体験報告



中国



5月23日(火)山口


山口市立小郡小学校
宇佐美 知子さん
岡本  敏江さん
(右から)
 小郡小は130年を超える伝統があり、平成17年に小郡町と山口市が合併して山口市立小郡小になりました。児童数538人、21クラス、世帯数は402です。
  校区は県中央部にあり、交通の要として発展。「貴婦人」の名で親しまれているSLの発着地でも知られ、酒を愛した放浪詩人「種田山頭火」が愛した町です。近年では「JRAウィンズ小郡」もでき、県内外からのお客さんが増え、山口流通の拠点として、発展が期待されています。
  小郡小PTAは、温(思いやりのある子)、強(がんばりぬく子)、活(進んで学ぶ子)をモットーに、学校・地域と連携して子どもたちの健全育成を図るために、取り組んでいます。ベルマーク活動は施設部の取り組みです。
  平成17年度の施設部は14人で構成、全員がベルマークは初めてでした。仕事を持っている部員も活動を続けられるように、仕分け作業は年6回、点数計算は担当番号を自宅に持ち帰ることにして、できるだけ学校に出てくる回数を少なくしました。
  小郡小には児童の委員会活動があり、福祉委員会が毎月末にベルマーク袋を回収し、番号別に仕分けします。この回収袋は、毎年春に福祉委員会の児童がかわいいイラストを描いて作成し、毎月の回収後もかわいいハンコを押してくれます。委員会活動は通常、月1回ですが、福祉委員は週に1回仕分け作業をしてくれています。おかげでPTAの作業がとても助かっています。
  ベルマーク活動を通して、子どもたちのリサイクルやボランティアに対する意識が深まり、マークを集めると、自分たちに役立つものが買えるということが収集しようという意識を高めているようです。
  預金で一昨年は体育館の改築のためフロアシート21枚、鉄棒8台を購入し、昨年度は電動鉛筆削り器を全教室分の22台購入できました。学校説備品を購入するたびに、その10%分がへき地校などの援助資金として活用されていることもベルマーク活動に参加したことで知ることができました。
  昨年度の集票ベスト5は@キューピーA日清食品B日本水産(冷凍食品)C味の素(スープ)Dアサヒ飲料です。活動に参加することで「こんな商品にも付いているんだ」と、発見することが日々増えてきました。エプソン、キャノンの使用済みインクカートリッジが扱われるようになり、1個5点と計算もしやすくもっと回収に力を入れたいと考えています。
  1961年にベルマークに参加して44年の昨年4月に累計点数400万点を達成しました。活動を途絶えさすことなく、PTAの皆さんや子どもたちが、それぞれ創意工夫して積み重ねてきた結果だと思います。
  回収から仕分け、点数計算、発送と地道な作業でしたが、終わって見ると結果が数字で表れ、大きな充実感を味わうことができました。また、子どもたちや社会に貢献でき、ベルマーク活動を身近に感じることができました。
=5月23日、山口市のセントコア山口で(スライドショーを使って発表)

地元テレビ局が特集放映
 山口市に本社があるtysテレビ山口が6月13日、ベルマーク運動の現状を取り上げた企画ニュース「誕生して46年 ベルマークは今」を放映しました。
  月〜金曜の夕方に生放送しているワイドニュース「スーパー編集局」の特集です。山口県内のニュースや天気情報など35分番組のうち約8分間で、ベルマークの歴史や仕組みの説明、5月23日の山口市での説明会の様子、体験発表校の小郡小児童のマーク回収・仕分け作業風景、財団職員へのインタビューをわかりやすく、まとめたものです。
  新聞社やテレビ局が、説明会の様子や、へき地校での理科実験教室などを報道することはあっても、今回のように特集で取り上げるのは、珍しいことです。
  企画、取材を担当したのは、報道制作部アナウンサーの古川恵子さん。お子さんの小学校の学級委員になり、ベルマークに取り組んでいることと、4月から参加枠が公民館にも広がったことなどから、特集で取り上げようと、思い立ったそうです。担当デスクに相談すると、デスクのお子さんの小学校が、昨年度の県内集票ランキングの上位に入っていることもあって、「GOサイン」が出たと、いいます。
  参加校や担当者への呼びかけとPRは、財団でもできますが、一般の方たちにベルマーク運動を理解してもらい、活動を広げるには、テレビや新聞などマスコミが大きな力になります。テレビ山口の特集に感謝するとともに、財団からマスコミにもっと積極的な働きかけをする必要があると、思いました。


