私たちの住む中野市には7つの小学校がります。その中で中野小学校は、児童数が900人を超える県内でも有数な大規模校です。明治6年に研智学校として開校して以来、この地方の文化の中心として、さらぶ下高井教育の中心校として今日に至っています。
学校では見つけよう(自分・仲間・ふるさと)、共に生きよう(世界の友達と)を目標に掲げて取り組んでいます。
中野小学校のPTAには8つの委員会があり、私たちのベルマーク活動は保健厚生部が担当しています。構成メンバーは、各学年から1、2名のクラス役員で計10人です。
ベルマークの整理や集計は、主に部員が中心になって年6回のベルマーク整理日を設け、各学年ごと1回、各クラスの連絡員さんにお手伝いをお願いして、平日の午後1時半から3時半まで整理に取り組んでいます。
勤めているお母さんが多いのですが、年に1回だからということで、お仕事を休んで来てくださいます。1つのテーブルを囲み、学校での子どもたちの話しをしながら、和気あいあいと作業をしています。
ベルマーク作業は、大きく分けて前半が仕分け、後半が集計です。児童たちもマーク委員会があり、子どもたちもベルマーク整理に協力してくれています。委員会では、仕分け作業のほかにベルマーク運動の仕組みを勉強し、全校に発表したり、ベルマーククラスマッチを計画したりしています。仕分けの作業は、とても細かい仕事ですが、間違えずにたくさん仕分けられるように協力しあい、真剣に取り組んでいます。
また、中野小学校では「なかよしまつり」という行事があり、ベルマーク収集に大変貢献しています。4、5、6年の高学年と1、2、3年の低学年に分かれ、高学年は各クラスで催しものを考えます。低学年はベルマークをチケット代わりにして、お兄さんやお姉さんたちと遊ぶのを楽しみにしています。お化け屋敷、もぐらタタキ、パズルなどをしたり、スライムやイラストを販売しています。その時のお金がベルマークです。この行事はベルマークを集めるということだけでなく、クラスのまとまりや、子どもたちの成長に大きく役立っていると思います。
また地域の商店の人たちの協力に感謝しています。この運動を途切れることなく継続してゆきたいと思います。地道な作業ですが、こつこつと根気よく、今年も学校や子どもたちのために役立つ品物を購入できるようにがんばりたいと思います。
=7月2日、長野市のホテル信濃路で
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