体験報告



関東


5月7日(金)横 浜【1】

横浜市立峯小学校
岡  桂子さん
竹尾 順子さん
 学校創立は大正13年で、今年度中に80周年を迎えます。勉強の面では、基礎学力の向上と基本に力を入れ、また、近隣の幼稚園や中学などとの交流も盛んです。
 ベルマーク活動は、以前はPTAのベルマーク委員会が担当していましたが、平成14年度の組織改編で学年学級委員会の仕事になりました。メンバーは1学年9人の計54人。1年間は、新しい組織への移行の準備期間とし、15年度から本格的に取り組みました。
 全体的な活動の統括はPTA本部役員が担当し、実際の作業の中心は、学年学級委員会が行うことにしました。
 本部役員は、5月に各家庭にお知らせの文書を配布、校内にはポスターを掲示して協力を呼びかけました。また、学年学級委員さんを対象に、ベルマークの説明会を開き、年間を通じての活動スケジュールと内容を知っていただきました。
 学年学級委員会は、
@毎月、マークの仕分けをする学年
A学期ごとに仕分けをする学年
BPTAのお母さんたちの中からボランティアを募集する学年
などの役割りを決めました。
 このほか、運動会や「峯小まつり」をベルマーク収集強化デーとし、児童や保護者のほか、地域住民の皆さんにも働きかけました。
 その結果、15年度のマークの収集点数は、前年度に比べて60%もアップしました。運動参加以来の累計点数は300万点を超え、ベルマーク財団から感謝状をいただきました。
 16年度も同様の取り組み方で臨んでいますが、創立80周年の記念の年ということで、さらに、協力の呼びかけを強化し、大きな成果をあげたいと思っています。
=5月7日、横浜市教育会館で


5月11日(火)新 宿


東京都豊島区立長崎小学校
加藤 千香さん
竹内 尚子さん
長谷川久美子さん
 児童は年々減って、今では1学年1クラス、総勢170人の学校ですが、来年は創立120周年を迎える東京・豊島区内では2番目に古い伝統校です。
 ベルマーク運動には1961年から参加、累計では955万点と東京では第3位という記録を達成しました。あらためて運動が、学校の中で地道にそして堅実に受け継がれてきたことを実感します。
 13人で構成する学級委員会が中心になって活動を展開しています。少人数の学校だけに保護者同士のつながりは強く、引継ぎも円滑に行われています。
 学年の初めにマーク集めを呼びかけるプリントをつくり、一覧表と一緒に配ります。
児童が持参したマークは玄関に置いてある回収箱に入れてもらいます。高学年用は番号ごとに引き出しがついた整理箱で、会社別に仕分してもらいます。低学年用は普通の回収箱で仕分しないで入れることになっています。このシンプルさが受けてか、低学年の回収率が高い用です。
 仕分け・発送作業は年に2回。勤めている保護者がほとんどなので、作業日は土曜日の午前中です。根気のいる作業でしたが、助け合いの流れが自然に出来上がっていたので、作業ははかどりました。
 少子化で学校の統廃合が進められていますが、このような活動が大切に受け継がれていくようなお手伝いを今後も行っていきたいと考えています。
=5月11日、新宿明治安田生命ホールで


5月12日(水)大井町


東京都大田区立蒲田小学校
佐々木佳代子さん
吉見 清美さん
河嶋 伸子さん
 蒲田小学校は、JR蒲田駅から5分ほど離れた商業地域に隣接した所にあります。何年か前に放送されたテレビドラマ「みにくいあひるの子」の撮影の際に使用された学校でもあります。毎年8月には、地元町会の協力を得て、PTA主催の盆踊り大会が盛大に行われます。やぐらを建て、提灯を飾り、町会の人たち、PTAの保護者による模擬店が多数出店してにぎわい、子どもたちや地域の皆さんの大きな楽しみになっています。
 本年度は開校125周年を迎え、記念行事として1学期にはバザー、2学期には式典を予定しています。本校の児童数は405人。その1割は外国にかかわりがある児童で、日本語教室である「地球子ども教室」を開き、日本語理解に力を入れています。
 ベルマーク運動は、3年生の親が委員になり昨年度は9人で活動しました。年度初めに年間のベルマーク提出日を年8回と決め、スケジュールが刷り込まれた袋を配布します。集まったマークは会社別に仕分けします。学校の作業はここまでです。その後は、各自が分担して自宅に持ち帰り、点数計算をします。初めに担当会社を決め年間を通して同じ会社を受け持ってもらうと、作業がスムーズに運びます。仕分け作業の日には、3年生の子どもたちが放課後に顔をみせ、作業のお手伝いしていただき助かりました。
 昨年の盆踊り大会では、模擬店の焼きそばの袋2000食に付いているマークを、模擬店担当の役員が持ち帰り、切り取ってくれましたので助かりました。
 この運動に参加して今年で43年目になります。これだけ長く続いているのは、「無理なく、無駄なく、根気よく」を、唯一のモットーとして引き継がれてきた成果だと考えています。
 担当になり、「ベルマーク新聞」を読んで、他校の様子や海外援助の話を知り、啓発されて私たちも「友愛援助事業」に取り組むことができました。この1年間、運動を通して多くのことを学びました。この運動がますます発展され、世界中の子ども一人ひとりが幸せになることを願っています。
=5月12日、東京都大田区大井町「きゅりあん」で


5月13日(木)大宮【1】

埼玉県栗橋町立栗橋小
小川 和世さん
高塚 万里子さん
染谷 順子さん
 私たちが住んでいる栗橋町には5つの小学校がありましたが、児童数の減少に伴って4年前に3校が統廃合され、現在の栗橋小が誕生しました。児童は585人です。
 PTAには、広報、文化部など4部がつくられ、ベルマークは環境部が受け持つことになりました。以前に参加したベルマーク運動の説明会で学んだのは「多くの人に、ベルマークに触れてもらい、関心を持ってもらうのが大切」ということでした。
 「多くの人に触れてもらうには、まず、児童から」と考え、各クラスに、牛乳パックでつくったベルマーク番号10個ずつの分別収集箱を置きました。
 箱の回収や設置は児童会の福祉委員会にやってもらい、さらに、会社別に仕分けしてもらいます。
 PTAの環境部は、学校便りに分別作業日を掲載していただき、お友達や家族、有志のボランティアを募ります。
 また、校外にも、PTAのお父さんに作っていただいたベル箱を置かせていただきました。
 児童の数は、統廃合後も減り続けていますが、ベルマークの収集点数は、それと反比例して増え、このほど、500万点を達成することが出来ました。
 ベルマークは、1点が1円になって子どもたちのためになると同時に、へき地や発展途上国の学校の子どもたちのためにもなります。小さなマークを根気よく集めることによって大きな目標に到達できる、この愛のボランティア活動を、もっとたくさんの人たちに知っていただき、また、お勧めしていきたいと考えています。
(スライドショー上映)
=5月13日、さいたま市・大宮ソニックシティで