5月26日(金)広島


府中町立府中中央小学校
ボランティアグループ「ベルママ」
  森下 和美さん 
  濱本みゆきさん
  山中 智子さん
  安田 佳子さん
  堀  晶恵さん
(以上、上段右から)
  島村恵理子さん
  城元 由美さん
  谷 由紀子さん
  武田 美保さん
(以上、下段右から)
 府中中央小は児童約1000人で、校舎がはちの巣の形をしていることから、ここの子どもたちを「はちの子」と呼んでいます。創立38周年を迎えました。
  わが校のベルママがほかの学校と違うところは、委員会というPTA組織の中にあるのではなく、保護者を中心とした有志のボランティアグループで活動しているところです。4年前から活動しています。以前は、学級活動委員中心にやっていましたが、負担も多く、1年ごとに委員が交代するため仕事を覚えたころに引き継ぎになっていました。そこで独自のグループを立ち上げました。メンバーは現在10人です。子どもが卒業しても活動している人もいます。
  流れを説明します。児童に回収袋を配ります。この袋は6年間使います。毎月10日を「ベルマークの日」と決めて、持ってきたベルマークを子どもたちが教室前にあるバケツに入れます。1週間後に、分類を行い、9、2月に集計して財団に発送しています。
  これまでに、購入したのはカラー竹馬セット、けん玉、簡易式サッカーゴールなどです。各家庭に配るお便りにも捨てられないように、色を塗ったりリボンをつけたり、何でも思いついたら実行するのがベルママの良いところです。便りには、ベルマーク商品を使ったお料理レシピを載せたりしています。
  ここまでは、どこの学校でも行われています。が、ここからは、ちょっとお伝えしたいところです。
  児童1000人が持ってきたベルマークをベルママ10人で整理しているの?と驚かれる方もいらっしゃると思いますが、実は「ベルサポーター」という年度初めに登録した150人近い保護者の中で活動日に都合のつく方にお手伝いいただいています。
  サポーターの仕事は月1回の分類です。番号ごとに分類して缶に入れ、それぞれの点の枚数のみを数えます。数えた数字は伝票に書き、ベルマークは封筒に入れます。この封筒に伝票を貼ることで「ミラクル封筒」に変身します。1回の作業は1時間半以内です。
  ベルママは毎月の作業にも参加しますが、半年ごとの財団への発送が主な仕事です。毎月の分類で集まった封筒から伝票をはがし、会社ごとに数字のみを計算します。このとき、ベルマークを数えることはありません。この封筒を使うようになって財団への発送もベルママ数人で2時間ほどで終えるようになり、まさにミラクルここにあり、といったかんじです。
  ベルマーク活動は大変なイメージがありますが、私たちは楽しく活動しています。購入した物を子どもたちが喜んで使っている姿を見られることはとても励みになります。そして何より、たくさんの保護者と知り合えおしゃべりすることはリフレッシュにつながります。また、まちかど収集箱として、スーパーに回収箱を置かせてもらっています。地域のご協力をいただき、とても感謝しています。これからも、無理なく、無駄なく、根気よくで、楽しく元気に活動を続けていきたいと思います。
=5月26日、広島国際会議場で(映像使用)

息ぴったり、会場に笑いも
 広島会場で体験発表した府中町立府中中央小の「ベルママ」9人が舞台に登場、身振り手振りの演技と見事な手作りの映像で会場を沸かせました。
  ベルママは全国でも珍しい保護者らを中心にした純然たるボランティアグループ。体験発表の準備をしている様子は4月発行のベルマーク新聞でも紹介されてます。「明るく楽しく」を身上とし、なんでもやってみよう、と何事にも積極的です。
  登場した9人は青、黄色と2種類の特製のエプロン姿。06年度代表の森下和美さんの発表に合わせ、看板をかかげたり回収箱を示したり、時には全員でウエーブをかけたり、「あっ、ベルママだあ」と子供の声色の合いの手が入ったり9人の息はぴったり。そのたびに会場から笑いがもれました。森下さんは「3か月前から準備してきたわりにはつたない説明で失礼しました」と謙遜していましたが、いや、なかなかの芸の細かさ。会場のお母さんからも「ベルマーク運動を楽しんでいる様子が印象的でした」。
  説明会終了後も、他校のお母さんから質問ぜめ。特に分類集計の「ミラクル封筒」に関心を寄せるお母さんたちが多く「仕分け集計の方法など早速見習いたいと思います」と話していました。

