小中学校と自治会支部公民館、集会所の目立つ場所にベルマークの回収ボックスを置き、自由に入れてもらっています。 厚生委員会では新学期に「ベルマーク収集のお願い」のお便りを、小中学校の保護者全員に児童、生徒を通じて配布します。自治会支部には厚生委員会の地区担当者がお便りを配布します。仕分けは10月と1月の年2回(2009年度は新型インフルエンザの影響で1回)、小中学校と自治会支部に行って回収して、学校で番号ごとに仕分けして、切り抜き、張り付け、集計を、厚生委員とサポーターが中学校で行います。 ![]() 校区内にあるコンビニエンスストアーやファミリーレストランにも収集用のボックスを置かせてもらい、市民の協力もお願いしています。ある地区では町内会長の自宅にも回収ボックスが置いてあります。3月9日には厚生委員が中学校に集まって「今年度は14万5062点のベルマークを収集」の協力御礼の便りを発送する作業をしました。 買い物は、所沢小学校と明峰小学校には、協力会社の商品が載っているお買いものガイドを渡して注文しています。中学校では運動会などで使うテントや時刻が正確な電波時計などを買いました。小学校では、ボールや時計です。 厚生委員会ではベルマーク運動のほか、卒業した生徒の古くなった制服の回収も行っていて、その制服を入学してくる保護者などに販売し、売上金で学校に必要な備品を購入する活動も行っています。 《写真上から》 ・PTA厚生委員の皆さん。700万点の感謝状を持つ小林委員長、左側が永井校長 ・「ベルマーク運動へのご協力の御礼」の手紙の発送作業をするPTA厚生委員の皆さん=いずれも埼玉県所沢市立所沢中学校で |
ベルマークポストに地域の善意神戸市立本山第一小学校
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![]() ベルマークを担当するのはPTA厚生部(廣岡勝子部長、11人)。部員は学級委員のうち学年から2人選ばれます。仕分け作業は1年生の保護者がサポーターになり手伝います。 毎月第1火曜日児童が持ち寄り、厚生部員が教室から回収します。20人ほど集まり、卵パックを使って企業別に分け整理袋に入れます。作業は2時間ほどです。さらに部員は企業別に仕分けたのを自宅に持ち帰り点数別に10枚単位に分けます。これを次回に集まったときに最終集計し発送係りが発送します。また、その月の仕分け作業もします。 ベルマーク預金でミニ耕運機や一輪車などを買いました。昨年は住商フルーツのバナー ![]() 収集は児童が持ち寄るほか、地域の人から受け皿として学校のフェンスにベルマークポストを設置してあります。 同小は国交省の六甲山系どんぐりプロジェクトに取り組んでいます。4年生が採って育て卒業前に植えていきます。保護者の方も献血では神戸市内ではトップクラスの実績があります。 ≪写真上から≫ ・700万点達成を喜ぶPTAの廣岡勝子厚生部長(前列左)、庄司晴美副部長(同右)、上玉利敦会長(後列左)、尾城徹雄副会長(同右) ・地域の人からのベルマーク寄贈を受けやすいように設けたベルマークポスト=いずれも神戸市の本山第一小学校で |
総合学習でベルマーク、中学の先輩も応援神奈川県横須賀市立城北小学校
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神奈川県横須賀市の西部にある衣笠山公園は、平安後期から鎌倉前期にかけて三浦氏の山城があったところで
![]() この山のふもとの住宅地にある市立城北小学校(川尻克己校長、583人)が、ベルマークの累積600万点を達成しました。1962(昭和37)年にベルマーク参加以来、48年かけての成果です。 この学校のベルマーク活動の主力は、PTAの保健厚生委員会です。委員は各学年3人で18人います。2009年度の委員長、三崎ひろみさんによると、各学年の廊下にいつもベルマーク袋を下げています。さらに年に3回(09年度は5月、9月、1月)「ベルマーク週間」を設け、こどもたちに回収袋を配って、マークを持ってきてもらいます。 ![]() 「週間」の後、保健厚生委員にボランティアのお母さんたち十数人が加わり、仕分け作業をします。その後の整理や点数計算などは、委員が分担して家に持ち帰り、作業します。翌月の定例会のときに持ち寄り、正副委員長が整理して財団に送ります。 地元の商店や薬局のほか、近くの市立衣笠中学校にもベル箱を置かせてもらっていて、先輩たちにも応援してもらっています。 これまでにウオータークーラーや電動自転車、ハロゲンヒーターなどを買いました。昨年度は、アウトドアクロックを買って校舎の壁面に付けました。