5月14日(金)東陽町


東京都江東区数矢小学校
高田 淳子さん
石井 典子さん
お手伝いの今年度新役員のみなさん
 数矢小学校は、水かけ祭りで有名な深川は富岡八幡宮の裏手にあり、創立92年を迎えました。深川木場という土地柄、地元の協力でたくさんの木材を提供していただき「木工教室」を毎年開催しています。小さなおもちゃから大きな家具まで、アイデアに富んだバラエティー豊かな作品が作られています。
 PTA活動は、本部、児童部、広報部、成人教養部で組織されています。児童部はベルマーク運動の推進、給食試食会や木工教室の開催などを担当しています。中でもベルマーク運動の推進は重要な活動で、25人で取り組んでいます。運動への参加は昭和36年からで、平成15年には累計で300万点を突破し、財団から感謝状をいただきました。
 年度初めに児童部員が顔合わせを兼ね、新1年生に配るトトロのイラストのついたベルマーク収集袋を作成します。それを「ベルマークのお知らせ」とベルマーク一覧表を各家庭に配布します。
 毎回の集計作業は、@集計日の1週間前に収集のお知らせやマークの切り揃え方などをお知らせします。A子どもたちは1年生の時に配られている収集袋に入れ、各クラス別の収集袋へ移します。(トトロの袋は各自持ち帰ります)B収集日当日、各クラスのマークをPTAに回収し整理作業に入りますCまず会社別に仕分けるため、会社の名前の入った収集箱に入れますD次に挟みで切り揃えながら点数を数えます。仕事量に不公平が起こらないように、みんなで手分けして最後までやります。そのため、家に持ちかえることはしていませんE点数を計算する時は、間違いが起きないように会社別の封筒とは別に独自の二重チェック表を使い、2人にチェックしてもらっています。
 F集計表への記入、発送は副部長の2人が担当し集計日ごとに行っています。集計日の設定は、保護者会のある日の午前中、また曜日を固定しないなど、仕事をもつ部員も増えつつあるので配慮しています。
数矢小学校の場合、活動が42年途切れなく、堅実に続けられ、運動の意義が理解され、浸透していること。「継続は力なり」を実感しています。さらに保護者や近所の人たちの協力などが力になっています。
=5月14日、東京都江東区の江東文化センターで


5月14日(金)千 葉


千葉県佐原市立佐原小学校
武田 定子さん
 私たちの住んでいる佐原市は、江戸時代には利根川を利用した江戸への水運の重点地区として栄えた町です。学校の敷地の中を小野川が流れ、校舎が3つに分かれているマンモス校です。近くには、全国をくまなく歩いて測量し、日本地図を作った伊能忠敬の旧宅があります。
 また、関東3大祭りの1つといわれる「佐原の大祭」は今年2月に国の重要無形文化財に指定されました。
 ベルマーク活動の中心は、PTAの厚生委員会と児童会のベルマーク委員会です。マークの回収は、毎月1回。各学年ごとに廊下に設置されているベルマーク箱に入れてもらったマークを厚生委員と児童のベルマーク委員が集め、年間8回60人の厚生委員全員で仕分け、集計作業をします。
 作業にあたっては、それぞれの委員さんが分担する仕事の量に過不足が無いように気を配り、作業中に出てきた疑問や意見などは、放置せずにすぐに黒板に書き留め、作業の終了後に役員が説明したり理解を深めるように心がけています。
 また、作業中の会話は楽しみでもあり、委員同士の交流を深めることにもつながります。私たちは、こうした活動の中で、父母や先生方の連係を重視し、家庭や地域のニーズを敏感にくみ取り、信頼関係に基づく運営を心がけています。
=5月14日、千葉県県教育会館で


5月18日(火)横浜【2】

横浜市立中田小学校
笠原 康子さん
村木 幸子さん
内田みどりさん
五十嵐弘美さん
小糸かおるさん
 私たちの中田小学校は、横浜市泉区に27000平方メートルの敷地を持つ市内で一番広い学校です。3年前には中庭に「中田自然ふれあいランド」と名付けられたビオトープが完成。児童たちは、「トンボ池」の愛称の、このビオトープで水辺の生き物にじかにふれながら勉強しています。
 本校のベルマーク活動は、昨年まではPTAの校外委員会と児童が協力・分担して取り組んで来ました。しかし、校外委員会は防犯活動に重点を置くニーズが生じるなどしたため、ベルマークは今年から学年学級委員会の手に移されることになりました。
 ベルマークの回収は5、7、10、2月の年間4回です。毎回、前月に1人ひとりの児童に渡すベルマーク袋とクラスごとの仕分け用の袋を先生に配っていただきます。子どもたちは、持ち寄ったマークを大まかに仕分けしてくれます。
 こうした作業に参加することによって児童たちの関心が高まり、へき地学校への援助活動などを知り、思いやりの心を育てることにつながるのでは、と考えています。
 昨年は、この運動に参加した1961年以来の累計点数が600万点を超え、財団から感謝状をいただきました。600万点分のお買い物をさせていただいたことにより、その1割が援助資金として役立てられたことに、大きな喜びを感じました。
 本校では、昭和63年から、児童会の企画・運営による「ベルマークバザー」を開催。出品される品物をベルマークで売買するため、たくさんのマークを集めていただいてきました。このバザーは、今年から「中田っ子フェスティバル」と名前を変え、リニューアルしてステップアップします。
 ベルマーク活動がPTAの学年学級委員会の手に移された今年からは、近所のスーパーやコンビニ、コミュニティーハウスにもベル箱を置かせていただけることになりました。地域の住民の皆様のご協力をいただいて、がんばっていきたいと願っています。
(スライドショー上映)
=5月18日、横浜市の神奈川県民ホールで


5月19日(水)町 田


町田市鶴川第四小学校
神沼 佳子さん
吉村智恵子さん
座波 幸代さん
 鶴川第四小学校は、静かな環境に恵まれた中にあります。昭和46年の創立、現在の児童数は771名です。鶴川団地建設により児童数が増え、一時は1565名のマンモス校になりました。
 障害学級を併設したり、校舎内には「デイサービス鶴川」が開所されています。近隣のお年寄りが毎日20人ほどが利用、子どもたちとも交流を図っております。その影響でしょうか、子どもたちは非常に人を思いやる気持ちが強く、障害児に対しても共生を心がけています。
 PTAは実行委員で組織され、実行委員は各クラスから1名選出され、今年度は21名で事務局、文化、プール、ベルマークの担当に分かれて活動しています。ベルマーク運動は、担当実行委員が中心になり、ベルマーク係を各クラスから8人選出、1年間に6回奇数月ごとに学年ごとに集計しています。
 ベルマークは集計当日までに子どもたちが各家庭から持ち寄ってきます。実行委員は、学校内の3カ所に設置してあるベルマーク用ポストから集計場所の教室に運びます。集計するベルマークを3等分します。それをグループ毎に番号別に分別します。これを一まとめにして、その容器を一人一番担当して集計作業に入ります。同じ点数毎に10枚をセロテープやホチキスでとめ、数えやすいようにしてから整理袋に点数、枚数を記入して終わります。委員は、整理袋に記入してある枚数と点数のチェックを行い、送り状に記入して発送して終わります。
 以前は半年に1回集計が行われ、作業が出来なかったマークは家に持ち帰ってしていましたが、5年前から集計作業から発送までは1日で完了するようになりました。
 ベルマーク預金で、これまでに大太鼓、一輪車、運動会用テント2張りなどを購入しました。
(スライドショーを使って説明)
=5月19日、町田市民ホールで