協賛8社でにぎわい
 説明会広島会場では協賛会社、支援会社が今年度最多の8社が参加しました。協賛会社の机がL字形に並ぶコーナーは、資料提供などを受けるお母さんたちでごったがえしました。
  広島会場への参加者は118校、349人。あいにくの曇り空でしたが、説明会開始半時間ほど前からどっと集まり始め、混雑はピークに。


6月9日(金)岡山


岡山市立西小学校
(PTA会長)小若 実さん
 西小学校はベルマークの収集整理を行っている事業部の役員に代わり、PTA会長の私が発表させていただきます。西小は児童数が1091人と県内有数のマンモス校です。
  ベルマークは事業部が担当して仕分けや集計までしていましたが、負担が大きいため、現在は仕分け、集計作業は学年部が分担して輪番で行っています。
  月初めにベルマーク入れと便りを担任の先生から配布してもらいます。ベルマーク便りは毎月欠かさず発行するようにしています。回収はクラスごとの棚に入れてもらって担当の学年部が集めます。仕分け作業は、毎月1回、学年部で3〜4グループに分かれ、牛乳パックを活用し企業ごとに分けていきます。グループで仕分けが終わったら企業ごとにイチゴパックにまとめます。イチゴパックごとに集計して仮集計用紙に記入して一連の作業が終わります。仮集計したものを年2回、まとめて発送します。
  ベルマーク預金は寄付や備品購入に使っています。昨年度は「スマトラ沖大地震大津波の被害者を助けよう事業」に寄付し、ドッチボールなども買いました。
  私は仕分け作業に携わったことはありませんが、大変なようです。暑い日は、空調設備のない部屋で窓を開けられず、扇風機も使えず、大変な苦労をしています。しかし、子どものため、恵まれない人のため、厳しい社会情勢のなか協賛していただいている企業のため、今後もがんばっていきたいと思います。
=6月9日、岡山衛生会館三木記念ホール(映像使用)


6月14日(水)松江


斐川町立中部小学校
勝部  清さん(教頭)
山根美穂子さん
(右から)
 中部小学校は児童数409人で、田園風景に囲まれたなかにあります。ベルマーク運動はPTA学級部が取り組んでいます。学級部は各学年4人の24人と役員の計27人が先生のサポートを受けながらやっています。
  集め方、整理ですが、毎月15〜20日をベルマークの日として家庭で集めたマークを持ってきてもらいます。各家庭では、マークをそれぞれ番号別に分け小袋に入れ表に番号、点数、枚数を記入します。これらをベルマークの袋に入れて学校に持ってきます。小袋はそのまま収集箱に入れておき、学校に保管をお願いしています。
  さて、整理は年1回です。2月上旬に「親子ベルマーク整理日」を企画、参加者を募ります。30組60人ほどが参加し、仕分け、計算に2時間ほどかかります。小袋の中身の確認と集計が中心です。小袋で一度分けているので短時間で済みます。ベルマークの発送は学校の先生にお願いしています。CDラジカセ、一輪車、卓球台などを買いました。
  今後ですが、点数の目標は決めていませんが、親子が触れ合いを深めることができる活動として、長く続けていきたいと思います。
=6月14日、松江市総合文化センターで(映像使用)


