ベルマーク運動説明会 5月7日(火)福岡①


(2019/05/20)印刷する



糸島市立前原小学校

右から 馬場隆校長、綾部民子ベルマークの会代表、
    金ヶ江司PTA会長、
    武田裕里香・溝江美香ベルマークの会メンバー


 みなさん、こんにちは。

 糸島市から来ました前原小学校です。本日のベルマーク活動体験発表を担当させて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。

 本日のメンバーは学校運営協議会委員の溝江さん(以下「溝」)、ボランティアサークルベルマークの会の綾部さん(以下「綾」)、ボランティアサークルベルマークの会の武田さん(以下「武」)、そしてPTA会長の金ヶ江(以下「金」)です。どうぞ最後までよろしくお付き合いください!

1.学校紹介

■小学校とその周辺環境について

(金)まずは前原小学校の紹介をさせて頂きます。

 前原小学校は、昭和22年創立で今年72年を迎えます。児童数705名、学級数27、PTA会員数568世帯、糸島市の基幹校です。

 周辺環境としては、最寄り駅にJR筑前前原駅があることで福岡市へのアクセスも良く、住宅地が立ち並んでいます。その一方で、20分も車を走らせると・・・北には何がありますか?溝江さん。

(溝)玄界灘の青い海が見えます!

(金)そう、海水浴やサーフィンの名所ですね!海沿いのカフェなんかもインスタ映えスポットとして人気ですよね~。では反対に南に広がるのは?

(溝)背振山系の雷山を中心とした山の緑です!

(金)そう、白糸の滝や千如寺が人気ですよね。このように自然環境にも恵まれており、前原小学校の子ども達はのびのびと育っています。

■教育目標について

(金)本校の教育目標は『まごころで学び、えがおでふれあい、ねばりづよくがんばる』

(溝)あ!この写真は小学校の校舎ですね!

(金)さすがご存知ですね(笑)

 そしてPTAスローガンは『広げよう笑顔、深めよう絆』としています。

 本校の教育テーマ『体験とコミュニケーション』の中で、特徴的なものを紹介します。

 1年生では、秋に近くの保育園児を呼んで身近な秋を探しながら一緒に遊びます。

(溝)去年まで保育園児だった1年生がお兄ちゃん、お姉ちゃんになるわけですね!

(金)4年生では、天然記念植物であるハマボウの花について学習し、それをきっかけとして環境について学んでいきます。

 5年生では、地域の方の協力のもと米作り学習に取り組み、また学校周辺の事業所で年2回の職場体験に行きますが、これはちょっと他の学校にはない取り組みですね。

 6年生になると、1年生と一緒にれんげ畑で遊びます。

(溝)実はこのれんげ、5年生の時の米作りの最後に田んぼに蒔いた種が花開いたものなんですよね。

(金)このれんげの種蒔きもまた特徴的な取り組みです。

 前原校区を大好きな子どもを育て、将来その子達が前原で暮らしたいと思える環境を作るのが目標です。

■PTA組織について

(金)PTA組織は執行委員会を中心に、5つの専門委員会があり、さらにPTA認定サークルとして5つのボランティアサークルがあります。主にベルマーク活動を行うのが、生活・環境委員会と・・・

(綾)私たちボランティアサークル、ベルマークの会です!

(金)そうですね!では次に詳しくみてみましょう。

2.ベルマーク活動の事はじめと変化

ベルマーク活動の事はじめ

(金)本校でベルマーク活動に参加したのはいつですか?

(綾)2000年にスタートしたので、もう20年近くになりますよ。

(金)20年!!写真には溝江さん、綾部さん、武田さんが写っていますが、皆さんお若いですね!活動を始めたきっかけは何でしょう?

(綾)私が学校事務をしていた時に、子ども達の教育備品を充実させたいとの思いから、ボランティアサークルとして活動を始めました。

(金)ありがとうございます!PTA広報誌でも活動の様子を取り上げていますよ。現在の活動の頻度は?

(綾)毎月1回、第3火曜日にサークル室で活動しています。

ベルマーク活動の変化①

(金)そんなコツコツと続けてきたベルマーク活動の進め方が最近少し変わったんでしたよね?溝江さん。

(溝)そうなんです、それまでボランティアサークルの皆さんだけでほとんど活動を進めていたベルマーク活動を、PTAの委員会と連携させて活動を強化しました。

(金)それが平成28年、溝江さんがPTA副会長の時代ですね。

(溝)そうでした(笑)ベルマーク回収場所を増やすために、学校内だけでなく地域のスーパーや公民館などの公共施設、企業に委員さんが伺って、回収ボックスを置かせてもらうようにしました。PTA委員さんが活動に加わったことで作業人数も増えました!

