ベルマーク運動説明会 6月19日(木)福井
(2014/06/23)印刷する
越前市立武生南小学校 左からPTA厚生部長の田口 聖さん、副部長の加藤篤子さん、PTA会長の笠島正彦さん |
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三位一体の活動で累計1000万点にも越前市は、福井県のほぼ中央に位置し、市の中央を北陸自動車道と国道8号線が縦断しています。関西圏や中京圏などの主要都市と、福井市や敦賀市など周辺都市とを結ぶ交通の大切な動脈となっています。武生南小学校は1901(明治34)年に創立された歴史のある学校です。JR北陸本線武生駅から南西に約1キロ離れた住宅街にあります。児童数は564名で、校訓は「生命かがやく子」 教育目標は「豊かな人間性を持ち、心身ともに健康で、想像力と実践力に富んだたくましい児童を育成する」、「心豊かな子、健康な子、自ら学ぶ子」を目指す児童像として掲げています。 PTA活動は、主に6つの部会で成り立ち、そのうちの一つがベルマークを担当する厚生部です。PTA委員は、各学級から6名ずつ選ばれる学級委員のうち、1名ずつ各部会に出向し、合計19名で各部が構成されています。厚生部は大変人気があり、多くが立候補で決まってしまいます。人気があるだけに部会の出席率も良く、活動がスムーズに進むので、とてもありがたく思っています。 年間事業計画として、部会を3回、ベルマークボランティアを3回実施し、ベルマークの仕分けや集計、発送作業を行っています。 部会では、部員と担当教員が中心となり作業を行い、ベルマークボランティアでは児童会のベルマーク委員会と厚生部員、担当教員が中心となり作業を行います。PTA会員だけではなく、児童も含めた学校全体で取り組むベルマーク運動を行っています。 インクカートリッジは、純正品ではないものを取り除いてから、作業します。集まったベルマークは、ほどよい大きさに切り、会社ごとに仕分けをします。 仕分けには牛乳パックを2つに切り、 ベルマーク番号を記して使っています。 集計方法は、会社ごとに仕分けしたベルマークを部員に持ち帰ってもらい、各家庭で集計作業をしています。 また、1学期と2学期の保護者会の日に、全教室の廊下にベルマークと仕分けボックスを置き、待ち時間の間、保護者の方に仕分け作業の協力をしていただきました。こうした作業効率の向上に伴い、昨年は前年度からたまっていた未処理分にも着手しました。 子どもたちも、ベルマーク活動で大活躍しています。児童会と連携しており、委員会の児童が、毎月第一水曜日に各学級で収集されたベルマーク封筒を集めて、一つの箱にまとめて、仕分け作業をします。封筒にはお礼の意味を込めてシールを貼ってから返却します。 また、ベルマーク活動のポスターも、委員会が作成し、各教室に貼ってくれます。高学年の教室には、常時、ベルマーク仕分け箱を設置しているので、進んで仕分け作業を手伝ってくれる子もいます。 さらに、地域の皆さまにも回収のご協力をお願いしており、校区内のスーパーや商店、銀行、郵便局、公民館などに回収箱を設置させて頂いています。 5月頃には、回覧板で校区内の家庭にも、ベルマーク活動の協力依頼をします。地域の方々の学校への関心が高く、ベルマーク活動にも協力的です。 児童会と教員を含めたPTAと地域が三位一体となってスクラムを組んで地道に展開した運動の結果、1961(昭和36)年の運動参加から約53年間の累計で、昨年度に1000万点を突破しました。県内では初めての大台到達です。 今年度は、今までの作業プラス、広報活動にも力を入れたいと思います。例えばベルマークたよりに身近な高得点商品を掲載したり、ベルマークの切り方や出し方など、その時々で気がついたことを広くPRしたりして、ベルマークに対する意識向上と、回収意欲の向上に努めたいと思います。 みなさんの協力で集めたベルマーク預金で、子どもたちの学習環境や生活環境をより良くするため、吟味して購入しています。昨年度は、体育の授業時に使用するミニサッカーゴール2台や運動会などで使用する赤色の大玉、子供たちの学校生活を記録するためのデジタルカメラを購入しました。それ以前にも先生方と相談し、子供たちのため、学校のためになるものを購入しています。 活動日には、お茶などを出して、クラスや学校についての情報交換の場、また保護者同士のコミュニィティの場として和気あいあいとした雰囲気の中で作業をしていただいています。 しかしながら、仕事を持つ方も多く、家庭への持ち帰り作業を少しでも減らすことができるよう、児童会と連携して、もっと効率的な活動方法を考えていきたいと思います。子どもたちのより良い学校生活をサポートするために、今後も根気よく地道に活動を続けていきたいです。 |
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(スライドショーを使って発表) =福井市地域交流プラザ |