私自身、昨年、部長としてベルマーク運動にかかわるまでは、学校の備品を購入するだけのものという認識しかありませんでした。ベルマーク運動の仕組みを勉強する中で、会員にきちんと内容を知らせることが必要と思い、「ベルマーク運動ってなに?」などの資料を配布し、部会でベルマークのビデオを試聴しました。友愛援助についても、昨年初めて参加を呼びかけ、「子供の森」計画支援でオイスカに5,000点を拠出しました。
ベルマーク運動は自分の学校だけでなく、国内外の教育環境に恵まれない子供たちの支援につながっているということで、とても意義のある活動だと思います。
今、地球上では教育を受ける以前に貧困から、健康に生きることの出来ない子供たちや、アフガニスタンやイラクなどで多くの子供たちが戦争の犠牲になっています。イラク戦争の大義は?国際貢献とは?といろいろな意見もあると思いますが、子供たちの未来が、緑豊かな争いのない平和な地球であってほしいと願うのは、皆共通のことではないでしょうか。
ベルマーク運動を通して、日本や世界にいろいろな子供たちがいること、日常の生活の中から国際貢献ができることなどを親子で話し合えたら…そして、10年後20年後に子供たちが自分の子たちに、「ベルマークで贈った苗木が大きくなって地球環境を守っているんだよ」と話すことができたなら素敵なことだと思いませんか。
たかがベルマーク、されどベルマークです。「捨てればただのゴミ、集めれば大きな財産となる」ということを合言葉に、これからも運動の輪をつないで行けたらと思っています。
(パソコンを使って説明)
=6月24日、帯広市民文化ホールで
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