体験報告



関東


5月14日(火)土 浦


土浦市中村小学校
山梨 秀子さん
原田 啓子さん
宮原 祐子さん
 学校は3年前に創立50周年を迎えました。運動は学年学級委員会が担当しています。昨年度は、「誰にでもできる身近なボランティア活動」として、子どもたちが参加する方法に変えました。活動の最初の仕事は、児童たちの「ベルマーク通い袋」の確認です。通い袋は学年が上がっても使いますので、破れていれば新しいものを渡します。毎月、月末に先生から袋を渡され、家庭から持ってきたマークはクラスで保管して、先生の判断で、都合のよい時間に子どもたちが自分の持ってきたものを会社番号ごとのベルマーク番号箱に入れます。先生たちの協力により、子どもたちはマークを持ってくるばかりでなく、番号別に仕分ける作業を体験することにより、ボランティアへ参加している実感をもってもらっています。点数計算と送票は各学期に1回委員会を開いて行います。
 長年続いた整理方法を変更したので、いろいろ難しい点もありましたが、経験者の反省や意見を聞きながら、先生や他の小学校のやり方などを参考にして予想以上に順調に進みました。「今までこうだったから」とただ受け継ぐことではなく、自分たちで考え、運動に関わるみんなの理解が得られたからこそ、楽しく充実した活動ができたのだと思います。(OHPを使って説明)
=5月14日、茨城県県南生涯学習センターで


5月23日(木)水 戸


水戸市立吉田小学校
海野 昌子さん 田仲由美子さん
松澤 恵子さん 竹之内直子さん
鬼澤 香里さん 水谷きよみさん
斉藤 桂子さん 前島満里子さん
 今年129周年を迎える伝統ある学校です。水戸駅南部に広がる高台・吉田大地にあり、公民館や学校や図書館などがある文教地区にあります。学区内には奈良時代に建立された薬王院があり、同心町、一里塚など江戸の名残をしのばせる町名も残っている新旧混在の土地柄です。
 学校では、「人間尊重の精神を基盤として、児童の個性を重視し、自ら学ぶ意欲と態度を培い、たくましさのある心豊かな児童を育成すること」を教育目標に掲げ、体力と人間関係づくりにも力を入れています。
 運動は、ベルマーク委員会の22人が中心になって取り組んでいます。昨年秋には累計で400万点を達成しました。ベルマーク委員会は大きく分けて@収集活動A広報活動B地域への働きかけを行います。収集活動は、PTAベルマーク委員会と5・6年生のベルマーク委員会とが分担して進めています。児童のベルマーク委員たちは月初めに、ベルマーク収集箱を各学年の廊下に置きます。その設置した次ぎの日から1週間を「ベルマーク週間」とし、その1週間前までに担任の先生にベルマーク袋を配っていただきます。児童たちは持って来たマークを番号ごとに分類して入れます。
 PTAは仕分け箱からマークを取り出し、整理する事から始まります。送票は年3回です。
 委員会では、学期に1回ベルマーク便りを発行して、購入品や点数の報告、運動の意義や目的、マークの切りそろえなど知らせています。公民館やスーパー、コンビニにも収集箱を置かせていただき協力をしていただいています。わざわざ学校まで届けてくれる人もいて感謝しています。今後とも根気よく運動を続けていきたいと思います。
(OHPを使って説明)
=5月23日、茨城県民文化センター・小ホールで


5月24日(金)日 立


日立市立助川小学校
長山 悦子さん
初鳥小百合さん
小川ゆかりさん
 豊かな環境に恵まれた日立の文教地区にあり、創立は明治6年、今年で129周年という歴史と伝統のある学校です。本年度の児童数は483人ですが、昭和13年には、4241人を数え、県内でもっとも規模の大きな学校でした。
 学校では「21世紀を正しく、豊かに、たくましく生きる力のある児童の育成」を教育目標に掲げています。
 ベルマーク活動は、昨年度までは学年委員会が担当していましたが、本年度からPTAの委員会見直しに伴い、本年度希望者数ナンバー1のベルマーク委員会が誕生、担当することになりました。家に持ち帰って自分のペースで作業ができること、前年度の学年委員より仕事量が少ないことが人気の原因のようです。平成9年度には、累計で400万点を達成しました。
 活動は年に8回行い、委員ではないお母さんたちにもお手伝いをいただき整理をします。年度初めにベルマーク委員で月ごとの担当を決め、担当の人がお便りを作成し、収集日前に担任の先生から児童に配っていただきお願いします。委員は集まったマークをPTA室に運び、お手伝いのお母さんと仕分け・整理・点数計算を行います。発送は9月と3月の2回です。年度初めに学校の希望を聞き、運営委員会で目標を決めて、目標に向かって活動しています。これまで万国旗、拡声器、一輪車など購入しました。
=5月24日、日立市の日立シビックセンターで