6月15日(木)米子


米子市立加茂小学校
金田美和子さん
雑賀 幸代さん
(右から)
 加茂小学校は児童数594人で、PTA学年部がベルマークを担当しています。ベルマーク便りを年3回発行、協賛会社の情報などを知らせています。
  加茂小では、子どもたちがベルマーク回収に関わっています。「こころふれあい委員会」が5、6年生26人で活動しています。年度初めにマークの集め方を1、2年生用と3〜6年生に分けてプリントして配っています。
  委員会では@毎月15日ぐらいに担当のクラスにベルマーク袋を配りA毎朝、担当のクラスで袋を集めB持ってきた人をチェックする。集まった袋の裏の絵にサインとして塗る――などです。
  委員は2時間目と3時間目の長休憩の25分間に大まかな仕分けをします。数の多い「日清」「キューピー」を取り出し大きな缶に入れます。
このような子どもの作業で保護者も大変助かっています。
  保護者は年3回、午前と午後の計6回、学校で整理作業をします。この時、スーパーなどに置かせてもらった回収箱のも集めます。
  発送はこれまで3月にしていましたが、財団からの返信が遅くなり6年生に報告できませんでした。このため、2月初めに発送することにした結果、卒業までに報告出来ました。購入ですが、積み立てるのではなく、次の年度に品物を買って消化しています。
=6月15日、米子コンベンションセンターで


6月16日(金)鳥取


鳥取市立津ノ井小学校
PTA会長 漆原 哲夫さん
 津ノ井小学校は児童数256人の平均的な規模の学校です。
  ベルマーク運動にいつから参加したのか分かりませんが、実は存続の危機が2年前にありました。収集方法は@児童、家庭に収集のお願いAクラスの収集箱に児童が入れるB児童の福祉委員会が回収Cたんとうの先生に渡すDPTA(社会部)の部員が中心になって、切り取り・分類・点数集計分類して、10枚ごとホッチキス、その繰り返しE担当の先生がとりまとめ、財団に送る――ですが、問題は分類・点数集計の地道な作業です。この地道な作業の効率性と費用対効果がありました。アルミ缶を集めた方が良いんじゃないか、との声も出ました。議論の中で、やめる方向になりかけた時、校長先生が「でもな、これはうちだけじゃなく、過疎の学校にも役立っているということもあるんだで」。当時、私も含め担当部長も知りませんでした。結局、そんな議論もあって継続です。
  問題点は集計作業。役員を動員して半日作業で、残りはお持ち帰り。いずれにしろ人海戦術。悪いことばかりでありません。お菓子を食べながら情報交換しながら井戸端会議。「この家はチキンラーメン食べすぎ」「昆布多いな、健康的ね」とか。また、脱会企業が分かりづらい。集計後、「あれ、この企業今年ないわ」、がっくり。
  何でも楽になってきた、作業効率を追及してきた世の中ですが、地道な作業、ひとつひとつ積み上げる大切さ、井戸端会議での新たな発見、など見捨てたものでないような、そんな気がするベルマークです。
=5月16日、鳥取県民文化会館で