5月20日(木)船 橋


千葉県市川市立新浜小学校
林  純子さん
由良 美恵さん
 新浜小学校は、クラス数27・児童数920名で、ベルマーク運動は、文化委員会が中心になって取り組み、各クラスから一人ずつの合計26名で構成。委員とは別にベルマーク係を各クラス4〜10名の方が仕分けを担当しています。
 私たちの学校の収集から集計方法は、
・毎月集金日の前に、児童に集金袋との一緒にベルマーク袋が配られます。
・ベルマークをその袋に入れて、クラスのベルマーク専用タッパーに入れます。
次に仕分けは、
・タッパーは会議室にある専用の透明ケースに集められ、集金日の翌日に各クラスのベルマーク係がタッパーに入っているベルマークを会社別に仕分けます。
・この時間に来られない人は、自分の都合のいい時間に学校へタッパーを取りに行き、家庭で仕分けをして仕分けボックスに入れます。
・ 担任の先生に連絡しておけば、児童を通じて持ち帰り、家庭で作業することもできるので、お勤めの方でも出来る人気の係です。
 最後の集計は、文化委員が担当。
文化委員会は毎月1回、集金日の翌週木曜日の10時から約1時間半で点数の集計をしています。
 学年ごとにグループを作り、学年毎に担当の番号を決め、作業をスムーズに進めています。財団に発送する月は、計算ミスや記入漏れがないように集計用紙を交換し、チェックしあって学期に1回、合計年3回発送しています。以上が、私たちの学校の収集から集計までのやり方です。
 毎年14万点から15万点のベルマークが集まり、今までに
・子どもたちが使う一輪車、カラー竹馬やドッチボール
・学校行事に欠かせないワイヤレスアンプやハンドマイクセット
・パソコン学習や学校行事に大活躍のデジカメやデジタルビデオカメラ
など、必要なものを先生方が相談され購入しています。
 ベルマーク運動への参加は今年で27年目。昨年、累計で400万点を突破し、財団から感謝状を頂きました。
 400万点達成したことで、校内新聞に大きく取り上げてもらいました。広く知られることで活動も盛り上がりつつあります。文化委員会としても、校内のPRはもちろん地域の方々にも理解と協力をしていただけるように、根気よく地道に活動をしていきたいと思います。
=5月20日、千葉県船橋市の市民文化ホールで


5月21日(金)浦 和


さいたま市立神田小学校
鈴木 リサさん
柏  光 さん
飯田 智子さん
 私たちの学校は1昨年に創立25周年を祝いました。今年は、心と緑のふれあい活動として、「潤いグリーンプラン」を実施。子どもたちにはだしで芝の感触を味わってもらおうと、みんなで校庭の一部に芝を植えました。
 ベルマーク活動は、PTAのベルマーク委員会が中心となって取り組んでいます。メンバーは、各学年1人ずつの6人ですが、この人数で、すべての作業をこなすのはとても大変ですので、仕分け作業などの際には、各クラスからお手伝いしてくださる方を募ります。
 作業日には、50人ほどのお母さんたちが集まって、雑談をしながら楽しく作業を進めます。卵のパックを利用して、会社ごとに仕分けしていただき、それをベルマーク委員が分担して自宅に持ち帰って点数の計算をします。
 1点1円の小さなマークですが、昨年は運動参加以来24年間で集めたマークの累計が300万点に達したと聞き、みんなで喜びました。ちっちゃなマークがどの商品に付いているか、探すのはなかなか大変ですが、子どもたちに手伝ってもらうと、「宝(ベルマーク)探し」のように楽しみながらどんどん見つけてきてくれます。
 私たちの学校が、たくさんのベルマークを収集することが出来たのは、25年前にスタートした活動が、今日まで途切れずに堅実に引き継がれてきたことに加え、運動の意義が幅広く理解され、浸透していることが最大の理由と思います。
 今後も根気良く地道に取り組んで行きたいと考えています。
(スライドショー上映)
=5月21日、さいたま市の市民会館浦和で


5月25日(火)越 谷


埼玉県春日部市立緑小学校
北村 桂子さん
足立 晃子さん
飯島 仁子さん
山田 由美さん
 緑小学校は、春日部市のほぼ中央に位置し、東に古利根川がゆったりと流れ、その名の通り緑豊かな環境にあります。開校は昭和51年4月に開校、現在の児童数は684名です。学校では、@自ら考える子A心豊かな子B明るくたくましい子、を教育目標にしています。廊下ですれ違う子どもたちは皆、元気にあいさつをしてくれます。
 PTA組織は、本部を中心とし厚生・広報・校内・地区委員会の4つの専門委員会で構成され、縦にも横にもつながりを持てるようにクラス委員が、これらの専門委員会を兼任しています。
 ベルマーク活動は、毎年やりたがる人が多い、人気の高い厚生委員会が担当しています。回収から発送までの手順をお伝えします。集計日は、年度初めに年間予定と協力のお願いを書き、お手紙でお知らせします。
 まず、入学時から卒業まで使用する回収袋を各家庭に収集日の7日前までに配布し、各クラスに回収箱を置き、さらに職員室などにも設置しています。
 そこで集まったマークを厚生委員や子供たちがPTA会議室に回収し、午前9時半に担当学年の会員が電卓とはさみを持参して集合します。集計日は仕分け作業をしながら、子どもたちの話題や情報交換の場であってよいと思っています。実際、おしゃべりや笑い声が響いていますが、さすが計算の作業の時は、みなさん真剣で無口になります。
 近年、新しい試みをしました。
 1つは集計日。以前は各学年、年6回あったのですが3学年と5学年など、学年の抱き合わせをして年4回にして保護者への負担を軽くしました。
 それによって、広い場所が必要ですので、夏は風通しが悪く汗だくの作業、冬はストーブを2台つけないと冷えてしまう「地獄のPTA会議室」から、冷暖房完備のランチルームで作業できるようになりました。
 その他、ガムなどの小さいマークは切り取らず、袋ごと出してもらう事やポテトチップや砂糖のような、食品に直接触れているベルマークは拭き取ってから出していただくことになり数えやすくなりました。点数の多いものや数えにくいものは厚生委員が数えることにしています。
 集計日に、いかに保護者に出席していただくかが今の課題です。今年度から先生方の協力を得て、連絡帳の活用や連絡網の使用許可をいただき、皆さんに呼びかけて行くことにしました。
(スライドショーを使って説明)
=5月25日、越谷市の越谷コミュニティセンターで


5月26日(水)横浜【3】

横浜市鶴見区東台小学校
小川 美幸さん
斎田 恭子さん
 学校はJR鶴見駅の西口から、曹洞宗大本山総持寺のわき道を登った閑静な住宅地にあります。今年度は学校創立110周年を迎え、秋には記念行事も予定しています。
 ベルマークは学年学級委員2名を担当と決め、2名を中心に集計活動を行っています。集計日は年6回。1学年から6学年の担当日に、その学年のお手伝いの人たち25人前後で、2時間程度行っています。
 まず、ベルマーク日を設定して家庭で集めたマークを子供たちが、袋に入れて各クラスに持ち寄ります。そして集まった袋は、子供たちが作業する教室に運んでくれます。袋には必ず「ありがとう」の印を押して返しています。整理は卵パックを使い会社別に仕分け、その後、会社別の番号の書いてあるそれぞれのイチゴパックにまとめます。そしてイチゴパックを一人ひとりが点数別に計算します。発送は年3回、ベルマーク担当の2名が2回ずつ行っています。発送後、「ベルマークニュース」に、集まった点数や購入品の報告を載せて発行して知らせています。昨年度は、子供用のきね2本を購入しました。私たちの学校が開始以来39年間も途切れることなく続けられているのも、特別なことをすることではなく無理のない活動が行われており、活動の意義が理解され浸透しているからだと思っています。昨年度は集票点数が300万点を超え、改めて「継続は力なり」ということを実感しました。
=5月26日、横浜市教育会館で