5月31日(金)宇都宮


宇都宮市新田小学校
土居美由紀さん
 新田(しんでん)古墳群の発掘跡地に建てられた学校です。来年度、創立20周年を迎えます。PTA会員は8つの部会のいずれかに属することになっていて、今のベルマーク部員は59人。人気があります。平成元年に運動に参加し、昨年度200万点を突破しました。
 年4回ベルマーク週間を設けてマークを集め、各クラスの当番の部員が番号別に仕分けます。2週間ほど後の部会で集計しますが、学校の理解と協力で、土曜日に図工室を借りられるようになりました。その都度発送し、次回に持ち越しません。なるべく短時間で作業を終え、部員の負担を軽くすることが、長く続くコツだと思います。
 直接援助に参加することで、自然な形での国際理解、国際交流につながると考え、「友愛援助」にも資金を提供しています。
=5月31日 県総合文化センターで


5月30日(木)前 橋


前橋市立前橋中央小学校
中原 好子さん
奥原 勝 先生
松井ふじ枝さん
荒木麻智子さん
 水と緑と詩のまち、前橋市の中心にある学校です。昨年創立45周年を迎えました。ドーナツ化現象の影響で児童は243人に激減しましたが、ケナフを栽培して親子で紙づくりを体験するなど、学校・家庭・地域が一体となり、より良き環境づくりに取り組んでいます。
ベルマーク活動は文化委員11人が中心ですが、毎月の集金日に合わせてマークを集め、各クラスの集金当番の父母が集金事務と共に仕分け作業も行うので、PTA全会員の協力で成り立っています。
学期ごとに、委員が分担して家で点数計算し、一週間後に学校に持ち寄って発送します。送り状に記入する点数と枚数に間違いのないよう、人を代えて3回見直しています。年度末に「ベルマークだより」で結果を報告し、より一層の理解と協力をお願いします。
細かな作業に初めは戸惑いながらも徐々に親しみ、集計後は、ひとつの仕事を成し終えた達成感を味わうことができました。
(パソコンを使って発表)
=5月30日、前橋市のウェルシティ前橋で


6月25日(火)高 崎


草津町立草津小学校
田村 太郎校長
岩井美峰子先生
黒岩智絵子さん
 国際的にも有名な草津温泉にある学校です。児童数は350人。校庭にはジャンプ台を備えたスキー場があり、ここでゴールドメダリストの荻原兄弟も育ちました。運動は県内一盛んで、昨年600万点を達成。記念に児童会ベルマーク委員会は町の福祉施設に車いす3台を寄贈し、町の皆さんから暖かなお言葉をいただきました。
 ベルマーク委員会の活動は毎月2回。常時集票するほか、保護者の集計日に合わせて年4回「ベルマーク週間」を設け、ポスターや校内放送で呼びかけます。マークの収集と集計作業は全保護者も恒例行事として行っています。作業は保護者のコミュニケーションの場であり、本部役員は作業をしながらPTA行事の打ち合わせなどをします。その後、お礼に給食試食会を行います。
 共同浴場やホテル、土産屋など約30カ所に回収用ポストを配置。草津小のベル活動は、児童や保護者の努力はもちろん、町の皆さんに支えられています。
=6月25日、高崎市のビエント高崎で


5月14日(火)さいたま【1】


さいたま市大宮小
久保田悌二先生
竹田 礼子さん
岩崎 和子さん
関川 恵美さん
 私たちの学校はJR大宮駅東口の駅前通に面し、来年創立130年を迎える伝統校です。
 児童数は408人ですが、都心のドーナツ化減少や少子化などで児童が少なくなり、それに伴ってマークの収集量も減る傾向が出ていました。
 そこで、ベル活動を担当するPTA総務部は、昨年度に収集箱を校区内の郵便局やスーパー、コンビニなど11個所に置かせていただき、また職員室にもベルマーク袋を置いて先生方の協力を求めました。その結果、前年度の1.5倍ものマークが集まり、お母さんや児童たちをびっくりさせました。
 校区内への設置をお願いするにあたって、次の4つのことを実行しました。
@協力していただけそうなところに依頼(打診)。
A収集箱を作り、「設置のお願い」の文書と共に持参。
B校長先生やPTA会長、総務部長が協力してくださるところへあいさつ回り。
C一般のPTAの皆さんにも文書と回覧板でお知らせしました。
 また、今後も引き続いてご協力いただくためには、きちんと結果のご報告をし、感謝の気持ちを表すことが大切、と考え「お礼とご報告」を設置個所に張ったり、回覧したりしました。
 ただ、入れていただくだけでなく、コミュニケーションが大切として取り組んできましたが、地域の皆さんの中には、励ましの手紙をベル箱に入れてくださる方々もいて、お母さんたちは喜んでいました。
(パソコンを使って説明)
=5月14日、さいたま市の大宮ソニックシティで