それまでにもあったのですが、校庭から見えにくい場所でした。よく見えるところにも、という多くのこどもたちの願いが、2年がかりで実ったそうです。 ![]() 去年、こどもたちが悔しがったのは、11月に予定していた「タブの木集会」が新型インフルエンザのために中止になったことです。校庭にあるタブの木にちなんでつけた名前で、1年生をお客さんに2年生以上が工夫を凝らして楽しむ催しです。瀬戸井隆子教頭は「お化け屋敷や、迷路などいろいろ準備していたのに、気の毒でした」と話していました。 《写真上から》 ・朝日新聞社で製作し、財団を通して贈られた「地球はいま」のDVDを手にする保健厚生委員長の三崎ひろみさんと川尻克己校長、瀬戸井隆子教頭 ・昨年度購入し、校庭からよく見えるところに取り付けられたアウトドアクロック ・地域のひとたちの全面協力を受ける「ふれあい花壇」=いずれも神奈川県横須賀市立城北小学校で |
生徒会が主役、収集週間や感謝状も長野県松本市立筑摩野中学校
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![]() 活動を支えているのは生徒会のベルマーク委員会(中島千晴委員長)の委員45人。年度当初、委員会では収集方法のポスターを作成し、校内放送でも呼びかけを行います。収集は6月、10月、2月の年3回、ベルマーク週間を設けて、期間中にクラスを中心に活動をしています。委員会は全校放送で「今週はベルマークの回収を行っていますので、クラスの委員は収集に努めて下さい」などと呼びかけます。 協賛会社ごとの仕分けは、月2回、生徒会の時間があるので、ベルマーク委員が被服室に集まって、卵パックや紙コップを使って分け、番号順の引き出しに整理します。 収集週間では1クラス、600枚を目標にクラス委員に頑張ってもらいます。目標を達 ![]() 整理、発送は年1回ですが、12月の生徒会役員の交代後に作業を始めました。このため、3年生の前生徒会役員にも参加してもらい、作業を完成しました。「先輩たちに手伝ってもらい、無事、発送することができて、感謝しています」と中島委員長。 最近の買い物は色が変化するスポットライトと付属品で、文化祭や3年生を送る会で、教室を暗くして、ムードのある催しに役立てているそうです。 《写真上から》 ・ベルマーク財団からの感謝状を喜ぶ生徒会ベルマーク委員会の生徒たち。感謝状を持つ中島委員長。右端が福澤校長。左端は顧問の西村頼子教諭 ・被服室に集まってベルマークを仕分ける生徒会ベルマーク委員の生徒たち=いずれも長野県松本市立筑摩野中学校で |
「全員参加」の新方式で作業を楽に東京都中野区立桃園小学校
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![]() この学校が、1961年にベルマークに参加以来の累積ポイントを300万点の大台に乗せました。 同校では、3年前にベルマークの収集から集計・発送までの作業方式を大幅に変えました。それまでは、PTAの担当役員が年に2回集まり、作業していましたが、予定時間内には終わらず、残りを家に持ち帰っていました。仕事を持つお母さんも多く、人によりかなり負担になっていたそうです。仕分けの細かな方法も決まっていなかったため、集計にも手間取ったそうです。 新方式は――毎月初めに子どもたちを通じ、ベルマーク袋を各家庭に配ります。ここま ![]() 集計には、ベルマーク係とPTAの10人の役員が集まります。すでに仕分けがすんでいるので、さほど時間をかけずにすむようになったそうです。最初の段階で台紙に張ってもらうなど、全員が作業にかかわることで、その後の作業の負担が軽くなりました。集計作業が年に一度になったことも、大きなメリットだそうです。 たまったポイントで、今年度は給食用の白衣や帽子を各クラス4セットずつ購入しました。これまでに、一輪車や逆上がり補助器などを買っています。 同校では、人間性豊かな児童の育成を目標に、基本方針のひとつとして、特別支援学級との日常的な交流を通して相互理解や障害理解を深めることを掲げています。 ![]() ≪写真上から≫ ・財団からの感謝状を囲む河本眞一校長とPTAの新旧役員のみなさん。前列、河本校長の右隣から来年度会長の鎌田道夫さん、現副会長の河津幸代さん、来年度副会長の正坊地さゆりさん ・ベルマーク袋には、台紙も一緒に入れて配っています ・ベルマーク預金で買った逆上がり補助器=いずれも東京都中野区立桃園小学校で |
回収は毎月、家庭や学校で仕分け・集計横浜市立宮谷小学校