(金)ベルマークで購入する教育備品も、その年1年間の点数で購入する短期ものと、数年間積み立てて購入する大型備品などの長期もの、の二段構えにしたんですよね。

(溝)はい、短期ではボールやエプロンなどの小さなものを、長期ではテントなどの大型備品を目標にしています。

■ベルマーク活動の変化②

(金)平成29年からは、企業様の協賛で運営している学校からのお知らせメール(本校では白雲メールという名称です)を利用し、毎月ベルマーク回収締め日前にはベルマーク提出のお願いのリマインダーメールを配信しています。

 そして、年間収集点数が10万点を超えて、それまでより飛躍的に増えたことも手伝って、ついにそのコツコツが実を結びましたよね?綾部さん。

(綾)そうなんです。累計収集点数が100万点を超えたので、財団より記念の盾をいただきました。

(金)これもボランティアの皆さんのたゆまぬ努力のおかげさまです、ありがとうございます。

■ベルマーク活動の変化③

(金)そして昨年の平成30年度には・・・

(綾)積み立てた点数が12万点以上溜まったので、目標どおりテント一張を購入し学校に寄贈しました。

(金)ベルマークで購入したことがわかるように、ちゃんとベルマークが入っていますね。

3.作業の様子

■回収

(金)次に武田さん、作業の様子を詳しく教えてください。

(武)毎月15日をベルマーク締め日とし、回収もそれに合わせて行います。校区の公民館や企業様で設置していただいている回収ボックスは、月に1度、PTAの委員さんが回収します。

 学校内の回収は、年度始めに各家庭へ回収用封筒を配付し、集まったベルマークを子ども達がその封筒に入れて持ってきます。

 テトラパック、牛乳パック、インクカートリッジは、学校内に回収ボックスを設置していますので、そちらで回収します。

■集計

(武)次に集計です。使う道具は、はさみ、ステープラー、のり、テープ、電卓で、普段は作業ルームに置いています。企業、点数ごとの仕分け用ボックスは、牛乳パックを切ったものを使っています。

 回収した時点ではおおざっぱに切ってあるだけなので、はさみで整形して、企業ごと、点数ごとに牛乳パックに仕分けしていきます。

 さらに、計算しやすいように10枚単位に綴じて、これも企業ごと、点数ごとにジップロックに入れます。点数計算は年1回、1学期末の7月の発送前にしています。

 牛乳パックははさみで切り開きます。インクカートリッジは、回収した時点ではキャップがついたままのものもあるのでキャップを取り外し、企業ごとに仕分けします。

■発送

(武)牛乳パックもインクカートリッジも、発送は年1、2回、最終的にこれらの点数を足してから全ての点数の集計表とベルマークの現物を一緒に発送しています。

(金)ありがとうございました。

4.まとめ 本校のベルマーク活動の特徴

■ソフト面

(金)それではまとめです。

 1つめ。ボランティア組織としてスタートし、20年間活動を続けています。ボランティアメンバーは、既にお子さんが卒業された保護者OGが主で、一部保護者の方も参加しています。

 2つめ。ボランティア組織ではありますが、PTAサークルとして認定することで、作業スペースの提供や、お知らせを配付するなど、PTAでのバックアップを可能にしました。組織の中心はボランティアの固定メンバーが担い、毎年交代していく支援メンバーとしてPTA委員を配置し、その中から新しいボランティアメンバーを育成していきます。

 3つめ。ボランティア組織であるベルマークの会のモットーは?綾部さん。

(綾)「やれる人がやれるときにコツコツと」で、無理なく取り組むのが長続きしているポイントです。

 メンバーは本当に楽しんで参加していて、仕事の休日を活動日に充てたり、逆にシフトで休みを取れる方は活動日に合わせて休みを取ったりしています。活動日だけで終わらなかった作業は「宿題」と言って持ち帰って、家族と一緒に整形や仕分けもしています。

■ハード面

(金)次にハード面から。

 1つめ。毎月ベルマーク回収のお知らせメールを配信することでリマインダーを行い、回収率をアップさせています。

 2つめ。夏休みなどの長期休み中にもお知らせメールを配信し、地域へ設置した回収ボックスを案内しています。その設置者の方へは、毎年しっかりとお礼を伝えています。

 3つめ。そのお知らせメールについては、年末には『年賀状で使用済みのインクカートリッジも回収している』旨お知らせするなど、時節に合わせた文面を工夫しています。

 4つめ。PTA総会でベルマーク活動についてお知らせし、同時にボランティア募集も告知しています。

5.今後の目標

■長期積み立て分について

(金)次なる大型備品の購入は何がいいですか?武田さん。

(武)児童の数が増え、それに伴い運動会のブロック数が増えたので、全児童競技二使う大玉転がしの大玉を購入してあげたいです。図書室の図書の充実を図る話も出ていますし、他には一輪車なども欲しいなって思っています。

(金)それはいいですね!ぜひ目標に向けてがんばりましょう。

■子ども達の参加促進について

(金)そのためにもベルマーク活動を子どもに知ってもらって、積極的に参加してもらうことが大切ですよね?溝江さん。

(溝)子ども達の児童委員会に「ボランティア委員会」というのがあるんですが、年度始めにその児童委員会に大人のボランティアのメンバーが参加して、活動のことや作業の内容をお知らせしていきます。また、そのボランティア活動を通じて子ども達のボランティア精神を育てていきたいです。

(金)地域で子ども達を育てるということが大切ですね。そして、今は子ども達は封筒を持ってくるまでに止まっている活動を、より楽しんで参加してもらえるよう、ゲーム感覚で子ども達自身で仕分けができるような、引き出しのついた大型仕分けボックスも設置したいと考えています。

(金)これからも、ボランティアと、PTA委員が中心となって、周りの大人たちも巻き込みながらベルマーク活動を楽しんでいきましょう!

(金)以上で前原小学校PTAの発表を終わります。

(一同)ご清聴ありがとうございました。

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

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