5月17日(金)さいたま【2】


さいたま市立中尾小学校
森 百合子さん
内田 美加さん
福冨 信子さん
 昭和54年に開校した緑に囲まれた自然環境豊かな学校です。ベルマーク運動参加も開校年と一緒です。
 運動は、学年委員会が中心になり取り組んでいます。私たちが力を入れたのは、点数を多く集めるよりも子どもたちに運動への関心を持ってもらうことでした。いままでは月に1回、家庭からマークを持ってくる単なる運び屋でしたが、まず、子どもたちがベルマーク袋を持ってきたら人気のキャラクター・スタンプをたくさん作り袋に押印しました。そのかいがあり、初めのうちはスタンプに大変興味をもっていましたが、そのうちに「ベルマークって、なあに?」と思う子どもが出てきました。
 次に、ベルマーク袋回収箱の活用です。箱は各クラスに1つずつありますが、「ベルマークの日」以外は、教室のすみに置かれています。その箱を先生にお願いして、子どもたちの目に付くところに置いてもらいました。箱には3年前にベルマーク運動の仕組みを書いた名探偵コナンの漫画を貼ってあります。他の面に、「ベルマークを集めてね」など簡単なメッセージ付きイラストを貼ったところ、よく読んでもらえるようになりました。その結果、親任せではなく、自分たちで集めることを覚え、ベルマークの集票点数が大きく伸びました。(デジタルフォトビジョンを使って説明)
=5月17日、さいたま市民会館うらわで


5月29日(水)さいたま【3】


さいたま市立蓮沼小学校
熊谷奈々美さん
飯田 洋子さん
 私たちの学校のベルマーク運動は、各クラス1人ずつのPTA厚生部員が中心です。しかし、このメンバーには、各クラスから10人ずつが「協力員」として応援していただいていますので、大いに助かっています。
 毎月第2火曜日をベルマークの収集日とし、「心の通い袋」と名付けたベルマーク袋に入れて持ってきてもらったマークを会社別に仕分け、同じ点数を10枚ずつセロハンテープで貼ってまとめます。
 協力員のお母さんたちの仕事はここまでで、後の点数計算は厚生部員の役目です。厚生部は学期ごとに部会を開いて集計し、財団に送ります。
 学校創立以来29年間途切れることなく続けてこられたのは、「協力員体制が充実していること」「地域の皆さんへの呼びかけにこたえてマークを寄せていただいてきたこと」「ゆったり作業できる場所を学校が提供して下さっていること」があげられます。
 これからも地域の方々にご理解とご協力を頂けるよう、地道に根気よく取り組んで行きたいと思っています。
=5月29日、さいたま市の大宮ソニックシティで


5月23日(木)越 谷


越谷市桜井小学校
関川厚子さん   宮脇節子さん
上岡純子さん   緑川弘美さん
小島菜穂美さん  尾嶋直江さん
中尾恵美子さん
 創立117年の学校です。「一人一鉢」の花栽培や、自然を観察できるビオトープがあって、「花と緑の学校」と呼ばれています。運動に参加して34年。平成8年にベルマーク委員会が発足して、益々活動は活発になり、今回300万点を突破し感謝状をいただきました。
年間7回発送します。毎月1回の作業は、回収したマークを午前中の約2時間で仕分け、家で点数計算して仕上げ、次の作業日に持ち寄ります。勤めている方でも活動しやすく、毎年希望者が大勢います。
長年活動が続いているのは、学校と地域の方々のご協力があるからだと思います。自治会と10店舗に置かせてもらっている収集箱の「ベルちゃん」は、各教室にあるのと合わせて30個。もっともっとたくさん置いてもらえるように頑張ります。
=5月23日、越谷市コミュニティーセンターで


6月7日(金)熊 谷


埼玉県嵐山町菅谷小学校
佐藤 夏子さん
山下 信子さん
 私たちの学校は緑豊かな環境に恵まれ、伝統芸能が今も残る歴史に育まれた町にあります。こうした「古里を愛する子の育成」を教育目標に掲げ、「進んで学ぶ子」「がんばる子」「やさしい子」の育成に力を入れています。
 ベルマーク活動はPTA総務部のベルマーク担当のお母さんたちが中心となって取り組んでいます。各教室の段ボール箱に子供たちが入れてくれたマークを、学年委員のお母さんたちが企業別に仕分け、10枚ずつまとめてくれたものを集計します。
 昨年度は参加以来のマークの累計が300万点に達しました。たくさんマークを集めることが出来たのは、児童達がベルマークに関心を持ち、家庭でも進んで見つけてくれること、おじいちゃんやおばあちゃん、親戚の人、家族などが協力してくれ、また、子育てが済んだ近所の皆さんも協力してくれることなどに夜も野渡感謝しています。
 これからも年間10万点の目標を、無理のないように維持していきたいと思っています。
=6月7日、埼玉県熊谷市の市立文化センターで


6月14日(金)川 越


玉県所沢市所沢中学校
湯沢 裕子さん
三上 良子さん
 所沢中学校は「自ら学ぶ生徒」を教育目標に掲げ、ボランティア活動が盛んな学校です。
 ベルマーク活動の主体はPTAの厚生委員会と生徒会の福祉委員会です。厚生委員は32人いますが、普通の学校のように各クラスから選出されるのではなく、16の支部に分かれた校区内の町内会から選ばれる仕組みです。従って、地域と学校、ベルマーク活動との結びつきは強く、この春には600万点を達成しました。
 もう一つ、申し上げたいのは、学区内の所沢小学校と明峰小学校から協力して下さっているということです。地域に根ざした取り組みで、小学校の時から、それぞれの家庭での理解のうえに成り立っています。
 今後、地道な活動を続けていくためにも、協賛会社がもっと増えるよう期待しています。
=6月14日、埼玉県川越市市民会館・やまぶき会館で