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神奈川県の横浜市立宮谷(みやがや)小学校(柳下則久校長)が、ベルマーク累計300万点を達成しました。学校は神奈川県の表
![]() 宮谷小学校のベルマーク活動は、1962(昭和37)年から始まりました。現在の取り組みを取材にうかがったところ、PTA学年学級委員会の小島麻里子委員長はじめ5人のお母さん方と、伊藤美紀PTA会長が応じてくださいました。 学年学級委員は、各クラスから一人ずつ選ばれた児童保護者で、26人全員がお母さんです。任期は4月から翌年3月まで。4月、5月は打ち合わせや、ベルマークだより発行、ベルマーク収集袋に張る台紙配布などの作業に当り、マークの回収は6月から行います。 8月と3月を除く、毎月1日から5日の、5日間が回収日です。回収が終了したころ合いを見て、学年学級委員は担当クラスの収集箱を引き上げ、家庭に持ち帰ります。そして7月、11月、3月の集計日に間に合うよう、マークを切りそろえ、10枚単位に整理し、学校の会議室に設置してある協賛会社別のケースに収納します。 ![]() その一方、2010年度から回収方針が「マークは各家庭で切りそろえ、提出を」と変更されにも拘わらず、低学年の保護者には高い協力があるものの、学年が高まるにつれ、マークだけという状況が続き、学年学級委員のマークの切りそろえ作業量が学年、クラスによってバラつきが出る状態となっています。このため学年学級委員会は、マークの切りそろえ提出について引き続き協力を求めてゆくことに加え、マーク切りそろえ作業にもボランティアの協力が得られるよう、検討を進めています。 ところで、ベルマーク活動の作業場所ですが、学校内には一定の場所がありません。空いている部屋を借りての作業です。しかも、たとえば会議室を借りても、時間になると図書室へ移動などということを余儀なくされます。これには宮谷小学校の児童数の増加が絡んでいます。 ![]() さて、宮谷小学校は1908(明治41)年の創立で、保健教育(心・体・食)に力を入れています。このうち食では、三大栄養素の知識から、イワシの上手な食べ方、旬の野菜などを学びます。食生活の見直しを図るため、クラス単位で、ランチルームでの食事会があります。栄養士の先生が「好き嫌いをなくしましょう」といった講話をし、給食に加えて、栄養士の先生手作りのデザートを楽しみます。在籍児童約900人に対し、1日の欠席児童が10人台(柳下校長)と少ないのは、こうした取り組みの成果でしょう。 また学校外壁には、子どもたちによる壁画が描かれ、目を引きます。2008年11月、創立100周年を記念して、「昔も今もこれからも ずっと大好き宮谷小」のテーマで、各クラスごとに描いたものです。 ≪写真上から≫ ・柳下則久校長と、集まってくださった前列左から小島麻里子さん、伊藤美紀PTA会長。後列左から福井由佳子さん、川本紀子さん、清水弥生さん、吉武陽子さん ・ランチルームでの食事。この日のクラスは低学年で、デザートはオレンジと牛乳のゼリーが振る舞われました ・創立100周年を記念して児童らによる壁画が外壁に描かれました=写真はいずれも神奈川県横浜市西区宮ケ谷で |
3年前から仕分けは自宅作業に大阪府門真市立浜町中央小学校
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大阪府門真市立浜町中央小学校(江口規一校長、444人)のベルマーク収集点数がベルマーク運動参加(1974年)以来の累計
![]() ベルマークを担当するのはPTA保健体育委員会(清水奈美委員長、13人)。委員は学年から2人選ばれます。 ベルマーク便りを年2回発行し、収集呼びかけやマークの切り方などを保護者に伝えます。クラスには回収袋を置いてあり、児童がいつでもベルマークを入れられるようになっています。これを担当教諭の岩崎輝美さんが委員13人分に均等に分け、子どもを通して委員に渡します。委員は自宅で企業別、10枚単位で点数別に分けます。7、1月に最終集計し発送します。 切ったり、仕分けしたりする作業を自宅でするようになったのは3年ほど前から。それまでは学校に集まり作業していました。ベルマーク預金で肩掛け掃除機4台などを購入しました。 浜町中央小は浜町小と中央小が2007年に統合してできました。両校ともベルマーク活動を続けており、統合による合算でベルマーク収集点数が一挙に増えました。 同小は「自ら考え、正しく主体的に行動できる力を持った、健康で人間性豊かな児童の育成をめざす」を目標にしています。 ≪写真≫ベルマーク預金で買った掃除機とベルマーク担当の岩崎輝美教諭=大阪府門真市の浜町中央小学校で |
