ベルマーク運動説明会 ６月１６日（火）富山
(2015/06/23)印刷する
| 南砺市立福野小学校
福野小学校 父母と教師の会 左から顧問・山口幸夫さん、会長・宮本進さん、顧問・大西大紀（ひろき）さん |
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夜の学校、親子でベルマーク集計作業
こんにちは、福野小学校父母と教師の会です。ベルマーク活動への取り組みを紹介します。
・福野小学校の場所
井波、福光、城端、福野、利賀、井口、平、上平の4町4村が合併してから昨年で10周年を迎えた南砺市は
富山県の西側（呉西）、石川県金沢市と岐阜県に隣接しています。
今年の3月1日に供用開始された
東海北陸自動車道
南砺スマートインターチェンジも近く
ハットリくんのデザインの列車が運行されるJR城端線の福野駅や南砺市内を縦断して砺波インターチェンジから北陸自動車道を乗り継いで富山駅までを往復する「高速バス」などと公共交通も充実しています。
・福野の特徴
毎年5月1日2日に行われる勇壮な行燈を練り回す「夜高祭り」
平成23（2011）年12月にはフランスのリヨン市の「光の祭典」に遠征もしました
8月のスキヤキミーツザワールド（写真）
（説明）
11月菊まつり・・・
年末の「歳の大市」などがあります。
福野小学校は福野地区に一つの小学校で
生徒数が約700人、一学年につき3～4組あります。30年前は一学年に6組ありました。年々減少の一途をたどっていますが
それでも、南砺市内はもちろん
富山県内でも大きい規模の学校です。
そして
福野小学校の卒業生ほぼ全員が
福野中学校へ進学するため
子どもたち
そして私たち保護者も９年間同じ顔ぶれで過ごします。
・父母と教師の会の活動
（PTA会員から集めた）遊休品バザー
学級対抗ドッジボール大会
（説明）
リッチモンド国際交流
（説明）などがあります
その中でも
「親子でベルマーク」
（「夜間に行われる集計作業」が独特
だと、今回財団の方に指摘されて初めて気づきました。私たちは夜間しか行ったことがないので変わっているという感覚はありませんでしたが）は、
夜に親子で集計作業をすることで
子どもたちも
ちょっと気分が昂ぶって楽しく過ごす時間になっているのかなとおもいます。
（写真）
・失敗談をいくつか
親子でベルマークを担当する「家庭教養委員会」の引き継ぎが
油断していると「伝言ゲーム」のようになり
・「集計作業」を行うはずが、なぜか「同じ番号で同じ点数のベルマークを10枚ずつ集めてホチキスやテープで綴じる作業」になっていたり
・集計の仕方が、「同じ番号のベルマークが同じ点数ごとに何枚集まったかを数える作業」のはずが、合計10点（たとえば3点が2枚、2点が2枚 など）になるように綴じてあり、あらためて集計し直すことになったこともあります。これらのことが起きるたびに、伝えたり説明したりすることの難しさを思い知らされます。
毎年2回、当たり前のように繰り返し行う「親子でベルマーク」ですが
このような事柄が起こることによって
常に新鮮で「マンネリ化」することもなく続けてこられたということは、良かったと言えるとおもいます。
・最後に（311の時に…）
4年前の3月の第2金曜日の夜にも
「親子でベルマーク」が行われました。
当たり前に仕事を終えて、当たり前に（夜の）学校へ行き、当たり前にベルマークを集計し終わり
家に帰ってテレビをつけると
当たり前じゃない映像が流れ続けていました。
今まで見たこともない、押し寄せる津波の映像と繰り返し流れてくる「AC」のコマーシャルです
誰もが決して忘れることのできない「東日本大震災」がおきた「さんてんいちいち」
その日の夜にも「親子でベルマーク」が予定されていました。
福野には全く被害も影響も無いこともあり予定通り「親子でベルマーク」を行いましたが
不安な気持ちを覆い隠すように一生懸命集計したことを思い出します。
「当たり前な日常」がとても幸せなことなんだと思いました。
家庭でベルマークを集めて
学校で集計して貯まった点数がお金に引き換えられ、そのお金で様々な品物を購入でき、
その購入した品物の代金の10パーセントの金額がベルマーク財団を通して
災害によって困っている方々への救済に使われる。
「大震災」がおきた夜に「ベルマークを数える」意味がここにあったのではないかとおもいます。
2013年には、ベルマーク累積合計300万点達成校としてベルマーク財団より認定していただきましたが
それは同時に30万円の寄付をさせていただいたということにもなります。
このことも、しっかりと伝えて福野小学校父母と教師の会は、これからも「夜の学校」で「親子で楽しく」ベルマークを数える活動を続けていきたいとおもいます。
以上で終わります。
ありがとうございました。
＝富山県民小劇場ORBIS ホール