6月28日(水)下関


下関市立豊浦小学校
永松  敦子さん
末松 奈津子さん
(右から)
 豊浦小は、本州最西端の下関市南東に位置する長府にあります。長府は山と海に囲まれ、土塀のたたずまいを今に残す美しい城下町で、国宝の功山寺、乃木神社、忌宮神社など多くの神社仏閣を有し、高杉晋作、乃木大将、狩野芳崖、田上菊舎ら歴史的人物のゆかりの地でもあります。
  豊浦小は明治6年に開校。児童数は930人、家庭数703戸で市内1の大規模校ですが、昭和33年には児童数3528人、64クラスという国内1のマンモス校でした。昭和54年に豊浦、長府の2小学校に分かれました。
  ベルマーク活動は、以前は主に児童のベルマーク委員会活動として行われていましたが、近年はPTA、すなわち育友会の活動として取り組んでいます。昭和37年に参加し、今年3月までの累計は約883万点、2004年度、05年度の集計点数は県内トップ、全国でも60位という成績でした。
  育友会活動は活発で、執行部のもとに学年学級、育成、教養、厚生、広報、施設、保体の7部があり、基本的に育友会員全員が必ずいずれかに所属し、活動しています。ベルマーク収集は厚生部が行っています。部長1人、副部長3人、各クラス1人ずつの委員と3人ずつの部員で構成しています。昨年度の委員、部員は103人でした。
  集計作業は主に各クラスの委員が行い、部員はお手伝いの形です。委員が集まる集計部会は1学期に1回、マークを回収する毎月の「ベルマークの日」と集計枚数の連絡日があります。子どもたちの収集意欲を高めるため、毎月上位5クラスを学校のお昼の放送で発表。各学期にも1学期分の平均枚数を出し、上位5クラスを学期末に放送で発表するとともに「ベルマーク大賞」を選んで表彰しています。
  ベルマークの日に集まったマークは、子どもに持ち帰ってもらい、家庭で集計します。会社別の袋に会社名、点数、枚数を記入し、集計表に枚数を写します。毎月の集計を行った後、各学期末の部会で全体集計をします。全体集計では学年ごとに席につき、隣同士で集計表と会社別袋を交換し、記入間違いがないかチェックしあうほか、学年ごとに会社別袋を担当し仕分け、集計をするなど、ミス防止に工夫を凝らしています。
  集計後は「厚生部便り」を発行し、総枚数、総点数と、その学期のベルマーク大賞を発表します。
  毎年11月に行われる「とよら祭」でもマークを集めます。学習発表のほか、育友会各部がバザーなど様々な催しを企画します。厚生部は、リサイクル品販売と「ベルマークくじ」、喫茶を行います。家庭から持ち寄っていただいた未使用のリサイクル品から、子ども向けの品物を選んで「ベルマークくじ」の景品にします。くじは1回がベルマーク10点(現金なら20円)で、袋に入った景品のひもを引っ張れます。30点(現金50円)なら三角くじが引けます。毎年、好評で開始後1時間で完売です。現金ではなくベルマークで遊べるので子どもたちは大喜び、マークもたくさん集まります。
  ベルマーク大賞、学校の放送、ベルマークくじなどを通じて、子どもたちにベルマークへの関心や意欲を持ってもらえればと思っています。
=6月28日、下関市の海峡メッセ下関で(スライドショーを使って発表)


6月29日(木)福山


尾道市立栗原小学校
相木 由美さん
森数 倫代さん
小川 承子さん
矢野 幸子さん
(右から)
 栗原小学校は尾道市のほぼ中央にあり市内一の大きな学校で、133年の歴史があります。育友会では保護者が全員何らかの委員会に所属しています。
  ベルマーク運動はクリーンベル委員会のベルマーク係り25人、先生1人が中心になって、1学期に1回集計作業を担当しています。1昨年より、児童にもベルマークをよく知ってもらおうと5,6年生27人の「児童ベルマーク委員会」が誕生しました。子どもたちは委員に立候補し、やる気満々、下級生らにも声かけをしています。
  収集の手順ですが、委員会からベルマークの意義、目的を子どもたちに分かりやすく書いたものや新規参加、脱退のお知らせなど最新情報をお知らせしています。
  児童ベルマーク委員の活動ですが、毎週金曜日をベルマークの日として、「心のふれあい袋」に入れてクラスに持ち寄ったベルマークを児童委員が担当のクラスから集め、番号別に仕分けします。仕分けにいちごパックを利用しています。これを毎週繰り返し月に1度の委員会活動の時間に、同じ会社の同じ点数を5枚単位でホッチキスで留めます。よその学校では10枚単位が多いかと思いますが、作業を手早くするため、わが校では5枚にしています。今までは窓も開けられず暑い思いをしてきましたが、今年度からエアコンの効いた会議室で作業を行う予定ですので楽しみです。
  次に保護者のベルマーク係りにバトンタッチ。児童委員から引き継いだマークを学期に1回、確認、集計を行います。この時は5枚単位になったものだけを集計し、番号別に封筒に入れておきます。バラのものは次回に5枚にします。これを繰り返し2月の集計を最後とし、1年間の総計としてベルマーク財団に発送しています。
  ベルマークで買った物が子どもたちに伝わりにくいということで、今年度から、夏休み明けの集計を区切りとしてマークを発送し、今学期中に注文する考えでいます。このように、自分たちに合った収集方法をみつけながら活動しています。
  わが校ではベルマーク運動に参加して今年で45年ですが、昨年は400万点に達しました。またショウワノート様より中四国3位の収集ということで20万円分の図書とノート320冊を頂きました。学校では図書の充実を目標にしており、大変感謝しています。ベルマーク預金でも買う予定にしています。
=5月29日、広島県民文化センターふくやまで(映像使用)