5月10日(金)千 葉


千葉市花園中
佐藤 初代さん
 PTAは、学校の施設や環境の整備・充実をはかる施設部がベルマーク活動を担当しています。昨年、市内では千葉大附属小、草野小に次いで500万点を達成しました。中学校では初めてです。
 PTAの皆さんの努力のお陰ですが、もともと自主的にマークの回収に取り組んできた生徒たちによるところが大きかったのです。
 生徒会が収集の呼びかけや、集めたマークの仕分けをし、手づくりの封筒に入れてくれます。それを施設部のお母さんたちが集計します。
 生徒とお母さんたちの連係がうまくいっている結果と思いますが、回収までの過程が一番重要だと考えると、それは、まさに生徒たちの自主性から生じたものに他なりません。
 たまたま平成13年度の施設部員という同じ立場にいて、力を合わせた私たちには、生徒たちから教えられたことが、良い思い出になりました。
=5月10日、千葉市の県教育会館で


5月21日(火)船 橋


船橋市立湊町小学校
松本婦喜子さん
野村 康子さん
 私たちの学校は東京湾沿岸の漁業地区にあり、海が見える学校と言われています。
 平成12年には開校50周年を迎え、昨年はベルマークの累計が300万点を突破、財団から感謝状をいただきました。
 運動の主体はPTA環境部員の12人のお母さんたちです。
 毎月1日に各クラスの担任の先生から児童にベルマーク袋を配っていただきます。児童は10日までに持ってきて職員室の前に番号別に並べた空き缶利用のマーク入れに入れます。
 お母さんたちはそれを自宅に持ち帰って仕分け・集計します。
 最近はお仕事をもっているお母さんが多いので、学校での作業を出来るだけ少なくし、9月と2月の2回だけ集まって確認し、財団に送っています。児童や先生方の協力によってお母さんたちの仕事が大幅に軽減されて助かっています。
=5月21日、船橋市民文化ホールで


5月28日(火) 柏


千葉県我孫子市立我孫子第一小
村越 孝一さん
 私たちの学校は明治6年の開校で、今年創立130周年を迎えます。我孫子市の手賀沼のほとりには、かつて志賀直哉や柳宗悦ら白樺派の文人や英国人の陶芸家バーナード・リーチらが住み、文芸活動や作陶に励んだ土地柄を反映して、子供の教育にも大変関心が高かったと伝えられています。
 また、戦後間もなくの昭和22年には、評論家の坂西志保さんらが中心となり、全国に先駆けてPTA組織を誕生させました。
 ベルマーク活動には、PTAの環境委員会が取り組んでいます。各クラスには常時、ベルマークの収集箱が設置されていて、子供たちはいつでも持ってきて入れられるようになっています。
 集計日は6月と11月ですが、本校のPTAには「一人一役」というボランティアの仕組みがあり、クラス役員以外の方が「運動会の手伝い」や「除草」「バザーの手伝い」「カーテン洗い」など何か一つ学校の「お手伝い」をします。
 ベルマークの集計日にも50人ほどのお母さんたちが手伝ってくれました。
 昨年は運動参加以来のマークの累計が300万点に達し、ベルマーク財団から感謝状をいただきましたが、運動の意義がPTAの皆さんに確実に理解され、積極的に協力して下さった賜物と喜んでいます。
=6月28日、千葉県柏市の市民文化会館で


6月13日(木)松 戸


千葉県鎌ケ谷市立中部小
滝口 文子さん
矢野江美子さん
 私たちの学校は1000人近い児童がいる市内1のマンモス校です。ベルマーク運動に参加したのは1970年で、この春には集めたマークの累計が300万点を超えました。
 活動の主体は児童会のベルマーク委員会とPTA教養部のベルマーク係のお母さんたちです。ベルマーク委員の児童は毎月1回の委員会活動日に各教室からマークを回収し、ベルマーク番号によって、大きく3つに分けます。
 それを引き継いだお母さんたちは、3つのグループに分かれて、それぞれ番号順に分け、集計して財団に送ります。
 一連の作業の中で最も大変なのが計算の部分です。電卓による計算作業は、かなり時間がかかりますので、パソコン研修会を開いて習得し、昨年度からパソコンの表計算ソフトを使い、能率アップを図りました。
 また、校区内の郵便局とコミュニティセンター計4カ所にベル箱を犯せていただき、地域の皆さんのご協力も頂いています。
=6月13日、松戸市民劇場・ホールで


5月8日(水)新 宿


新宿区市谷小学校
西村 裕子さん
清水 文子さん
 「もっとベルマーク活動を知ってもらうこと」に力を入れました。収集ボックスを教頭先生の机の上に置き換え、近くのスーパーなどにも置かせてもらいました。回収する度に声をかけ、年度末に購入品を紹介したところ、「役立ってうれしい」という声もあり、地域と市谷小を結ぶ大切な宝物になっています。PRのチラシやベルマーク便りは、子どもたちが読めるよう工夫し、回収袋に感謝のメッセージを添えたのも好評でした。隔月だった作業を毎月にし、その都度発送しました。
 その結果、集票は例年を大きく上回り、金管バンドクラブの楽器を購入することができました。活動が認められ、昨年度まで文化部の1係でしたが、今年度からはベルマーク委員会になりました。
(パソコンを使って発表)
=5月8日、新宿区の安田生命ホールで


