私たちのつつじが丘小学校は、隣の芽室町に近い場所に位置し、校舎南側には川が流れ、緑と住宅地に囲まれ、地域に密着した恵まれた環境にあります。校舎も木がたくさん使われており、明るく、ぬくもり感のある学校です。現在の学級数は14クラスで、451名の“つつじっ子”たちが元気に通っています。
つつじが丘小学校がベルマーク運動に参加したのは2000年2月20日からで、今から8年前になります。これまでに3回、品物を購入することができました。一番新しいのは、おととしに10万点が貯まり、何が必要か先生方とも話し合い、耕運機を購入しました。校舎南側にある各学年に割り当てられた畑を起こすのに活躍しています。
ベルマーク活動はPTA学年学級部が中心となって取り組んでいます。部長と各クラスから1名ずつ部員が選ばれます。ベルマークに関しての部員の大まかな仕事としては、@部会で集計日を決め、クラスに伝えるAそれぞれの役目を決め、実行するBベルマーク便りを発行する―ことがあります。Aの仕事を詳しく説明すると、部会で低学年、中学年、高学年の部員に分かれて、集計日当日に出席する人、スーパーや病院に設置しているベルマーク収集箱からベルマークを回収する人、ベルマークを種類別に仕分ける人を決めます。こうして役割を分担することによって、日中の参加が難しい人にも負担がかからないようになりました。
集計作業に当たっては、ベルマーク係を別に設けて、各クラスから5〜6名ほどが当日の午前10時からの作業に参加できるようにお願いし、選出しています。集計日は年3回で、1学期(7月)は高学年、2学期(12月)は中学年、3学期(3月)は低学年のベルマーク係が集計に当たります。
各クラスにベルマーク入れを設置しておりますので、その中に集まったマークを集計日の前に、各メーカー、番号別の箱に仕分けしておくのもベルマーク係の仕事になっています。この箱は主計作業を行うPTA室に並べられています。仕分け作業のためにその都度集まらなくてもいいように、集計日はいつも全学年の参観日が終わった後に設定して、参観日を利用して仕分け作業が出来るようにしています。
集計日当日は集計場所のPTA室に集合時間の少し前から係りの方たちが集まり始めます。クラスごとなどに机を並べ、それぞれ事前に仕分けた容器を持ってきて作業を始めて行きます。皆さん慣れていて、私たちの説明はあまり必要がないようでした。「ベルマークが好き」などさまざまな理由があると思いますが、毎回この係を選ぶ人が多いようです。
係の人たちが、マークをきれいに切って点数ごとに貼ったり、小袋に入れたりする作業をしている間、部長と部員はインクカートリッジの仕分けや、個数を数えたり、次回の集計用の小袋を番号順に揃えて準備し、足りないものがないか調べたたりしています。係の作業が終わると、部長が小袋に書かれた点数を一つずつ読み上げていき、電卓を使って皆に計算してもらい、合計が一致したら係は解散します。部長と部員はその後、専用の用紙に点数や必要事項を記入し、封書にして、ベルマークはエクスパックと言う500円の箱に入れてベルマーク財団に発送して終わります。
長々と語ってきましたが、私たちは特別なことはしていません。無理なく、楽しみながらの活動がよいかと思います。最後になりましたが、協賛してくださっている数々の企業やベルマーク財団の方々、さらにはベルマーク運動に協力してくださっている地域の皆様に感謝の気持ちを忘れずに、これからも長く活動を続けて行きたいと思います。
=6月27日、帯広ワシントンホテルで
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