ベルマーク運動説明会　６月３日（水）前橋

(2015/06/08)印刷する

前橋市立中央小学校

有村心伶さん、蟻川亜樹さん、大島明子さん（右から）

来年度に統合、ベルマーク運動継続へ一丸

　皆さんこんにちは。私たちは前橋市立中央小学校ＰＴＡ文化委員です。本日は、私たちの発表が少しでも皆さまの参考になればと思い、発表させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします。

　中央小学校は、前橋駅から西に徒歩５分のところにあります。前橋市の中心商店街や元気２１、前橋駅周辺も校区です。また、テルサや税務署など公共施設も集まっているのも校区の特徴です。

　中央小学校は１９５７（昭和３２）年に前橋市立桃井小学校から分かれ創立しました。当時は３１学級、全校児童１５７９名というマンモス校でした。創立に当たり、教職員もＰＴＡも「どこにもない学校を作ろう」と意気込み、大変な意欲と努力でスタートしました。

　学校目標は「進んで学ぶ子　心豊かな子　たくましい子」で、今も子どもたちはこの目標に向かって楽しく学校生活を送っています。

　現在は、学校の立地の問題もあって児童数が減少し、特別支援学級も含めて全９学級、１７２名の子どもたちが学習しています。小規模校になりましたが、学年の壁を越え、みんなで仲良く過ごしています。

　そしてこれまでに、交通安全教育で内閣総理大臣賞を受賞したのをはじめ、学校とＰＴＡが一丸となって、さまざまな賞をいただくことができました。

　来年度は桃井小学校と統合されることになります。統合に向け、桃井小との交流活動も計画されています。

　それでは、私たちのベルマーク活動を紹介いたします。

　活動は、各学級から選ばれた９名の文化委員を中心に行っています。まず、年度初めにベルマーク一覧表を全家庭に配布します。マークの回収は月例集金に合わせて行っています。集金日前日に集金袋とベルマーク回収袋が児童に配布されます。そして、集金日当日に各家庭で貯めておいたベルマークを回収袋に入れ、児童が学校に持ってきます。

　今年度からテトラパックの回収も開始しました。そこで、各家庭にはテトラパックの回収方法についてのプリントも配布しました。

　次に、児童が持ってきたベルマークの仕分け作業について説明します。児童が学級に持ってきたベルマークは、各学級の集金当番の保護者が協賛会社の番号ごとに区切られた卵パックに分けて入れていきます。分けられたベルマークはショートケーキ型の仕分け容器に移されます。集金当番の仕事はここまでです。

　そして、文化委員の月当番の人が仕分けられたベルマークを番号が書かれている封筒に入れます。

　集金当番は、集金作業とベルマークの作業を合わせても３０分くらいで終わります。集金当番は年に１回のみです。また、文化委員の月当番の作業は１０分程度で、年に２、３回です。集金当番も文化委員の月当番も、負担が少ないので、ＰＴＡの皆さんも気持ちよく協力してくれます。

　文化委員の集計作業は、各学期の最後の回収が終わり次第、各自が割り当てられた番号の封筒を家に持ち帰って行います。点数計算の仕方はそれぞれの文化委員に任されています。同じ点数をクリップやホチキスで止める方法や、不要になった紙を台紙にして点数ごとにベルマークを貼り付けたりするなどの工夫を行い、点数計算がしやすいようにしています。

　枚数の多い会社などは少し大変ですが、それでも２時間くらいの作業で終了します。番号の割り振りは、枚数にあまり大きな差が出ないように、学期ごとに違う番号を担当するように工夫しています。

　文化委員長は、学期ごとに計算されたベルマークを最終集計して、ベルマーク財団に送付します。

　ベルマークの回収活動は、校内だけでなく、卒業生の保護者や近隣企業、地域住民の方にもご協力をいただいています。また、運動会やＰＴＡバザーの時などにもベルマーク回収箱を受付に設置して、回収を呼びかけています。

　このように、地域と連携してベルマーク活動を行っています。

　その結果、平成２５年度には累計４００万点を超えるベルマークを回収することができ、ベルマーク財団から感謝状をいただきました。

　これまでに、回収したベルマークでジャングルジムや一輪車などに交換しました。子どもたちの笑顔につながっていることを実感でき、やりがいのある活動であることがわかりました。

　来年度は桃井小学校と統合し新しい環境となりますが、ベルマーク活動を継続していけるように、ＰＴＡが一丸となって働きかけていきたいと思います。

　以上で、中央小学校のベルマーク活動の発表を終わります。

　ご静聴ありがとうございました。