集計にはベルマークサポーターが応援高松市立屋島西小学校
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香川県高松市立屋島西小学校(森英樹校長、636人)のベルマーク収集点数がベルマーク運動参加(1983年)以来の累計で3
![]() ベルマーク活動を担当するのはPTA学年部(竹野靖司部長、39人)。部員は各クラスから2人選ばれます。 毎月上旬の1週間で回収。仕分けは毎月1回の学年部の部会で。部員がベルマークを切り企業別、点数別に仕分け10枚ごとにテープで張っていきます。これを集計するのが7月と12月。このとき、ベルマークサポーター約90人に分担して手伝ってもらいます。 これまでにコンプレッサーや電動鉛筆削り器などを買いました。 屋島西小は環境学習に力を入れています。学年ごとに干潟を観察したり同校が塩田跡に建っていることなどから塩田の学習やホタルを飛ばせるビオトーブを作ったりしています。 ≪写真≫職員室前の10段のベルマーク棚の側で300万点達成を喜ぶ竹野靖司PTA学年部長=高松市の屋島西小学校で |
保護者と児童が協力、楽しく活動宮崎県日向市立富高小学校
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宮崎県日向市立富高小学校(泉口透校長、500人)が累計点数300万点を達成しました。県内23校目です。富高小は、ベルマ
![]() PTAのベルマーク部(森下美由紀部長、73人)と、5〜6年生児童17人のベルマーク委員会が中心になって活動しています。 毎月10日までに児童が学校に持ち寄ったベルマークは、月1回の「委員会活動の時間」に、委員の子どもたちが回収し、協賛会社別、点数別に仕分け・整理しています。保護者のベルマーク部の作業日は、授業参観日を中心に年6回設けています。2学年ごとに集まるので年2回が担当です。子どもたちが整理したマークをチェックして全体集計し、学期ごとに発送しています。 ![]() ![]() 富高小は、JR日豊線日向市駅から歩いて10分余りの小高い丘にあります。市役所などの官公庁や商店、住宅街が校区です。 《写真上から》 ・牛乳パックを利用した会社別仕分け箱がいっぱい。委員の子どもたちがベルマークを整理します ・「ベルマーク委員会は楽しい」と、ほぼ全員が手を挙げました ・今年度最後の全体作業日には1〜2年生の保護者のベルマーク部員16人が参加しました(富高小学校PTAベルマーク部提供)=いずれも宮崎県日向市の富高小学校で |
児童は貯ベル箱作成、保護者・学校と連携鹿児島県薩摩川内市立隈之城小学校
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鹿児島県薩摩川内市立隈之城小学校(遠矢貴校長、713人)がベルマーク累計点数300万点を達成しました。県内18校目です。隈之城小は、ベルマーク運動がスタートした1960年の翌年9月に参加、途切れることなく活動を続けてきました。
![]() 各クラスに集まったマークは、委員会の子どもたちが回収し、毎月の委員会活動の時間に協賛会社別に仕分けし、PTAにバトンタッチします。ベルマーク部の保護者は、授業参観日に併せて学校に集まり、整理・集計します。参加できない保護者は自宅で作業します。 毎学期末にベルマーク部長、副部長、委員会担当の先生がチェックし、マークを発送しています。児童・保護者・学校のしっかりとした連携が活動を支えているようです。 子どもたちの活動を見学しました。午後3時25分、6時間目が始まります。国際交流室に男女5人ずつの5〜6年生10人が集まりました。担当の高山礼子先生と井上佐知子先生の指導で、ベルマークの仕分け、インクカートリッジの分別集計、整理袋のハンコ押し作業を分担して開始。にぎやかです。 ![]() 高山先生によると、子どもたちの発案で、今年度初めて、いつでもベルマークを入れられるように、給食の牛乳パックを再利用して「貯ベル箱」を作り、全教室に置いたそうです。なんだ、やる気十分のメンバーだったんじゃないですか。 隈之城小は、薩摩川内市の市街地の南端にあり、JR鹿児島線(在来線)の川内駅から一駅です。児童数は市内で2番目です。 《写真上から》 ・委員会活動の時間。手際よくベルマークの仕分けをする子どもたち ・こちらはインクカートリッジの分別集計=いずれも鹿児島県薩摩川内市の隈之城小学校で |
さいたま市立与野西北小学校