5月16日(木)錦糸町


東京都江東区立明治小学校
丸山 典子さん
坂口 圭子さん
原 加余子さん
 開校130年を迎えた区内でもっとも古い学校で、近くには江戸3大祭りで有名な富岡八幡宮があります。今年、隣の白河小学校と統合、児童数は650名となりました。
 ベルマークには発足当初から参加、担当は各クラス2名,合計36人の児童部です。年度初めにベルマーク袋をつくり、一覧表と一緒に配ります。同時に年間スケジュールを決め、保護者に通知します。予定が立てやすいと働くお母さんにも好評です。
 年5回、隔月の収集日には教室ごとにおいてある収集袋に児童が持参したマークを入れてもらい、児童委員のお母さんが回収します。その日のうちに企業別に仕分けます。午前中2時間の作業は情報交換の楽しい場でもあります。
 地域の人たちや卒業生にも運動の輪が広がり、学校の玄関に置いてあるベルマーク箱には買物途中の人が立ち寄ってマークを入れていきます。昨年はストーブを2台買いましたが,これからは地域に福祉器具を贈ることも計画したいと考えています。
=5月16日、東京都墨田区の三井生命錦糸町ホールで


5月18日(土)築地【1】


東京都千代田区立番町小学校
日野原則子さん
奥田 理子さん
 PTAのベルマーク担当は保健厚生部(17人)です。収集日は年間8回ほどですが、各クラスの保護者の方に1回ずつ手伝っていただきますので、助かっています。
 お母さんたちが都合がつかない時は、おじいさんやおばあさんが、仕分け作業のお手伝いに来てくださったりします。
 皆さん、「ベルマークの日」には、「子供の顔が見られる」といったリラックスしたムードで参加していただき、早く終わった人は、仲間の仕事を手伝ったり、とても楽しい雰囲気で活動しています。卒業生のご家庭もマークを届けてくれます。平成13年度に一緒に取り組んだお母さんたちからは、「親子のコミュニケーションの機会が増えた」「ベル預金で1輪車を買ってもらった子供たちの喜ぶ姿を見たときに、達成感と充実感を味わうことが出来た」などといった感想が寄せられました。
 1年間、助け合いながら、仲良く楽しく活動した仲間は、今でも大切な宝物です。こうした気持ちを次年度のお母さんたちにお伝えして行きたいと思っています。
=5月18日、東京都中央区の朝日新聞東京本社読者ホールで


6月8日(土)築地【2】


東京都江東区平久小学校
河上美智子さん
山本 宏美さん
小野かおりさん
 私たちの学校は地下鉄東西線の木場駅から徒歩5分のところにあり、近くには江戸三大祭りの一つの「深川の水かけ祭り」で有名な富岡八幡宮があります。
 ベルマーク活動は昭和36年からで、昨年、200万点を達成しました。児童数は約330人、280世帯。ここ数年は年間3万点ほどでしたが、13年度は「ベルマーク強化年」として力を入れた結果、5万点近く集めることができました。
 活動の中心はPTAの教養厚生委員会(12人)です。マークの回収と集計は学期末ごとに行い、回収日の1週間前にお知らせと一緒にベルマーク袋を担任の先生から配ってもらいます。仕分けと集計は学校の会議室で、委員全員でしますが、終わらない場合は家に持ち帰ってもらいます。
 これまでに一輪車等を購入しましたが、昨年度はベル預金が20万点近くになりましたので、先生方と相談して8メートルもある大きなこいのぼりを購入、5月の青空をバックに校庭の上を泳ぐこいのぼりは子供たちを喜ばせました。
=6月8日、東京都中央区の朝日新聞東京本社読者ホールで


5月22日(水)渋 谷


大田区雪谷小学校
大須賀陽子さん
丸川 惠子さん
昨年、開校50周年を迎えました。私たちは、「何でもいえる風通しのよいPTA」を合言葉に活動しています。ベルマーク運動は文化厚生委員会が中心で取り組み、昨年、500万点を達成しました。50周年に合わせて校旗を買うことができ、記念運動会では青空の下、紫地に雪の結晶をかたどった校章の入った校旗が輝いていました。
全校生にベルマーク袋を配布して、毎月マークを回収します。子どもに持ち帰ってもらい家で整理するので、学校へ出向く必要がなく助かっています。働く人の負担を軽くするため、年3回の発送月のみ学校に集まることにしました。正門横とスーパーにベル箱を置いています。
委員になってこれまで気づかずに捨ててしまったマークの多さに驚いています。マーク集めには、好奇心旺盛な子どもたちの力を借りてはどうでしょうか。購入目標があれば、児童の関心も高まると思います。
=5月22日、東京都児童会館ホールで