5月27日(木) 柏


千葉県柏市光ケ丘小学校
和田 季理さん
鈴木 聖枝さん
 私たちの学校は、柏市の南部にあって、緑が多く自然環境に恵まれたところです。近所のお年寄りが校内の歌壇の手入れを手伝って下さるなど、地域の皆さんとの交流も盛んです。
 ベルマーク運動には、1961年から参加と、歴史も長く、平成10年には400万点を達成、財団から感謝状をいただきました。
 活動は、PTA本部役員が責任者となり、各クラスから選ばれた50人によって進められています。毎月10日を「ベルマークの日」としてマークを回収、PTA会議室で楽しくおしゃべりをしながら仕分け作業をします。
 仕事や小さな子どもがいるお母さんの中には、家に持ち帰って仕分けをする人もいます。
 2年前からは、作業をしていて気付いたり感じたことを年に2、3回話し合う時間を設けることにしました。お母さん方の貴重な意見をベルマーク活動に取り入れ、生かしていこうと考えました。
 また、地域の皆さんにも協力を求めて、学校の正門と裏門にベル箱を設置、「ポスターの掲示」や「集合住宅を回って回収活動」「町会の回覧板で協力のお願い」をしました。
 その結果、たくさんのベルマークをいただき、あらためて地域の皆さんの力の大きさを実感しました。
 社会の目ざましい進歩の中で、人間同士が顔を合わせなくなり、時間を共有しなくても用事や仕事を済ませることが出来るようになりました。一見、とても便利で合理的なようですが、その半面、人間関係が薄っぺらいものになって、気付かないうちに失うものも多いのではないでしょうか。
 このような時代にあっても、ベルマーク運動は、スタート以来ずっと変わらない形できました。私たち自身が子どもだったころと変わらないことが、むしろ、とっても新鮮に感じられます。
 はさみをチョキチョキ動かし、おしゃべりをしながら「無理なく、無駄なく、根気良く」、これからも有意義な時間を持ちたい、と願っています。
=5月27日、千葉県柏市の市民文化会館で


5月28日(金)横須賀


三浦市立三崎小学校
三上 裕子さん
下里 直美さん
浦崎 純子さん
 三崎小学校は、三浦半島の先端の高台にあり東京湾、城ヶ島、相模湾を望むことができます。創立は明治5年、今年で132周年という歴史ある学校です。
 校歌は「城ヶ島の雨」で有名な北原白秋作詞、山田耕筰作曲で67年歌い継がれています。また大正、昭和の初期、北原白秋が提唱した「赤い鳥運動」にも盛んに参加し、全国に名前が紹介された学校の1つです。
 学校は、三崎という地域の特色を生かした総合的な学習に力を入れ、いきいきと輝く子の育成をめざしています。授業ではまぐろのしっぽを取り寄せ、せりの仲買人さんとともに品定めをするという試みも行われました。どの学年も三崎の町おこしと活性化を目指した取り組みを展開しています。
 運動はPTAのベルマーク委員会(8人)が担当しています。まず、5月になると収集袋とベルマーク通信を子どもたちに配布します。収集袋には、毎月の収集期間を印刷して集めています。一度に集まるマークは2万点くらいです。
 活動のために集まるのは2カ月に1度ほどです。8人で均等に分けて持ち帰り、分別しています。次に集まった時は集計と発送の作業をしています。みなさん和気あいあい、楽しくやっています。今年度は、活動経験者が1人もいませんので、先輩委員から活動の引き継ぎを受けながら、新たな発想で運動を展開して行きたいと思います。
 1つは、収集場所を学校だけでなく地域にも広げ、多くの人たちにも呼びかけること。
 2つめは、活動を委員だけで行うのではなく、活動できる時に参加して協力していただけるボランティア委員を募ること。
 3つめは、ベルマーク通信の発行回数を増やすことと、内容の充実を目指すことです。
 こうした活動を通して、単にベルマークの集計・発送だけでなく、運動への理解と意識を高めていくことも、ベルマーク委員の仕事の1つと思います。昨年購入したノートパソコンとプリンターは大いに重宝しています。今後は500万点をめざして頑張ります。
(スライドショーを使って説明)
=5月28日、横須賀芸術劇場 ヨコスカ・ベイサイドポケットで


5月28日(金)土 浦


茨城県江戸崎町立江戸崎小学校
金野 智子さん
小林美智枝さん
糸賀千恵子さん
岡野 郁子さん
鴻野 和子さん
 江戸崎小学校は、明治6年に創立、昨年130周年を迎えました。「熱意が豊かな心とたくましく生きる力を持つ子どもを育てる」ことを目指しています。
 地域の豊かな自然を生かし、直接、地域の方々や保護者をゲストティーチャーとして迎え、田んぼをお借りして、田植え体験など自然とのふれあいに力を入れています。
 PTAは本部役員、学年学級委員、広報委員会、研修委員会、家庭教育委員会、ベルマーク委員会、地区委員会で構成されています。
 ベルマーク委員会は24人で担当しています。お仕事を持っている方でも、委員全員で声をかけあい、作業日に出席できなくても自宅で作業を行えるため、毎年役員決定の時には人気の委員会となっています。
 年度初めにベルマーク一覧表、委員会からのお便り、収集袋などを担当の先生から児童たちに配っていただきます。お便りには運動の意義や目的、昨年度の収集結果、購入品の報告、脱退会社・新規参加企業の紹介などキメ細かく載せています。さらにお便りの中には「こんな物にもベルマークがついています」というコーナーに、見落としがちなマークを載せたところ、前年度より収集枚数が増えた会社もあります。
 これまでに顕微鏡、テント、閉脚式跳び箱、PC用プリンターなどを購入しました。今年は「第7回友愛援助」に、少しでも協力しようとがんばっています。これからも無理なく、無駄なく、根気よくベルマーク活動を続けて行きたいと思います。
=5月28日、茨城県土浦市の県南生涯学習センターで


