ベルマーク運動説明会　６月１７日(火)富山

(2014/06/23)印刷する

高岡市立野村小学校左から飛田義博さん（２０１４年度ＰＴＡ福祉委員長）、横川ひとみさん(２０１３年度副会長）、立川司さん（２０１４年度会長）
児童のベルマーク委員会と力あわせ活動　野村小学校は、高岡市内で最も児童数の多い小学校です。校区は、古くは庄川左岸に広がるのどかな農村地帯でした。近年、住宅街やマンション、店舗が増え、様相は目まぐるしく変化してきています。また、県道「能町庄川線」が開通してから、交通量も著しく増加してきました。　１８９０（明治２３）年に射水郡野村小学校として開校し、今年で創立１２４年を迎えます。「豊かな心と健康な身体をもち、自ら学びたくましく生きる子供を育てる」という学校教育目標の下、全校児童６６４名が元気に活動しています。　近くには一級河川庄川の清流が流れ、学校行事として毎年春、２年生が稚鮎の放流をしています。きれいな川にしか生息しないと言われる鮎が大きく育ってくれるよう、命の尊さや環境保全の大切さを学びます。　また、秋には３年生が鮭のつかみ取りの体験をします。そ上してきたたくさんの鮭を実際に手で触れることにより、何千キロも旅をし庄川に帰ってきた鮭の命の尊さを学びます。　ＰＴＡ活動で重点を置いている活動に「愛を広めるあいさつ運動」があります。毎月第１、第３月曜日にはＰＴＡ全役員と先生方で登校してくる児童にあいさつをしています。あいさつは人と人をつなぐコミュニケーションの第一歩です。将来の自立に向けて社会性を育むためにも、ぜひ身につけて欲しいと願い活動しています。　昨年から始まった活動ですが徐々に児童にも浸透し、今では子供達のほうから先に「おはようございます」の大きな声が返ってくるようになりました。　ベルマーク収集活動について、説明します。　ＰＴＡには、福祉委員会、教養委員会、広報委員会、保体委員会、地区委員会、父の会の委員会があり、ベルマーク活動は福祉委員会が担当しています。　４月上旬に、各クラスから今年度のＰＴＡ役員を選出し、全役員が学校に集まります。その時にどの委員会に所属するか決めてもらいます。　今年度の福祉委員会は１６名で活動しています。　ベルマーク活動には１９６２年から取り組んでおり、今年で５２年目となります。昨年7月には累計点数４００万点を達成し、ベルマーク財団から感謝状を頂きました。　１点１円のベルマークかもしれませんが、長きにわたり、たくさん方々の協力があったからこそ、大きな成果を成し遂げることができたのだと実感しました。　野村小学校には児童会の中に「ベルマーク委員会」があります。５、６年生の各クラスから数名が選出され、今年度は約２０名で活動しています。活動内容としては、４月にベルマーク収集袋の作成やベルマークについての説明をし、収集を呼びかけています。　毎月第1週目がベルマーク収集日となっています。児童がベルマーク収集袋に自宅で集めたベルマークを入れ、休み時間に回収ボックスのある教室にベルマークを入れます。　回収ボックスは協賛会社ごとに分けてあり、児童が選別して入れてくれます。　毎月各クラスの提出率を調べ、５０％以上の児童が提出したクラスを表彰しています。また、年間を通し毎月提出してくれた児童には３月に個人表彰をしています。　ＰＴＡ福祉委員会の活動は、平日の夜７時半から１時間程度行います。今年度は年４回活動を予定しています。　ベルマークはすでに協賛会社ごとに選別してあるので、委員のみなさんが均等な枚数を集計できるよう、みなさんで話し合いながら分けてもらいます。その後ジャンケンをし、どれにするか選んでもらいます。　ベルマークと整理袋を各自のビニールケースに入れ、自宅に持ち帰って集計してもらいます。集計終了後、児童を通じ学校に提出してもらいます。　提出期限は約１カ月後にし、あらかじめビニールケースに案内を入れておきます。参加できなかった委員の方には児童を通じ集計をお願いしています。　集計すると違った協賛会社のベルマークが混じっていることがありますが、その場合はまとめて袋に入れ提出してもらい、次回委員会開催時に仕分けをしてもらっています。　集計が全部そろったら、委員長がベルマーク送り状に記入し財団に発送します。年間約８万点分を集計し、財団に発送しています。　購入する品物については、先生方と相談し決めています。今までにデジタルカメラやテント、竹馬などを購入しています。前年度は、ドッジボールとバスケットボールを購入しました。購入した品物が到着し、贈呈式を行い児童代表から感謝の言葉を頂きました。　初めて、ベルマーク活動を詳しく勉強したのですが、地域の食料品スーパーに回収箱を設置させて頂いていることや、児童が自分で回収ボックスに仕分けしていることなど多くの方の協力があり、ＰＴＡ活動ができているのだと実感しました。　今後は５００万点を目指し、多くのベルマークを収集できるよう、児童や保護者の方に活動を推進していきたいと思います。
（スライドショーを使って発表）＝富山県民小劇場ＯＲＢＩＳ