5月28日(火)立 川


立川市立第四小学校
太田美樹子さん
生沼 恵子さん
大江 由美さん
小林小百合さん
 2年前に盛大に創立60周年を祝いました。教育目標は「感性豊かで思いやりのある児童の育成」とし、人のかかわりを通して、子ども一人ひとりのよさを生かし、自信を持たせ、認め合う教育活動を進めています。運動に参加して41年になり、ベルマーク活動はPTA文化部が担当しています。収集袋は子どもたちに卒業まで使えるものを作って渡しています。最初の仕事は年度初めにベルマーク一覧表と活動日などを知らせるベルマーク便りを児童に配ります。収集日の1週間前に担任の先生からベル袋を配ってもらい、集まったマークを各クラスから回収します。袋には必ず「ありがとうございます」の印を押します。
 収集は年3回行っております。文化部はベルマーク活動の他にも担当しているので、負担にならないようにしています。ベルマーク便りでは、集計、発送が終わると今回の点数結果、これまでの累計、次回のお願いなどを掲載してPRにつとめています。
 これまでに200万点以上マークを集めることができたのは、41年間途切れることがなく堅実に続けてきたことと、ベル便りで運動の意義やマークの切り方などをPRしてきたのが大きいと思います。今後は地域との連携を大切にして行きたいと思います。
=5月28日、立川市女性総合センターアイムホールで


5月29日(水)大井町


大田区立蒲田小学校
福浦 文香さん
高橋 妙子さん
中村 洋子さん
 学校では、「思いやりのある子、健康な子、良く考える子、やりぬく子」を教育目標にして、405人の子どもたち、先生方、親と共に取り組んでおります。
 運動はベルマーク委員会が担当しています。年度初めに各児童に配った収集袋を先生から配っていただき、収集日に家庭から持ってきた袋を各クラス常設の回収箱に入れます。委員は順番を決め、1人が収集日当日か翌日以降に学校に行き、各クラスからマークを回収して整理する日まで会議室に保管しておきます。作業日にはマークを会社別、番号別に仕分け、それを不公平にならないように人数分を委員に分けて、各自が家に持ち帰って点数計算をします。計算したマークは委員がそれぞれ保管場所に持って行き、ベルマーク委員長が年3回発送しています。
 その他、学期に1回ベルマークのお手紙を発行したり、校内にポスターを掲示したりして盛り上げを図りました。お手紙やポスターは子どもたちの好きなキャラクターなどを印刷し、工夫を凝らしました。お買い物は学校と相談して決め、これまでに一輪車、逆上がり補助機などを購入しました。今後も年間10万点を目標にしています。
=5月29日、品川区のきゅりあん小ホールで


5月31日(金)池 袋


東京都文京区立千駄木小学校
平井 裕子さん
寺山 桂子さん
 千駄木小学校は明治42年の創立です。ベルマーク運動への参加は1961年で、昨年、東京都で4校目、文京区では初めて700万点を突破し、感謝状を頂きました。いままで以上にベルマーク運動への関心が深まったように思います。
 ベルマーク運動はPTAの全学年委員会が担当、5,7,9,11,1,3月の第2水曜日を整理・発送の作業日としています。作業は午前9時から正午まで。作業はその日のうちに終わらせるので、家に持ち帰ることはありません。最近はお勤めされている委員が多いのですが、ベルマーク作業日は4月に決定するので、仕事の都合や調整がしやすいので無理なく活動が出来ていると思われます。
 ベルマーク預金でこれまでに、赤外線オイルヒーター、折りたたみテーブル、冷水機などを買いました。昨年の夏は猛暑のため2基の冷水機はフル活動。休み時間になると長蛇の列が出来て大盛況。子どもたちの役に立っていると嬉しく思いました。
 今後も「無理なく、無駄なく、根気よく」を合言葉に活動を続け、次は800万点を目指します。
=5月31日、東京の豊島公会堂で


6月12日(水)八王子


すぎな愛育園ボランティアグループ
長内 和恵
上田 郁子
柿澤 頼子
坂本 伶子
 すぎな愛育園は心身の発達に遅れや障害のある2歳から就学前の幼児が家庭から通う通園施設です。22年前に八王子心身障害者センターの一角に設立されました。現在は45人の幼児が通っています。
私たちは社会福祉法人武蔵野会に属するボランティアグループです。同園の療育活動にもかかわってきましたが、現在は、園児が使用する遊具,教材,雑巾などを縫製する活動が中心です。5年前にたまたま園のベルマークの整理作業を依頼されて、今日まで続けることになりました。
メンバーは6人。第2水曜日の午前中に整理作業に取り組みます。年代に差はありますが、楽しい会話がはずみます。
 年間30万点ぐらいのマークが集まります。協力してくれるのは5つの地区老人会や9つの小・中・高校と保育園、2つのボランティアサークルとコープとうきょう、武蔵野会の7施設の父母会、東京ショッパー社などです。地域にひろがったネットワークのおかげです。昨年は参加17年で300万点を突破しました。この預金をもとにパソコンやミシン、放送機器、太鼓など武蔵野会7施設が希望した品物を購入することができました。
私たちの力は本当にささやかですが、地域の力をあわせれば、こんなに大きな実りが生み出される、と実感しました。 
=6月12日、八王子市の学園都市センターイベントホールで