5月31日(月)大宮【2】

埼玉県上尾市立芝川小学校
荒井 治美さん
齋藤 幸子さん
忠 いづみさん
橋本 里江さん
石塚 幸子さん
 私たちの学校は、昨年からベルマーク運動に参加しました。児童数の減少によってPTA会費の値上げ案が浮上しましたが、家庭の負担をこれ以上増やさないために、リサイクル運動などいろいろ検討する中で、ベルマークが浮上しました。
 そこで、昨年のベルマーク運動説明会に初めて参加しました。7月には、財団の方に学校に来ていただいて、ミニ説明会を開いていただいて活動の進め方などを教えていただきました。
 当初は、PTAの本部役員が取り組むことにしましたが、さまざまな仕事を抱えていたため、各クラスから1人ずつお手伝いの保護者を募り、本部役員とお母さん方が協力して進めていくことにしました。
 一応の体制が整ったところで、夏休みに入る前に、運動に参加することを各家庭に連絡。ベルマークだよりを発行したほか、掲示板や回収箱を用意していただくなど保護者や先生方、児童たちに運動への理解を深めてもらうように努めました。
 また、校長先生にも「特別出演」していただいて、ベルマークをテーマにした児童向けの劇を上演しました。このほか、地域の皆さんには、回覧板でお知らせし、子ども110番の家を中心に19カ所にベル箱を置かせていただきました。
 こうした準備を経て、10月から今年3月までマークの回収を重ねた結果、集まったマークは64000点にものぼり、お母さんたちをビックリさせました。
 立ち上げにあたって、さまざまな苦労がありましたが、次に大切なのは、きちんと引き継いでいくことです。そこで、運動立ち上げ時の役員がベルマーク事務局として、今後活動の中心となるPTA文化部をサポートしていくことにしました。
 PTAや児童の間で、ベルマーク運動が自然に定着し、全員が関わっているのだと自覚してもらえるようにしていきたいと願っています。
(スライドショー、ビデオ上映)
=5月31日、さいたま市の大宮ソニックシティで


6月1日(火)池 袋


東京都北区立なでしこ小学校
齋藤  薫さん
中   好江さん
 荒川を渡ると埼玉県川口市という東京の北部にあります。2002年に2つの学校が統合されて昨年、現在の校名に改称されました。アンケートできめましたが、昔このあたりは、なでしこが咲き乱れていたそうです。
 17クラス、児童数550人、北区で2番目の規模です。ベルマーク係は文化委員会に所属、1クラスから3、4人出ます。
 年度初めにベルマークの目的や成果を訴える手紙を保護者と町会を通じて地域の人に配ります。その上で郵便局や銀行など4箇所に収集箱を置かせてもらっています。出かけたついでに地域の人にベルマークを入れてもらいます。
 収集は全家庭に収集袋を配り、クラスごとに置いてある収集箱に入れてもらいます。そのあと、クラスのベルマーク係が自宅に持ち帰り、番号ごとに仕分します。それをまた全校の仕分日に持ち寄り、さらにまた全校分を番号ごとに分けて持ち帰り、集計、計算してもらいます。自宅作業で負担が減りました。自宅でやることで子どもたちもベルマークをより身近に感じるようになったという話も聞きます。
 ベルマークで購入した加湿器は冬に大活躍、風邪引き児童が減ったと評判に成りました。
(スライドショー使用)
=6月1日、東京・池袋の豊島公会堂で


6月4日(金)立 川


立川市立第四小学校
小野 盛美さん
高木 洋子さん
米山みはるさん
 私たちの学校は、静かな住宅街にあります。PTAには、「親父の会」があり、お父さんたちが、ソフトボール大会を催したり、教室のペンキ塗りをするなど、家庭や地域ぐるみで子どもたちの環境を整え、みんなで育てる活動に力を入れています。
 ベルマーク運動は1961年以来の長い歴史があります。PTAの文化部が活動の中心ですが、ほとんどの文化委員が初めての経験で、不慣れなため、昨年度は、1学期は前年度まで行われた流れに沿って作業をしました。
 仕事を持っている方が多く、学校に集まることが出来る人も限られていましたので、2学期からは、みんなの負担を出来るだけ公平・平等に出来るように改めて見ました。
 まず、「それぞれの委員が自分のクラスのマークの回収に責任を持つこと」「自宅での作業を増やし、学校での作業を極力少なくする」などを実行しました。その結果、学校での作業は、1学期に1度で済み、委員の皆さんからは、「仕事の休みの日など自分の都合に合わせて作業が出来るようになりました」「作業自体は、割に簡単なので、お父さんや子どもにも手伝ってもらえました」などの感想が寄せられました。
 また、ちっちゃな工夫ですが、こちらのご家庭はマヨネーズのマークが多い、とか、あちらのご家庭はラーメンのマークをたくさん集めている、といった具合に、家庭によって集めやすいマークがあるようですので、回収したクラス全員のベルマーク袋を1度に開けて混ぜてしまうのでなく、1軒分ずつ取り出して仕分けしたほうが効率が良い、ということも分かりました。
 こうして集めたマークで平成15年度は、ビデオデッキ2台、電子ジャー5個、書庫2、掃除機1台、竹馬5組を購入することが出来ました。
 このように、「小さな力も大きな喜びに変えることができる」ということを実感出来、文化委員として有意義な1年を送ることが出来ました。
=6月4日、東京都立川市の女性総合センターアイムホールで


6月9日(水)渋 谷


東京都港区立青南小学校
和多利月子さん
 私たちの青南小学校は都会の真ん中にあります。児童は約600人。今時では、珍しい大規模校ですが、校庭に植えたキウイの木に実がなったり、梅や柳、ひょうたん、へちまなどもあって、心をなごませてくれます。
 ベルマーク運動は1962年以来の長い歴史があり、これまでに集めたマークの累計は680万点近くに及んでいます。
 取り組みの中心はPTAの18人の事業委員です。毎月1度の仕分け・集計日は、ボランティアのお母さんたちを含めて30人ほどでやっています。活動の改善点など生の声を出してもらい、良いアイデアは「即実行」をモットーにしています。
 昨年度は、ベルマーク運動が、自分たちの学校のためでなく、教育環境の整備・充実を必要とする学校のために役立っていることなど、もっとベルマーク運動について児童たちに知ってもらう必要がある、ということで、「種まきの1年間」と名付けてさまざまな試みを実行しました。
 その1つ目は、青南小のオリジナルキャラクターとして「ベルちゃん」と「マーク君」がベルマークについて語ってくれるしおりをつくり、学校の掲示板に貼ったり、児童に配りました。
 2つ目は、いつでもマークを持ってきて入れてもらえる常設ベルマーク箱を玄関ホールに設置しました。
 3つ目は、毎月全員がマークを持ってきたクラスに年間パーフェクト賞を出しました。
 今年度は、もう1歩踏み込んで、貯まったベル預金でお買い物をする際、児童のアンケートを参考にして購入品を決めたいと考えています。
 これからも、まいた種から芽が出て、すばらしいボランティア活動のベルマークの輪が広がって行くことを願っています。
=6月9日、東京都児童会館で


6月9日(水)前 橋


前橋市立岩神小学校
樋高 幸子さん
今井 悦子さん
関口 寿美子さん
 児童数473人。少人数指導による算数のコース選択制の導入や、異学年交流を進める「なかよしタイム」、獣医さんが指導する動物ふれあい教室など特色ある企画で豊かな学力と豊かな心の育成を目指しています。
 クラスから1名、16人で構成する厚生委員会がベルマーク活動の中心となります。新年度に全児童用に回収袋を作り、配ります。月1回の集金日に合わせてベルマークを持参してもらい、厚生委員の子供が自宅に持ち帰り、仕分作業をします。そして学期末に厚生委員全員が集まり、全体の集計作業をして財団に発送します。
 全員に回収袋を配ることで、全家庭の協力を得られる態勢をとっています。また集計のやり方も各委員の意見を聞いて、参加しやすく、能率的な方法を作りました。
 開校50周年の02年度には記念として児童図書150冊を購入したほか、これまでに、一輪車、ドッジボール、ラジカセ、体育館用ストーブなど児童のためになる備品を購入しました。今年度はテントを予定しています。
 年2回発行しているベルマーク通信ももう少し工夫して、イラストをたくさん取り込んで、子どもたちにも読みやすく、興味を引く内容にすることを考えています。
=6月9日、前橋市のウェルシティ前橋で


