ベルマーク運動説明会　６月１８日(水)松本

(2014/06/23)印刷する

安曇野市立穂高北小学校ＰＴＡ幹事・収集委員会担当の町田都さん
クイズラリー、よびかけ・競い合いでベルマーク収集　安曇野市は長野県の中信にあり、北アルプスのふもと、水や空気がきれいで全国にも有名なわさび田など多くの観光地もある自然豊かな所です。穂高神社には毎年多くの参拝者も訪れます。　昭和４５年に開校した穂高北小学校は、「地域とともに育つ学校」をめざし、「かがやく生命、ひろがる笑顔」という学校目標のもと、一人一人を認め合い思いやる気持ちを大切に考えています。　有明山のふもと、豊かな自然と田畑に囲まれた学校で、校内には荻原碌山の「小児の首」のブロンズ像もあります。７９２名の児童が毎日「北小サーキット」で体を鍛え、元気いっぱいに過ごしています。　ＰＴＡ活動は、正副学級会長会、生活指導部、安全指導部、文化部、施設部という５つの委員会活動があり、年に２回のＰＴＡ作業の一環でベルマークの集計を行っています。また近年では施設部の皆さんが協力してベルマーク集計に当たっています。　ベルマーク収集についてですが、本校では５、６年生の児童会活動の一環として収集委員会でベルマーク収集活動を行っています。　５月にお家の方向けにベルマーク収集についてのお知らせを全校配布しました。６月に入ってからはベルマークに興味を持ってもらうためのクイズラリーを企画し、８問のクイズを廊下に掲示して全校の友だちがクイズを解いて参加をしました。　例えば「学校のベルマークで品物を買うとその（　）割りが困っている人の寄付金になります。（　）に入る数字は何でしょうか」と言う質問に３択で答えが書いてあり、子どもたちは番号を選んで問題に答えていきます。たくさん参加した学級には賞状を出します。　毎日の当番活動で「ベルマークを持ってきてください」と書いたポスターを持って校内を歩いて回ったり、各学級で呼びかけを行ったりしています。　また、後期にはベルマークをたくさん持ってきた学級に賞状を出す計画もあります。みんなで競い合ってベルマークを持ってきてもらう活動を児童とともに考えています。　収集委員会ではこのほかにエコキャップやプルタブも集めています。　こうして集まったベルマークを、毎日２時間目の休み時間と昼休みに当番活動として、周りを切りそろえたり仕分けをしたりして番号ごとの箱に入れています。番号ごとに分ける箱は大小種類あります。児童はまず切りそろえたベルマークを小さな箱に分別します。その箱がいっぱいになると、大きな箱に入れ換えをしていきます。こうして５、６年生の児童でも、仕分けがしやすく活動ができます。　集めるのはこうした児童の働きが大きいのですが、実際に集計をしてくれるのはＰＴＡの皆さんの仕事です。６月と９月にあるＰＴＡ作業の中で３０名程の会員の皆さんのご協力により、集計が行われます。　各テーブルに集計のための紙と鉛筆、電卓、小さなトレーをいくつか用意し、点数ごとに集計をしていきます。集計できたところから袋に記入して入れていきます。親子で協力して作業をしますので、数える仕事・計算などを分担して間違いがないように気を付けながら、細かい作業に取り組んでくれます。たくさん集まっている箱は分担をしないととても大変な作業になります。それでも朝の７時半から９時半までの２時間、集中して親子で作業に当たってくれます。１回当たり４万から６万ほどのベルマークが集計できます。また、施設部というＰＴＡの部会でも秋や冬になると、集計作業をお手伝いしてくれます。　こうして集められ集計したベルマークを児童会担当が発送し、その後３学期に子どもたちや先生方に購入希望品のアンケートを取って、希望の品を購入させていただいています。昨年度はサッカーボールと児童会活動で使うビブス、図書館の児童書を購入することが出来ました。子どもたちにも大変喜ばれています。　仕分けや集計作業はとても大変ですが、子どもたちは毎回丁寧に仕事をしようと、忘れずに当番活動に励んでくれます。ＰＴＡ作業では、近くのテーブル同士で協力しながら、和気あいあいと作業を進めてくれます。作業をしながら「これから、もっとベルマークのついている物を買って、しっかり貯めておかないといけないね」と親子で話をする姿も見られました。多くの方が作業に関わることで、ベルマークに対する意識も高まって行くように感じました。ＰＴＡ作業の一環なので、「外で草刈りや清掃をするより体の負担も少なく、小さい子もいるので室内でできるベルマーク集計の作業で良かった」とお話ししている方もいるくらいです。　ベルマーク収集の良さを多くの方に伝えるとともに、子どもたちのより良い学校生活を支えていくために、アイディアを出し合いながら活動を進めていきたいと考えています。
（スライドショーを使って発表）＝松本市駅前会館