5月9日(木)相模大野


相模原市谷口台小学校
若月なおこさん
荒井 京子さん
 2年前、学校創立50周年記念に和太鼓を購入し、現在は防犯カメラを目標にしています。ベルマーク委員会は+作業が具体的で月1回、年度初めに年間スケジュールが決まるので、人気があります。毎月10日にマークを回収し、クラス別回収率を出して子どもたちの励みにしました。児童の回収袋に押す「ありがとう」のスタンプは毎月色を変え、最後は金色のスペシャルスタンプ。私たちも楽しみながら、一人一言お礼などを書き添えました。お菓子についたマークのサンプルを持って教室を回ったり、「捨ててしまえばただのゴミ、集めれば1点1円。無駄にしないで、その1点!」と呼びかけました。
旅先で使い捨てカメラを買った際、売店の方が2千点ほどのマークを下さいましたが、運動が全国に浸透していること、善意の上になり立っているボランティア活動であることを実感しました。
=5月9日、相模原市のグリーンホール相模大野で


5月10日(金)横浜【1】


横浜市立市場小学校
小野塚嶺子さん
植村 孝子さん
茂木 澄江さん
武本 洋子さん
 市東部の箱根駅伝の鶴見中継所にも近く、静かな環境の中にあります。学校は6月6日に創立129年を迎えます。運動に参加して40年、もうすぐ集票400万点に近づいています。地道に送り続けることの大切さを痛感しました。活動は学年学級委員が担当しています。お母さんたちが月に1回集まり、情報交換しながら、楽しくベルマーク整理をしています。一昨年から学期ごとにベルマーク新聞を発行して運動をPR、13年度は、そのかいあってか回収率がぐんとアップしました。
 スーパーや郵便局にも回収箱を置かせていただき、協力してもらっています。さらに卒業生の親御さんたちも、近所の人たちからマークを集めて、活動に協力していただいています。3月には、児童や学校側の希望をとり、ワイヤレスアンプ、マイク一式、カセットコーダー10台、デジカメ4台、鉛筆削り22台などたくさん購入しました。みんなが心を一つにした結果の品物です。大切に使ってほしいと願っています。この運動がさらに援助に結びつくと思いますと、活動にかかわった者として温かな気持ちになれました。
=5月10日、横浜市教育会館で


5月15日(水)横浜【2】


横浜市上菅田小学校
遠山 直美さん
松野ひろみさん
学校は昭和38年に創立、ベルマークに参加したのも同年秋でした。閑静な住宅地でとても恵まれた環境の中にあります。平成10年には横浜市で初めて本格的なビオトープ(自然と人が一体になれる施設)が完成しました。教育目標は、@一人ひとりの可能性を大切に自分を表現できる(個性)A人や自然とかかわり合い、命を大切にする。また学び合う楽しさを実感できる学習(学び合い)B運動に親しみ楽しみながら健康を図る(心と体)を掲げて、「心かがやく上菅田の子ども〜よろこびあふれる学校〜」をめざしています。
 運動は学年学級委員会が担当しています。学校と歴代委員の努力と地域に支えられ、平成14年1月には500万点を達成しました。学区内のおじいちゃんやお父さんたちも上小出身の人が多く、運動に協力的です。
 毎年秋、子どもたちの主催で行われる「上小フェスティバル」は、地域のお年寄りたちと一緒に、バザーやゲームを楽しんでいます。ゲームやお買い物はベルマークが通貨代わりです。ベルマーク活動は、気負わずに、気軽に、楽しくやってこそボランティアと思い、出会いに感謝して続けていくことが大切ではないかと思います。
(パソコンを使って説明)
=5月15日、横浜市の神奈川県民ホールで


5月30日(木)横浜【3】


横浜市立中田小学校
小高 裕子さん
五十嵐由香里さん
笠原 康子さん
 昨年創立50周年を迎えました。昨年、中庭にビオトープが完成し子どもたちの自然観察の場になっています。さらに敷地面積は市内で一番広く27,000平方メートルもあります。
 ベルマークは校外委員会が中心になり取り組んでいます。平成13年度には集票が580万点に達しました。委員の大半が子ども会の会員の保護者の方で構成され、学校と地域を結ぶパイプ役になっています。収集は5、7、10、2月の年4回。さらにベルマークバザーという行事を児童会が企画して収集を行っています。
 私たちの学校の中で、一番特徴的なことは「ベルマークバザー」です。企画・運営は児童会が行い、各クラスの中でグループごとに、手作りの品物を作りお店にだします。品物は家庭にある材料を持ち寄り、木の実や秋に収穫されたサツマイモのツルなどを使って作ります。バザー当日は、自分たちが作った品物をビニールシートに並べ品物にベルマーク何枚と値段をつけ、買い物ごっこを楽しみます。
 ここで集まるベルマークは通常の収集方法で、年間に集まる枚数に匹敵します。集まったマークは、各クラスで児童によって大まかに仕分けされた後、校外委員が整理、集計します。
 今年度から総合的な学習がスタートしました。その学習の一環として子どもたちが、ベルマーク活動をとらえ、ベルマークの意義や大切さを理解してもらえるよう、根気良く地道に運動を続けていきたいと思っております。
=5月30日、横浜市教育会館で