6月10日(木)川 崎


川崎市立菅小学校
永井 啓友PTA会長
篠崎 吉夫さん
古幡 智代さん
中川 保江さん
石松 直美さん
 菅小学校は今年130周年を迎えます。南武線稲田堤駅近くの多摩川と多摩丘陵に挟まれた、とても自然豊かな場所にあります。校庭には樹齢100年の桜の木があり、毎年立派な花を咲かせ、みなさんを和ませています。
 菅の町の特産品は多摩川梨です。もう1つは、一見ほうれん草に似た「のらぼう」という野菜があります。2年生はこの野菜を育て、のらぼうケーキを作っています。6年生は、田んぼを使って田植えから稲刈りまで米作り体験しています。児童数は1200人と多摩地区では一番大きな学校です。
 ベルマークの収集は、昨年度は学年委員の副委員各1名(計34名)が中心になって活動していました。回収は毎月1回行い、委員が各自宅で点数ごとに分け、10枚ずつセロテープで貼り、仕分けます。ここまでは、自宅で出来る作業なのでお仕事を持った父兄にも参加できる活動です。
 仕分けられたマークは、年3回学期末の集計作業の前日までにメーカーごとに棚に集められます。作業当日は、各学年に分かれて振り分けられたメーカーの全体の点数を数えます。みなさん和気あいあいと取り組んでいただいています。最後に学年委員長・副委員長が全体の点数を確認して発送します。
 ベルマークでトランシーバーを6台購入して、5月の運動会でも大活躍しました。
 600万点達成を記念して、ベルマーク回収箱を作り地域のスーパーなど6カ所に設置させていただくことになりました。
 今年度からは、今まで学年委員の副委員が担当していたベルマーク収集の仕事が独立して、ベルマーク委員ができました。
 最後に、このベルマーク活動は子どもたちにとって最初のボランティア活動になります。
=6月10日、川崎市産業振興会館で


6月10日(木)高 崎


安中市立安中小学校
北條 八代美さん
永井 優さん
 群馬県の西、歴史の深さが感じられる安中市の中心にある、開校131年の伝統校です。校庭にそびえ立つ学校のシンボルおおいちょうのぎんなんを集めては袋詰めして「ぎんなん募金」を呼びかけます。それを材料費にして手作りのプレゼントを作って、一人暮らしのお年寄りに贈ります。ボランティアには積極的な学校です。
 環境整備委員会がベルマークの担当ですが、整理・集計作業にはPTAの全委員会が携わります。また一般の保護者も年に1回は参加することになっています。全員参加の仕組みが、集票が多さにつながっていると考えています。
 集計作業のため学校側が会議室を用意、そこには分類用の整理棚も備え付けられています。初めての人もとまどわないで、スムーズに作業ができます。作業時間は午後一杯に設定してあるので、たくさんの人が参加できます。
 児童数776人、569世帯の学校ですが、ベルマークの作業に携わる会員は年間延べ900人を超します。特別な活動や工夫はありませんが、集票点数が多いのはこの全員参加の態勢を引き継いできたおかげです。購入備品は和太鼓、複製名画、マーチングベルと色々ですが、昨年度はキーボード、掛け時計、集会用テントを購入、豊かな学校生活の実現に役立つことができました。
=6月10日、高崎市のビエント高崎で


6月11日(金)熊 谷


熊谷市立熊谷東小学校
橋本 好子さん
岡田 政子さん
 学校は、市の中心で比較的町中にあり、児童数は849人います。教育の目標「明るく思いやりのある子A自ら学び正しい判断のできる子B自らきたえがんばる子」の育成に力を入れています。心に響く道徳の時間の学習、あいさつ運動の推進、少人数指導の充実に取り組んでいます。
 PTAには、6つの委員会があり、ベルマーク運動は、その中の生活環境委員会の25人が中心になって取り組んでいます。
 毎月1回、ベルマーク整理を午前中の2時間行っています。この整理日には、月代わりで学年ごとの都合のつく保護者の方にも加わっていただき、和気あいあいと子ども連れのお母さんも気兼ねなく参加していただいています。
 東小学校の活動は、運動に参加した65年からPTA活動の一環として途切れることなく引き継がれています。今年度、あと数千点で累計点数が400万点に届きます。これらの全ては、学校内の400万円相当の備品となり、子どもたちのために役立てられています。小さなことの積み重ねが、たくさんの実になる事をとても実感させられました。
 子どもたちのJRC委員も回収に協力してくれます。
 集めたベルマークをもっと多く整理・集計できないか整理方法の改善に取り組みました。その結果、整理がスムーズになり委員一同感激しました。これからも無理なく収集・整理・集計が出来る委員で案を出し合いながら、活動していこうと思います。
 これからも保護者のみなさんに収集の楽しさと、委員会の有意義さを知っていただき、もっと多くの備品などが購入できるようにトライして行きたいと思います。
=6月11日、埼玉県熊谷市立文化センター文化会館で


6月11日(金)宇都宮


小山市立小山第1小学校
柳澤 理恵さん
松島 昌子さん
三井 美香さん
 北関東の交通の要衝、栃木県小山市の中心部にある創立130周年を迎えた伝統をほこる学校です。かつては児童数2千人を超すマンモス校でしたが、校区の分割などで現在では400人弱です。しかし3代、4代続けて本校出身者という家庭も多く、地域もPTA活動には協力的です。児童数の減少を補うため、昨年は公民館など公共施設に回収箱を置かせてもらい、地域ぐるみの運動を試みました。今年の5月には市の広報誌にも協力の呼びかけを掲載していただきました。早くも校区外からマークが届きました。
 ベルマークの担当は36人で構成する「学年委員会」です。年間に8回の「ベルマークの日」が設けられ、児童がマークを持参します。適宜、委員が学年別に学校に集まり、仕分け・整理しておきます。学年ごとの集まりなので、連絡もとりやすく、作業もスムーズに進むようです。
 そして学期末に36人の委員が全員集合して、学年ごとに担当する番号を決めて一気に作業完了です。
 ある程度、預金がたまってから数年に1度、お買い物をします。最近、購入した品物は一輪車、ラジカセ、ソフトボールセット、からくり時計など子供たちの生活に密着したものばかりです。とくに児童の昇降口に取り付けたからくり時計は学校のシンボルです。
=6月11日、宇都宮市の県総合文化センターで