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松田泰成校長、894人。旧与野市にあたる中央区にあり、首都高さいたま新都心出口に近く、広い校庭と多目的ホールが自慢です。PTA環境対策部27人が活動を担当しており、09年度は毎月の収集日を決め、2〜3日前にベルマークを入れる封筒を渡して当日持ってきてもらうやり方に変えました。封筒を預かり、ポケモンなどのスタンプを押して返します。仕分け、集計までは学校に集まってやりますが、仕事で忙しい方には、自宅でやってもらいました。総集計、発送は部長が担当、発送回数は6回に増やしました。こうした取り組みで、ベルマーク収集への意識の高まりを実感したそうです。周辺のお店など5カ所が収集の協力をしています。
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さいたま市立文蔵小学校
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鈴木洋校長、748人。ベルマーク運動に参加して38年。活動を支えるのは、PTA学年委員会とサポーター約20人です。年6回、学級ごとに児童に封筒を配って回収し、その日に2時間ほどかけて仕分け、集計します。さらにPTA本部のベルマーク担当が集計確認をして発送しています。学期末のPTAだよりで呼びかけや集票の報告などをしています。蕨市との境に近い、南区の文教地区にある同小は読書活動が盛ん。図書室「ブックワールド」に加え、2〜4階の廊下にも本の常設コーナー「ミニブックワールド」があります。毎月、子どもや先生がとっておきの1冊を紹介したり、読書感想文を「読書郵便」として親子や地域の人と交流するなど幅広い活動ぶりです。
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千葉県東金市立鴇嶺小学校
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伊東雅毅校長、556人。東金市の中心部にあり、JR東金線東金駅が近くです。「知識基盤社会を生きるたくましい国際人の育成」を教育目標に掲げ、韓国北西部にある姉妹校、安山市の本五初等学校との交流は、1年おきに児童やPTA数十人が訪問し、歌や踊りを披露したり、ホームステイしたりするなど18年続いています。また全学年で英語活動をするほか、コメ作りやサツマイモの栽培もしています。ベルマーク活動はPTA研修厚生部37人が担当で、毎月10日に収集袋を配り、月に1回の部会の時に仕分けや集計をしています。発送は年2回で、これまでに陸上部のユニフォームやデジカメなどを購入しています。
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神奈川県平塚市立松原小学校
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小山紳一校長、437人。各教室、職員室にベルマーク収集箱を置いてあり、仕分け、集計は年2回、PTAクラス委員会14人がPTAの方の応援を得て、学校隣の市分庁舎で行います。仕分けの準備は児童のベルマーク委員がお手伝いします。近くの商店、公民館、マンションにも収集箱があり、協力してもらっています。これまでに鉛筆削りや黒板ふきクリーナーなどを購入しました。JR東海道線平塚駅に近い住宅地にあり創立128年。縦割りグループの活動「松っ子ふれあい広場」に取り組むほか、市の七夕まつりに七夕飾りを出品しています。
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新潟市立巻北小学校
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五十嵐幹郎校長、660人。JR越後線巻駅近く、周りは水田で、自然に恵まれた環境にあります。毎週火曜朝は、道路やたんぼ道を走る「走りぬく」活動をしており、雪の多い冬は校内で長縄飛びなどをしています。毎月10日がベルマークの日で、児童会とPTAのリサイクルエコ委員会が協力してベルマーク活動をしています。児童会は5、6年生約20人で、月1〜2回、収集と仕分け、PTAは13人で年4回、集計を担当。送票は学校職員がしています。年度初めには収集呼びかけ、年度末には集まった点数を知らせるお便りを出しています。これまでにゲームベスト、跳び箱、カラーマットなどを購入しています。
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