5月24日(金)横須賀


横須賀市立久里浜小学校
坂井博美さん
菅野 薫さん
 私たちの学校のベルマーク運動の取り組みはPTAの厚生委員会(14人)で、マークの回収と集計は学期毎に年3回行っています。98年には500万点を達成して財団から感謝状をいただきました。
 一昨年からは、回収と仕分けに、子供たちにも加わってもらっています。同じ市内の野比東小学校のアイデアをいただいたものです。参加することによって子供たちにボランティアの心を育ててもらおうとの願からです。
 集まったマークは、事前に手紙で集計作業のお手伝いをお願いし、来ていただいたお母さんたちを含め、40人ぐらいで楽しく整理しています。お母さん方は、仕事をもったりして忙しい人もいますので、お手伝いしていただく時間を「午前だけ」「午後だけ」「一日中」と分け、「一日中」お手伝いしていただく方にはお弁当を用意しています。
 また、校区内の金融機関にもベル箱を置かせてもらっているなど、ベルマーク運動を仲立ちとした地域のみなさんとの連係にも力を入れていきたいと考えています。
=5月24日、神奈川県横須賀市の横須賀劇場ヨコスカベイサイドポケットで


6月6日(木)川 崎


川崎市中野島小学校
大武佐奈恵さん
北川 美鈴さん
今崎のり子さん
 中野島小学校は児童1200人余り、32学級の大きな学校です。東京都と神奈川県の境を流れる多摩川の近くで、おいしい多摩川梨の産地です。それにちなんで校舎の外壁も梨色に塗ってあります。
 ベルマーク運動には昭和37年から参加。昨年、400万点を達成しました。
 今年は各クラスから1人ずつPTAの学級委員を選び、そのうちの10人がベルマークを担当することになりました。仕分け・集計作業は3、4年生の保護者が受け持っていただきますので、6年間のうち1度はベルマークのお手伝いをしてもらうことに成ります。
 400万点にいたるまでには歴代の児童や保護者の協力のお陰ですが、PTA役員のOB会である「梨の会」や地域の皆さんの協力も大きな力でした。
 「梨の会」の皆さんは、「バザー以外に役立つことはないだろうか」と話し合い、平成12年度から、会員が経営するお店や郵便局、信用金庫など6カ所にベル箱を置かせていただいています。年度初めには担当者が「今年もよろしくお願いします」とごあいさつに伺い、仕分け作業の前に回収しています。
 40年間も途切れずに活動してこられたのは、児童たちにベルマークの意義が浸透していること、保護者やOB会、地域の皆さんの協力があること、ゆったりと作業できる広い部屋を提供していただいているなど学校や先生方が協力的、などの結果と考えています。
=6月6日、川崎市の産業振興会館で


6月11日(火)藤 沢


鎌倉市立第1小学校
井上 晃子さん
 鶴が岡八幡宮の近く、海まで数分の恵まれた環境にある創立109年を迎えた伝統校です。各クラス1人、17人で構成するベルマーク係が担当です。少子化の影響で最近は年間点数が減り気味ですが、長い活動のおかげで集票累計は400万点を超えています。継続は力なりを実感しています。
 昨年はソフトバレーボール50個、ネット2基,得点板をベルマークでそろえました。30台ある一輪車もベルマークで購入したもので、子どもたちの人気を集めています。
 教室、玄関、職員室に収集箱を設置、毎月第3週をベルマーク週間にして持参してもらいます。
 集計は学期末の年3回です。学年ごとに仕分け・集計をするか、クラスごとにやるか、いろいろ試行錯誤を繰り返していますが、現在はミックス型に落ち着いています。透明なチャック付きビニール袋の導入や集計時の作業机の配置に工夫を凝らし、大幅に能率が向上しました。
=6月11日、藤沢市の藤沢市民会館で


6月25日(火)小田原


神奈川県小田原市国府津小
西山 徳子さん
野地眞奈美さん
石塚 礼子さん
 私たちの学校は、海岸まで歩いて10分ほどのところにあり、秋になると近くの山は、色づいたミカンでオレンジ色に染まります。
 明治19年の創立で、今年116年目。ベルマーク活動には1968年に参加し、昨年440万点を超えました。
 ベル活動の中心はPTAの施設整備委員会です。毎月15日までに児童達が持ってきてくれたマークを50人の委員のお母さんたちが2カ月に1度集まって集計、年間2回財団に送ります。
 たくさんマークを集められるのは、@PTAや児童たちに運動の意義が理解され、浸透して、途切れることなく堅実に続いていること。「継続は力なり」という言葉を実感していますA大勢のお母さんたちが、小さいお子さんのいない家庭や親類の人たちにも声をかけてマークを集めて下さっていることB学校の近くの生協や中学校にもベル箱を置かせていただいていることCゆったりした気分で作業できる場所を学校が用意してくださっていること、などが上げられます。
 これからも、地域の皆さんに理解し、協力していただけるように根気よく地道に運動に取り組んで生きたいと考えています。
=6月25日、神奈川県小田原市の中央公民館で