6月15日(火)松 戸


千葉県松戸市旭町小学校
佐藤 芳枝さん
金  海燕さん
末次由利恵さん
土屋 泰子さん
作美 清子さん
小嶌真由美さん
 私たちの学校は昭和50年に創立されました。近くには江戸川が流れ、自然に恵まれたところです。学校の教育目標は「心豊かでたくましく生きる子」の育成であり、目指す子供の姿とし、@自ら学ぶ子A思いやりのある子B体をきたえる子Cねばりつよい子、を掲げています。
 ベルマーク運動に参加して26年目になり、毎年25万点くらい集めています。今年度中には400万点を突破しそうです。保護者と子どもたちがそれぞれの委員会で収集と整理に取り組んでいます。(保護者の委員会は48名、子供の委員会は5・6年生16名で構成されています)
 子どもたちの作業を説明します。@ベルマークとロータスクーポンの仕分けをするAベルマークを枠どおりに切るBベルマーク回収袋に「ご協力ありがとう」のスタンプを押すC各クラスに袋を配布し、黒板にお礼の言葉を書くDベルマーク便りを発行する。
 保護者の作業は、@子どもたちの切り残したベルマークを切るA会社別に仕分けるB点数計算をして発送準備をする、などです。年間6回、午前9時半から正午までの2時間半です。
 学校が多くのベルマークを収集できるのは、@ベルマーク運動が、26年間も途切れることなく続いてきたのは運動の意義が理解され、浸透していること。「継続は力なり」ということを実感しますA小さな子どもさんたちのいない家庭や親戚にも声をかけてベルマークを集めてくださっていることと、近くのスーパーや旭町中学校にも収集箱を置かせていただいていることB学校の協力で、マークや道具の保管する場所があり、ゆったりと作業ができる部屋を貸していただいていることです。お蔭様で、みなさん気兼ねなく、穏やかに活動をしています。
 これまでに和太鼓一式、デジタルカメラ2台、パソコン用プリンターなどを購入することができました。今年度はポータブル・ワイヤレスアンプ、マイク一式を購入目標にしています。
=6月15日、千葉県松戸市民劇場で


6月16日(水)藤 沢


鎌倉市・清泉小学校
安井 直美さん
倉田 夏実さん
佐藤 純子さん
片岡美佐子さん
加藤 慶子さん
石渡 敬子さん
 私たちの学校は、豊かな自然環境と歴史や文化遺産に囲まれた鎌倉市にあるカトリック系の学校です。
 ベルマーク活動は、高学年の児童によるボランティア委員と、母の会のベルマーク委員によって進められています。
 マークの収集日は毎週金曜日。児童の委員がクラスごとにまとめて、お母さんたちにバトンタッチ。お母さん委員は、学期毎に2回、集まって仕分け作業をし、それぞれが担当する協賛会社のマークを自宅に持ち帰って集計します。
 この運動に参加した1961年以来の累計が昨年秋には700万点を超え、財団から感謝状をいただきました。
 お母さんたちのベルマーク委員は子どもが2年生の時から6年まで、5年間ずっとつとめ、その間、それぞれが決まった協賛会社を担当するという、他校では、あまり見られないシステムを踏襲しています。各企業の点数の特色を十分につかめますので、効率よく集計出来ます。
 ベルマークをたくさん集めることが出来たのは、児童や先生方、家族など学校全体を通じて、「人を喜ばせ、人の役に立ちたい」というボランティア意識が心に浸透し、それは、卒業生のご家庭や友人にまで及んでいることが大きな理由と考えています。
 このたび、私どもの姉妹校の清泉女学院中学高等学校が、約1300校が活動する神奈川県内で3校目の800万点校になったという、うれしい知らせを受けました。私たちも、これにならってさらに努力し、協力して行きたいと思っています。
 そして、これからも、すばらしいベルマーク運動にさらに多くの学校や皆様方に参加していただけるように呼びかけて参りたい、と話し合っています。
=6月16日、神奈川県藤沢市の市民会館で


6月17日(木)八王子


八王子市立第七小学校
田嶋里香子さん
岩下麻由子さん
 八王子第七小学校は、JR西八王子駅南口から八王子市街に向かって15分の所にあります。近くに富士森公園、市民会館、都立盲学校、養護学校、八王子小児病院などがあります。八王子小児病院には、七小の院内学級があり学校の作品展には、小児病院のみなさんからの作品も展示されます。また盲学校、養護学校と七小の交流もあり、お互いにお祭りに招待しあったり、交流会などでコミュニケーションも盛んに行われています。
 学校の児童数は737人、世帯数は578です。今年、創立112周年を迎え、大きな転機にさしかかっています。七小は現在、校庭をつぶして新校舎を建設中で、今年度内には完成する予定です。来年の春休みには引っ越しをして、新1年生を新校舎で迎えることになりました。
 本校がベルマークに参加したのは、66年から集票点数は累計で354万点になり、これまでにワイヤレスアンプとマイク、大型のソーラー時計、和太鼓などを、今年は液晶プロジェクターを購入しました。収集・集計しているのは、PTAの厚生委員の22名です。学期ごとに1回、お手紙で収集の呼びかけをします。年度初めに、各クラスにベルマーク箱の設置をお願いし、児童は約1周間のうちに、各家庭で集めたマークをベル袋に入れて、クラスの箱に入れます。そのマークを、委員のお子さんが家に持ち帰り、保護者の方がクラス分をまとめる作業をします。
 また、学校の近くの3つのスーパーに協力をいただいて、レジ近くのテーブルの上にベルマーク箱を設置して、集計日に合わせて箱の中のマークを回収します。これらの学校外から寄せられるマークは全体の6分の1にもなり、大きな力になっています。
 各家庭においては、協賛会社の一覧表などを子どもたちの目につく所に貼っておくと、家庭での収集力アップにつながります。
 このような活動の中心となるのは、委員の中から選ばれた3名の役員です。初めてで不安ではありますが、代々引き継がれてきた厚生部のノートが助けとなります。
 今後は、新校舎に移りましたら、子どもたちの希望にかなう品物を購入していく予定です。厳しい経済状況ではありますが、ベルマークの1点1円を大切に集めて行く呼びかけを、今後とも続けて行きたいと思います。
=6月17日、八王子市学園都市センター・イベントホールで


6月17日(金)川 越


川越市立川越第一小学校
川上 早苗さん
斎藤 辰子さん
大塚 和美さん
 私たちの学校は、明治6年の開校以来、130余年の歴史と伝統を有する学校です。学校周辺には、市民会館、市役所、博物館、中央図書館などがあり体験活動の活動の場として活用し、豊かな環境と温かな地域の人たちに恵まれています。
 学校では、「四つのだいじ」という教育目標を掲げ、@いのちをだいじにA人をだいじにB心をだいじにCものをだいじに、の教育を進めています。
 さらに、児童保護者と教職員が協力して、学校と家庭と地域社会における児童の幸福な成長をはかることを目的とした「川越第一小学校愛校会」があります。愛校会には5つの常置委員会を置き、児童の生活環境を向上させたり、教養を高め親睦をはかるための事業をおこなうなど、活発な活動をしています。
 常置委員会の1つに学年委員会があり、ベルマーク運動はクラスから、1名ずつ選出された学年委員が中心となって取り組んでいます。平成15年度のベルマーク点数は119、055点でした。平成9年よりベルマーク袋による回収を始めてからは、毎年10万点を超えるようになりました。15年度、ベルマーク袋は子どもたちに人気のキャラクターにし、切り方なども分かりやすいように一緒にのせてあります。
 新しい試みとして、作業がスムーズに行われるように配布係、回収係、会場準備係、発送係を決め、作業の分担化を図りました。回収は6、9、11、2月の4回でした。
 回収日の1週間前に配布係が各クラスのベルマーク専用の缶を職員室の廊下にクラス順に並べます。
 集まったマークは小会議室で行います。回収したマークは紙袋にまとめます。ベルマーク袋には、ありがとうの意味を込めて、キャラクターのスタンプを押します。マークは缶の中に入れ、次回の回収日まで学校に保管しておきます。
 回収日の次の日に学年委員全員とボランティアの方々と一緒に、仕分け作業をします。作業は近くの中央公民館の和室を借りて行っています。作業はまず4、5名でグループを作り会社別に仕分けします。マークをタッパに入れ集めます。
 最終的に集められたマークは、ビニール袋ごとタッパの中から取りだし、会社名の記入されたビニールケースの中にいれます。それを学年委員のみなさんが分担して家に持ち帰り、決められた日までに点数計算して整理袋に入れて提出します。このように宿題方式にすることで、当日の作業時間も削減され、勤めに出られている方の多い最近では、委員さんに好評でした。
 これからも学年委員会を中心に運動を続けていくつもりですが、無理をせず、みんなで楽しく有意義な活動をしていきたいと思います。
(スライドショーを使って説明)
=6月18日、川越市民会館やまぶき会館で


