★ 900万点達成校を訪ねました!
|
高学年がマーク切り抜き作業の手伝い神戸市魚崎小学校
|
神戸市の魚崎小学校(吉泉和憲校長、1455人)が累計で900万点に達しました。1968年にベルマーク活動を始めて以来の結果です。900万達成は兵庫県では2校目。高学年の児童がベルマークのカット作業に参加しているのが特徴です。
ベルマークを担当するのは、PTAベルマーク委員。各学年から4〜5人選ばれ、2007年度の場合、田中雅美委員長ら委員27〜28人。 ![]() 毎月1日がベルマークの日。ベルマーク箱をクラスの前や校舎各階に2、3個、インクカートリッジ回収箱を職員室側にそれぞれ置いています。 ベルマーク袋は6年間使います。全学年ごとに回収月の欄があり、持ってきたら該当欄に色を塗るようになっています。子どもたちにとって、それも励みになっているようです。 仕分け作業日は月1回。1学期は委員全員が学校に集まります。2、3学期は各学年で班長、副班長を決め、その人たちが中心に進めます。委員でない保護者にボランティアを募ります。毎回、10〜20人のお手伝いがあるそうです。 また、学年もメーンとサブを決めておき、メーンの学年が忙しいときにはサブの学年が手伝う仕組みですが、2007年度では、他の学年の応援をえたのは一度ぐらいです。 児童は4年以上がカット作業に参加しています。休み時間、放課後などに出来る範囲でカットしてもらいます。よく切れたときでも回収マーク全体の半分ほどですが、3学期の忙しいときはほとんど作業出来ないそうです。 ![]() PTA側は、カットされていないマークを、まずカット。その後、5、6人ごとに6グループほどに分かれ、会社別に卵パックを使って仕分け。終えたら、それを大きめのケースに入れていき、10枚単位に貼り付けます。端数は次回回し。まとまったものは、集計して引き出しに入れておきます。こうした作業は9時から12時までかかります。 最終集計、発送は年2回、9月か10月と3月です。 仕分け整理でカットに結構、時間がかかるのでこれをどう改善するかが課題だそうです。家庭でカットしてもらうことも視野に入れているようです。 さて、900万点達成は大変は収集力です。魚崎中学校も2005年に1000万点を超えており、魚崎地区のベルマーク活動が突出しています。なぜ、こんなに盛んなのでしょうか。田中さんは「うーん、分かりませんが、魚崎小学校の場合、児童数が神戸一ですからね」と話していました。小学校を卒業したら中学校でも盛んなので、そのまま引き継いで活動していくという形で連動しているようです。地域の人たちもベルマークへの理解が深いと思われます。 <写真上> ベルマーク仕分け棚の前に立つPTA2007年度ベルマーク委員長の田中雅美さん <写真下> ベルマーク袋。6年間使えるよう各学年ごとのベルマークの日が入っています=いずれも神戸市の魚崎小学校で |
5、6年生がマークを仕分け香川県多度津町四箇小学校
|
![]() ベルマークを担当するのは、PTAはベルマーク部(山崎智美部長、26人)。各地区から1人選ばれます。毎月第1、3金曜日に収集し、PTAの仕分け集計日は第2金曜日です。 児童会のボランティア委員会(5、6年生)はPTA仕分け日の1週間前の昼休みなどに企業別に仕分けします。ボランティア委員のもとに来る前のクラスの段階である程度仕分けられているようです。 PTAの仕分けは部員が学校に集まり、子どもたちが仕分けした分をチェックしながら分け、点数別にも細分化して集計用紙に書き込みます。仕分けに参加できなかった人は自宅でやってもらいます。 発送は年1回、1月ごろになります。収集は子どもたちが持ち寄るほか、年2回、地域の人が古新聞、段ボールなど廃品回収の時に、ベルマークも寄せられます。 山崎部長は「目標を定めるのでなく、ほのぼのとした感じで収集を進めたいと思っています」と話していました。 <写真> ベルマークの仕分けをするお母さんたち=香川県多度津町の四箇小学校で |
奉仕委員会児童の努力で300万点福島県郡山市郡山ザベリオ学園小学校
|
![]() 年度始め、各家庭にはベルマーク一覧表と一緒にプリントを配布して、協力を呼びかけています。各教室に「ベルマーク箱」を置き回収、夏休みや冬休みを除き1週間おきに月2回整理を行っています。 ![]() ![]() 奉仕委員会はその他に、年間を通じて月の10日、20日、30日に紙類やアルミ缶などの資源回収を行っています。この収益金は、2月に行う「ちびっ子ふれあいバザー」の収益金と合わせて、世界の恵まれない子どもたちへ、シスターを通じて援助します。児童会室には、アフリカや南米の子どもたちからの感謝の手紙や写真、手作りのプレゼント(工芸品など)が多数あります。 「自分がしてもらいたいと思うことを、人にしてあげなさい」(新約聖書マタイ7章9〜12節)。学園は、幼稚園から小学校、中学校までの一貫教育を行い、英語教育に力を入れています。 ![]() <写真上から> ・「♪1人の小さな手・・・みんなの手と手を合わせれば・・・♪」。この「1人の手」の歌のように、奉仕委員20人が力を合わせ300万点になりました ・にこやかな奉仕委員の児童たち。笑顔がとても素敵です。後右側は高橋先生 ・300万点の感謝状を受け取る委員長の菊地里奈さん(ザベリオ学園提供) ・資源回収に取り組む児童たち。マリア像の前に新聞やアルミ缶がいっぱいです(同) =いずれも福島県郡山市のザベリオ学園小学校で |
児童会とPTAが協力、先生も応援群馬県高崎市六郷小学校
|
![]() 毎月15日と16日に、校内の一角に大きなベルマークの箱を置いてマークを集めます。児童会奉仕委員会(旧ボランティア委員会、5、6年生29人)がポスターを作って呼びかけ、月1回の委員会活動でマークを会社別に仕分けます。 ![]() ![]() ベルマーク預金でプロジェクター用スクリーンやデジタル一眼レフカメラなどを購入し、授業やPTAセミナーなどで活用しています。職員室前の掲示板に張られた遠足や球技大会など学校行事の写真も、「購入したデジカメで撮ったものです」と五十嵐潔幸教頭。性能がよいので大きく引き伸ばし、撮ってすぐプリントして張るので、児童たちが喜んで見に来るそうです。「役立つものがいただけて大変ありがたい。家庭でも、ベルマークが親子のコミュニケーションを図る機会にもなっています」と山口校長は笑顔で話していました。 わずかに田んぼが残る市の郊外にある創立135年目の学校です。高崎市は群馬交響楽団に代表されるように音楽が盛んな町。「明るいあいさつ 歌声のひびく六郷小」が今年度の学校の努力目標で、児童たちは日頃から練習している歌声を音楽集会や「6年生を送る会」、市の連合音楽祭などで披露します。 <写真上> 300万点達成の感謝状の前で、山口堅二校長とPTA学年委員長の篠田かおりさん <写真中> ベルマーク預金で購入したスクリーンとデジタル一眼レフカメラを見せてくれる五十嵐潔幸教頭 <写真下> 掲示板に張られた学校行事の写真を見る山口校長=いずれも群馬県高崎市六郷小学校で |
★ 200万点達成校! |