6月19日(土)築 地


東京都千代田区立番町小学校
三浦 尉江さん
麻生 弘美さん
 私たちの番町小学校の創立は明治4年。日本でもっとも早く作られた学校の1つです。千代田区では、国際理解教育の一環として、外国人講師による「英語に親しむ活動」を導入。本校の授業でも、あいさつや自己紹介、お店でのやりとりなど簡単な英会話の練習をしています。校舎の廊下ですれ違った英語の先生に元気な声であいさつする姿も見られ、子どもたちが英語の授業を楽しみにしている気持ちが伝わってきます。
 ベルマーク活動は、PTA保健厚生部(18人)が中心となって取り組んでおり、今年で40年目。平成13年度には1700校が参加する都内で9校目の600万点達成校になりました。
 毎年の具体的な活動は、5月に保健厚生部員が「ベルマーク収集セット」を作り、児童を通じて全家庭に配布することから始まります。
 収集セットとは、@ベルマーク収集のお願いA注意していただくことなどをまとめた文書Bベルマーク一覧表C収集作業日の日程表。これを回収袋に入れたものがセットになっています。
 ベルマークの整理は年間8回。第2木曜日の午前中に、保健厚生部員とお手伝いのお母さんたち合わせて70人ほどが集まって作業します。時には、児童のおじいさんやおばあさんたちもお見えになります。
 お手伝いしてくださる方たちからは、「収集日には、学校で子どもたちの顔が見られる」「学校や子どものことなどを話し合えるので楽しいですね」といった声が寄せられています。
 ベルマーク活動に関しては、特別なことはしていませんが、卒業生のご家庭や給食室の栄養士さんからもマークをいただいたりして、お母さんたちを喜ばせています。
 これからも、他校の取り組みなどを参考にさせていただきながら、収集・整理のやりかたなどを工夫して行きたいと考えています。
(スライドショー上映)
=6月19日、朝日新聞東京本社読者ホールで


6月24日(木)日 立


茨城県日立市立大久保小学校
宇留野みささん
海野 和子さん
増本 恵子さん
 私たちの学校は、JR常磐線の常陸多賀駅から徒歩10分ほどの便利な場所にあります。ベルマーク運動には1961年から取り組んできましたが、開校130周年の昨年には県内で2校目の600万点達成校となり、2つの喜びにひたることが出来ました。
 そのベルマーク活動は、児童会の福祉委員19人とPTA厚生委員会の16人の委員が中心となって仲良く進めています。児童たちにベルマーク運動の意義などをもっと良く知ってもらい、地域住民の皆さんの理解と協力を得るために昨年からスーパーなど5カ所にベル箱を置かせていただき、今年度はさらに1カ所増やしていただきました。
 ベルマーク預金は2年ごとに購入する品物を選び、昨年はデジカメを各学年に1台ずつ購入しました。この次は、少し値段は張りますが、優勝旗を目標にしています。
 お母さん方のご苦労も大変ですが、「ちりも積もれば山となる」「1歩1歩確実に」とがんばっている姿を子どもたちに見せ、感じ取ってもらいながら活動して行きたいと思います。
(スライド上映)
=6月24日、茨城県日立市の日立シビックセンターで


6月25日(金)水 戸


茨城県大洗町立磯浜小学校
會澤佐代子さん
萩原 由美さん
高柳 弘子さん
 私たちの学校は小高い丘の上にあって、眼下には広大な太平洋が広がっています。児童たちは、すばらしい景色と自然に恵まれた環境の中で、毎日学校生活を送っています。
 昨年秋にはベルマーク収集400万点を達成し、そして今年4月には学校創立130周年と、すばらしい節目が次々に訪れて、児童や先生方、父母らを喜ばせました。
 毎月30日は「ベルちゃんの日」と名付けたマークの収集日。ボランティア委員の児童が回収して会社別に仕分けます。あとを受けたPTAのベルマーク委員が点数の計算をして、年間6回財団に送ります。
 ベルマーク活動は、郵便局やスーパーなどにベル箱を置き、地域の皆さんや卒業生の家庭の応援もいただいています。
 昨年の400万点達成により、念願のソーラー時計を購入することが出来ました。運動場に向けて設置してあるので、遠くからでも良く見えて、時刻を知ることが出来るので、とても役に立っています。
 児童の数が年々少なくなっているので、地域の皆さんの協力なしでは400万点達成は難しかったと思います。この場をお借りして、お礼を申し上げます。
(スライドショー上映)
=6月25日、茨城県水戸市の県立県民文化センターで


6月29日(火)小田原


神奈川県大磯町立大磯小学校
船戸 妙子さん
福地 郁子さん
 私たちの大磯町は緑と海があって、自然に恵まれた町です。わが国の海水浴の発祥地としても知られています。
 学校は明治6年開校と長い歴史があります。5年ほど前に改築した校舎には、エレベーターやスロープなどが設けられ、車いすに対応できるようになっています。
 ベルマーク活動は、ユニセフ・ベルマーク委員の児童とPTAベルマーク委員会のお母さんたちが協力して取り組んでいます。校内では、いつでもマークを持ってきて入れられるように各クラスにベルマークボックスを置いてあります。このほか、運動会や音楽会などのイベントの際にもベルマークボックスを置いて協力を呼びかけ、リハビリのためのサークル、「たけのこの会」でもベルマークを集めていただいています。
 校外では、郵便局にベルマークボックスを置かせていただき、卒業生の家庭や一般住民の皆さんから、マークがたくさん寄せられています。
 各クラスで集まったマークは、まず、児童委員が協賛会社別に仕分けし、校外からいただいた分はPTAの委員が受け持って整理。11月と3月に財団に発送します。
 学校創立130周年を迎えた昨年は500万点を達成して、ベルマーク財団から感謝状をいただきました。
 今回、私たちが体験発表をお受けしたのは、昨年、この説明会に出席して、私たちとは異なる方法でベルマーク活動を進めているケースを知り、私たちもそれを取り入れたところ、作業の効率を上げることが出来たからです。
 私たちの発表の内容が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
(スライドショー上映)
=6月29日、小田原市の中央公民館で